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喜び 悲しみ 醜さ 美しさの結晶 生命を燃やして生き抜いた 僕の証達です。
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#ポエム

【疾走するゴンドラ】

【疾走するゴンドラ】

錆びついた巨木に実った観覧車
ゴンドラごとに異なる表情
スポーツカーの車輪の如く亜光速のフル稼働

暴風を巻き起こしながら、
叩きつけるように花弁を撒き散らしながら
至近距離のクラクションを無視して

カラカラカラカラ
 カラカラカラカラ

白い青空に充満しているドーパミンが
また黄金の雨を降らして
肉体に染み込んだアドレナリンが
風力発電を助長する。

街は灰色だけれども
台風の中で人々は舞い踊

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【義のために遊ぶ】(2024/11月ver)

【義のために遊ぶ】(2024/11月ver)

義のために遊ぶ。

煉獄の炎の中で我が身を弄ぶかの如く
極寒の風に晒されながら
琥珀の酒で身体を火達磨にして
熱いのか寒いのかもわからぬまま
漠然とした不安に視界は微睡む。

ただ……
ぼんやりと白く微笑む月は優しく香り
しかめ面のこの頬を、じんわりと緩ませた。

今もきみは泣いているのだろうか。
今はきみは笑えているのだろうか。

月はいつまで優しく微笑み
夜風はいつまで寂しく香り続けるのだろう

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【静かな優しさ】

【静かな優しさ】

「優しい」とは文字通り

憂う人の隣で寄り添うこと。

優しくしている自分が好きなのはただのお節介。

その人にとって心地よい癒しの空間を作る事が、僕が心がけている優しさだ。

 

【魂の肯定者】

【魂の肯定者】

詩とはなにか
詩とは魂の慟哭だ。

それは知性や動物性に支配されるものではない。

詩とはもっと愚かしくていじらしいものだ。

詩はもっと僕を駄目にする。

それと同じくらいに僕の魂を研ぎ澄ませる。

詩人はもっと野蛮でいいし、同時に最も貴族的でなければならない。

僕は生命の肯定者だ!

【没入】

【没入】

透き通る青い海へと落ちていく。

空が自由にスキップする頃、僕は彼女の笑顔に恋をした。

深海に花を咲かせる無垢な少女の、奔放さに戸惑っていた。

赤銅色の不協和音が響く世界の片隅で、君は透明な泡だった。

光の届かない海の底で、君はなにを思っていたのだろう。

触れてしまったら、抱きしめてしまったら

もう君はいなくなってしまうから。

ただ歌声を貴女に翳して、その儚さに一束の愛を

青風は貴女

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今日は雨☂️

今日は雨☂️

今日は雨☂️

晴耕雨読とは言うものの、時には幼い気持ちに戻って、雨の中を裸の感覚で駆け回るのもいいんじゃないかしら。

【風に1人歌い】

【風に1人歌い】

風に1人歌い
小さい灯火を眺る
ほんのりと橙色に染まった空の下
竹林から溢れる僅かな灯火
木々と戯れる鳥たちが
どこかの空へと飛んでいく
鳥たちは鳥たちと流れ行き
僕は僕を道連れにして流れ行く

藪枯らしの向こう側で絡まる泡銭の和音は
白い砂の中へと消えていき
黒板に磔にされた

命を烟に例えた彼は
どこで何を歌っているか
黒板よ、君にまた会いたい
僕はいつも空ばかり眺めていて

電線に鳥達が止ま

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【泡沫の光】

【泡沫の光】

散らばった硝子の破片に君が映し出された瞬間

時計の針に再び鼓動が宿った

灰色の雲を割った光は泡沫の中で眩く笑って、色彩の響きを僕にくれた

君が描いた空色の音色
雲の上を軽やかに飛び跳ねて
今も硝子を照らしている

水色に溶けたシャボン玉
無垢に奏でるC-dur

いつまでも
きっといつまでも

僕の中で笑っている

この音楽が君の中でいつまでも香りますように

【孤独の誇り】

【孤独の誇り】

「結局は」に僕は殺される
「つまりは」に僕は殺される
「要するに」に僕は殺される

傷だらけの体を引きずりながら
最期まで駆け抜けた魂が
貪欲な怠け者達に殺される

大地を打ち砕き続けた
血塗れの獅子の雄叫びが
システマティックな要約に
その誇りを汚される

ポピュリズムを降り注がれた獅子の魂は
「理解」によって蹂躙され
彼らは子猫に姿を変えられ
マンチカンのごとき柔らかさを以て
浅ましき人々に撫

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【咆哮の詩】

【咆哮の詩】

詩とは咆哮 咎めなきもの

自由にリズムを刻むもの

時には言葉で描いた絵画

時には静かな水墨画

時には日記 時には決意

時々で姿 変えるもの

羽ばたけ私の精神よ

私を越えて飛んでゆけ

私の知らない 私の声が 

理性の檻を突き破る

灰色の空を噛みちぎり

大地を震わす雄叫びを!!

獰猛に疾れ 言の葉よ

命を越えて 飛んでゆけ!!

【2人の散歩】

【2人の散歩】

僕にとっての生きる理由

貴女がそれになってほしい

貴女にとっての生きる理由

僕が必ずそれになる

そうして2人で生きる理由を少しずつ増やしていこう。

失うものがなにもない2人が並んで散歩をしてみれば

失いたくない愛おしい 生きる理由が横に在る

泣き顔を僕に見せておくれ

すぐに笑かせてさしあげよう

あの夕焼けの向こうにいる君よ

2人で朝を迎えよう

【蟷螂の法悦】

【蟷螂の法悦】

鏡の中で踊る蟷螂 新郎新婦による 恍惚ショー

ハープの音による 生命の描画  

銀嶺な山が赤く染まる

止まることなく 揺れるマスカット

光る海面には揺籠が浮かぶ

海一面を染める白ワイン

雲は綿菓子となり夥しい数 空を駆ける

硬い 硬い 金属質な音の羅列が

蚊柱となり青空を犯す

落ちる 落ちる 海底に沈む 金属質な音の羅列

海一面は赤ワイン 

一筋の光 弦の音 天を摩する E線

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