散歩をしていたら、サトイモの茎をもらった。 サトイモの茎は、干して「芋がら」になる。汁物や煮物の具として、古くから使われてきたので、珍しいものでもない。近畿…
思い起こせば20年も前のこと。 某文学新人賞の選評で、選考委員だった石田衣良が語っていた。 「男性は村上春樹、女性なら川上弘美の文体を真似た作品が多すぎる」 文体…
一昨日、シェルパ斉藤さんのところ(TEAM SHERPA)に久かたぶりにお邪魔した。カフェのワンプレート「野菜皿」とニャンズが目当てだった。連休最終日だから八ヶ岳帰りのヒ…
数年前、拙著『まっすぐな地平線』が、某作文コンクールの課題図書に選ばれた。光栄なことだった。しかしながら優秀作品の文集を渡されて、読んでいくうちに、気づいたこと…
はじめまして。子どもの読み物を書いています。 森島いずみです。 いろいろなことが起きて、いろいろな人がいろいろな発言をしていますね。いちばん大切で、本当のことは…
森島いずみ
2022年11月17日 23:01
散歩をしていたら、サトイモの茎をもらった。 サトイモの茎は、干して「芋がら」になる。汁物や煮物の具として、古くから使われてきたので、珍しいものでもない。近畿地方では「ずいき」という名で親しまれてきた食材で、奈良県あたりでは「お揚げさん」(油揚げ) と,いっしょに「炊く」のが定番。 サトイモは、米や麦より頼りになる。茎も葉も食べられる。どこを食べてもほんのりと甘く、栄養価にしても、ジャガイモ
2022年9月14日 21:23
思い起こせば20年も前のこと。某文学新人賞の選評で、選考委員だった石田衣良が語っていた。「男性は村上春樹、女性なら川上弘美の文体を真似た作品が多すぎる」文体を真似ることは意外に簡単だ。耳力のある人にはできる。村上春樹は学生時代から読んでいたけれど、川上弘美は読んだことがなかったので、とりあえず、エッセイ集を読んでみた。もし「神様」でデビューできなかったら、落花生を抜くのが上手な女の子を
2022年7月20日 14:25
一昨日、シェルパ斉藤さんのところ(TEAM SHERPA)に久かたぶりにお邪魔した。カフェのワンプレート「野菜皿」とニャンズが目当てだった。連休最終日だから八ヶ岳帰りのヒトたちもいて、「川で待ってて」と奥様の京子さんががおっしゃる。となりの小川におりていくと、「サンダル履いて来ればよかったな」と言いながら、間髪入れず娘はスニーカーとソックスをあっという間に脱いで、ずぶずぶ川に入った。そういうものだ
2022年7月16日 00:06
数年前、拙著『まっすぐな地平線』が、某作文コンクールの課題図書に選ばれた。光栄なことだった。しかしながら優秀作品の文集を渡されて、読んでいくうちに、気づいたことがある。「偉い人になるために、勉強しなさい」と決まり文句で子供を机に向かわせる親、そして祖父母の、なんと多いことだろう。作文の中に「アベノミクス」という言葉まで出てきたのには、正直心が痛んだ。著者は、それとは真逆なテーマで書いたはずだった
2022年7月15日 22:08
はじめまして。子どもの読み物を書いています。森島いずみです。いろいろなことが起きて、いろいろな人がいろいろな発言をしていますね。いちばん大切で、本当のことは、どこにあるんだろうね?日々の暮らしの中から、埋もれた宝物をさがしてみようか。気まぐれな空の下。かけがえのない小さくて美しい存在をさがしにいこうか。生きている。せっかく生きているんだもの。そんな日々。考えたこと、感じたこ