みんなで食べるごはんは本当においしいのか
2024年4月26日(金)朝の6:00になりました。
涙とともにパンを食べた者でなければ、人生の味はわからない。
どうも、高倉大希です。
ごはんは、みんなで食べた方がおいしい。
むかしからずっとこの言葉に、違和感を抱いています。
もちろん、言わんとしていることはわかります。
食卓をみんなで囲んで仲良くしようと、きっとそう言いたいのでしょう。
ただ、だからといってさすがに言い過ぎな気がします。
みんなで食べた方がおいしいだなんて、思ったことはありません。
みんなで食べたところで、べつに味は変わらないでしょ。
決してそんなつまらないことを、言いたいわけではありません。
ごはんは、みんなで食べた方がおいしい。
と、みんなが思っているはずだ。
この謎の前提に、大きな違和感があるのです。
ひとりがおいしいと思ったとて、みんなが同じように思っているとは限りません。
仲良くなるために、食事をしよう。
本当は、それでよいはずです。
みんなで食べた方がおいしい。
こんなわけのわからないロジックを、持ち出す必要はありません。
おいしいと思ったのは、あなたというひとりの人間です。
隣の人がどう感じているかは、またべつの話です。
みんなで食べるごはんを、おいしいと感じる人もいます。
ひとりで食べるごはんを、おいしいと感じる人もいます。
みんなで食べるごはんを、しんどいと思う人もいます。
ひとりで食べるごはんを、さみしいと思う人もいます。
だからこそ、立ち止まって考えなければなりません。
みんなで食べるごはんは、本当においしいのだろうか。
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