Fabric ファブリック

ファブリックは、企業がより革新的で持続可能な未来に向かって進むことを支援し、戦略的デザ…

Fabric ファブリック

ファブリックは、企業がより革新的で持続可能な未来に向かって進むことを支援し、戦略的デザインの構築やサステナビリティ活動が直面する、様々な課題の解決を支援するコンサルティング企業です。

記事一覧

サステナビリティを意識した生活

日本では、サステナビリティに対する意識の高さと、社会的・環境的インパクトを生む行動をする余地がある事との間に相関関係があります。これを表す日本の概念として、「余…

サステナビリティの意識

サステナビリティ意識の高い消費者の新しい価値観を理解するために、最も一般的な買い物の一つであるコーヒーを例にとりましょう。彼らは価格、品質、利便性というシンプル…

サステナビリティ意識の高い消費者

サステナビリティに配慮した購買を実現するには、購入側と販売側の双方が高い意識を持つことが重要です。企業は製品やサービスのサステナブルな側面を示す明快な社会的・環…

SJ2: はじめに

多くの企業は成長戦略を柱にビジネスモデルを構築しており、リニアな成長を求める従来の考え方はサステナビリティという新たな課題に直面し、変化を求められつつあります。…

最後に:より人間らしく

この記事は、当社の調査研究をまとめて刊行致します、「Sustainability in Japan 3: 再生型ビジネスへの道」から抜粋したものです。英語版はMediumで入手可能です。 これ…

インパクトを最大化する、プロジェクトデザインの極意

この記事は、当社の調査研究をまとめて刊行致します、「Sustainability in Japan 3: 再生型ビジネスへの道」から抜粋したものです。英語版はMediumで入手可能です。 はじ…

クラウドやAIの活用から炭素税導入まで。マイクロソフトが推進するサステナビリティ変革

この記事は、当社の調査研究をまとめて刊行致します、「Sustainability in Japan 3: 再生型ビジネスへの道」から抜粋したものです。英語版はMediumで入手可能です。 はじ…

企業の取り組みが、日本社会を変える。DEIエヴァンジェリスト、NTTの野望

この記事は、当社の調査研究をまとめて刊行致します、「Sustainability in Japan 3: 再生型ビジネスへの道」から抜粋したものです。英語版はMediumで入手可能です。 はじ…

日本の職場におけるウェルビーイング

この記事は、当社の調査研究をまとめて刊行致します、「Sustainability in Japan 3: 再生型ビジネスへの道」から抜粋したものです。英語版はMediumで入手可能です。 サマ…

再生型ビジネスへの第一歩 / 持続可能性に挑戦するコミュニティ

この記事は、当社の調査研究をまとめて刊行致します、「Sustainability in Japan 3: 再生型ビジネスへの道」から抜粋したものです。英語版はMediumで入手可能です。 サマ…

消費者の視点:業界ごとの持続可能性の現状を知る

この記事は、当社の調査研究をまとめて刊行致します、「Sustainability in Japan 3: 再生型ビジネスへの道」から抜粋したものです。英語版はMediumで入手可能です。 サマ…

個と組織のパーパスから生まれるサステナビリティ

この記事は、当社の調査研究をまとめて刊行致します、「Sustainability in Japan 3: 再生型ビジネスへの道」から抜粋したものです。英語版はMediumで入手可能です。 はじ…

日本の持続可能性変革、その転換点とレバレッジポイント

この記事は、当社の調査研究をまとめて刊行致します、「Sustainability in Japan 3: 再生型ビジネスへの道」から抜粋したものです。英語版はMediumで入手可能です。 サマ…

日本企業への期待:伝統に支配されない人材戦略

この記事は、当社の調査研究をまとめて刊行致します、「Sustainability in Japan 3: 再生型ビジネスへの道」から抜粋したものです。英語版はMediumで入手可能です。 日本…

日本企業のパーパス(存在意義)を再発見する

この記事は、当社の調査研究をまとめて刊行致します、「Sustainability in Japan 3: 再生型ビジネスへの道」から抜粋したものです。英語版はMediumで入手可能です。 サマ…

人材そのものがビジネスである ─ 発展を続けるマクドナルドの真髄

この記事は、当社の調査研究をまとめて刊行致します、「Sustainability in Japan 3: 再生型ビジネスへの道」から抜粋したものです。英語版はMediumで入手可能です。 はじ…

サステナビリティを意識した生活

日本では、サステナビリティに対する意識の高さと、社会的・環境的インパクトを生む行動をする余地がある事との間に相関関係があります。これを表す日本の概念として、「余裕」という言葉が当てはまります。 サステナビリティに対する意識で指標を上回る層は多様ですが概して「余裕」が感じられます。 世代としては、ベビーブーム世代(1953-1964年生まれ) 大企業勤務者 高所得者層 自身を女性であると認識している人 多くの働いていない人 また、サステナビリティへの意識とアクティブ

サステナビリティの意識

サステナビリティ意識の高い消費者の新しい価値観を理解するために、最も一般的な買い物の一つであるコーヒーを例にとりましょう。彼らは価格、品質、利便性というシンプルな価値観の枠組みを組み合わせ、コーヒー生産者が地域環境や雇用する人々に与える影響を総合的に認識し理解する人たちです。 ある消費者(仮に「ハナ」とします)はコーヒーをやめるつもりはありませんが、森林破壊や児童労働を伴わないコーヒー豆を探したいと思っています。このように、ハナは自分なりの「品質」基準を決めています。 ハナ

サステナビリティ意識の高い消費者

サステナビリティに配慮した購買を実現するには、購入側と販売側の双方が高い意識を持つことが重要です。企業は製品やサービスのサステナブルな側面を示す明快な社会的・環境的な価値の創出を示す必要があり、一方、消費者は、製品やサービスが与える社会的・環境的な影響について意識する事が求められます。 企業がサステナビリティをどのように自社の価値提案の中に組みこむかを模索する中、サステナビリティに対する消費者の意識や認識は、あらゆる企業の意思決定において欠かせないものになっています。しかし

SJ2: はじめに

多くの企業は成長戦略を柱にビジネスモデルを構築しており、リニアな成長を求める従来の考え方はサステナビリティという新たな課題に直面し、変化を求められつつあります。だからこそ、私たちはファブリックの重要なミッションの一つとしてサステナビリティを位置付けています。 この2022年版レポートでは、日本におけるサステナビリティに関する2年度目の調査結果を紹介しています。私たちの目標は、企業がサステナビリティへのアプローチを見直し、江戸時代から伝わる「三方よし」という言葉に表されるような

最後に:より人間らしく

この記事は、当社の調査研究をまとめて刊行致します、「Sustainability in Japan 3: 再生型ビジネスへの道」から抜粋したものです。英語版はMediumで入手可能です。 これからの従業員との関わりかた 会社は変わることができるか、社会にどんな影響を与えられるか、全てはその会社の「人」次第です。 従業員がそう思っているかは別として、彼らこそが変革を起こす原動力となります。だからこそ、人を中心としたアプローチは変革を加速させることができるのです。 全ては

インパクトを最大化する、プロジェクトデザインの極意

この記事は、当社の調査研究をまとめて刊行致します、「Sustainability in Japan 3: 再生型ビジネスへの道」から抜粋したものです。英語版はMediumで入手可能です。 はじめにUBSの社会貢献を統括する部署で、アジア太平洋地域の責任者を16年間務めてきた堀久美子氏。CSR元年と呼ばれた2000年から、法務省所管の人権センターで研究員としてキャリアをスタートし、子どもの権利やジェンダーなど国際基準の人権に日本企業が取り組むための調査研究と啓発教育に従事。

クラウドやAIの活用から炭素税導入まで。マイクロソフトが推進するサステナビリティ変革

この記事は、当社の調査研究をまとめて刊行致します、「Sustainability in Japan 3: 再生型ビジネスへの道」から抜粋したものです。英語版はMediumで入手可能です。 はじめにITテクノロジーを活用したサステナビリティ・トランスフォメーション(SX)が世界中で加速する中、その可能性に魅せられた窪田彰子さん。現在、マイクロソフトのクラウド製品Microsoft Azure (マイクロソフト・アジュール)のマーケティングマネージャーおよび同社サステナビリティ

企業の取り組みが、日本社会を変える。DEIエヴァンジェリスト、NTTの野望

この記事は、当社の調査研究をまとめて刊行致します、「Sustainability in Japan 3: 再生型ビジネスへの道」から抜粋したものです。英語版はMediumで入手可能です。 はじめに居住地に制限のない「リモートスタンダード制度」の導入、LGBTQ+のALLY会の開催、障がい者の社会参画促進を目的とした分身ロボットの活用など、ダイバーシティとインクルージョン(以下、D&I)の推進に多角的に取り組んできた日本電信電話株式会社(NTT)。そのキーパーソンとなるダイバ

日本の職場におけるウェルビーイング

この記事は、当社の調査研究をまとめて刊行致します、「Sustainability in Japan 3: 再生型ビジネスへの道」から抜粋したものです。英語版はMediumで入手可能です。 サマリー ウェルビーイングは、個人レベルと集団レベルにおける持続可能な行動にとって極めて重要な基盤であり、コミュニケーションを改善し、企業のパーパスを共有することにより従業員のエンゲージメントが向上する機会を得る。 日本の企業の従業員の多くは不満がある。それは年功序列などの構造的な要因

再生型ビジネスへの第一歩 / 持続可能性に挑戦するコミュニティ

この記事は、当社の調査研究をまとめて刊行致します、「Sustainability in Japan 3: 再生型ビジネスへの道」から抜粋したものです。英語版はMediumで入手可能です。 サマリー 革新的な取り組みを開始したコミュニティ、CSA LoopやMegloo(メグルー)は持続可能な食の連鎖を作り出す。 エコ・リフィルステーションやコミュニティ・ワークショップといった職場の取り組みは、従業員の持続可能性を強化させる。 社会に大きな変革をもたらすには、大胆な方法

消費者の視点:業界ごとの持続可能性の現状を知る

この記事は、当社の調査研究をまとめて刊行致します、「Sustainability in Japan 3: 再生型ビジネスへの道」から抜粋したものです。英語版はMediumで入手可能です。 サマリー 各産業のサステナビリティ関連の状況をみると、期待と現実にはギャップが生じているほか、取り組みに対して正当な評価が得られていないこともある。 自動車産業、飲料産業、国際的なハイテク産業などは比較的ポジティブなインパクトを与えているが、ファッション産業は十全な責任ある活動をしてい

個と組織のパーパスから生まれるサステナビリティ

この記事は、当社の調査研究をまとめて刊行致します、「Sustainability in Japan 3: 再生型ビジネスへの道」から抜粋したものです。英語版はMediumで入手可能です。 はじめに Project MINTでは、「人生100年時代に、パーパスとともに生きる大人を増やす」をミッションに、学術的知見に基づくプログラムとコーチング、コミュニティによる​「大人の自己革新」のための学びを提供しています。日本の画一的な学校教育に長年疑問を感じていた植山智恵さんは、勤め

日本の持続可能性変革、その転換点とレバレッジポイント

この記事は、当社の調査研究をまとめて刊行致します、「Sustainability in Japan 3: 再生型ビジネスへの道」から抜粋したものです。英語版はMediumで入手可能です。 サマリー 持続可能な変革は、出現、加速、安定化の3つの段階で起こり、各段階の間に転換点がある。 複雑なシステムの中で、レバレッジポイントを取り入れることで、最小限の入力で大きな出力を生む機会が得られる。 消費者が開拓に関心を寄せる分野:再生可能エネルギー(33.7%)、持続可能な住宅

日本企業への期待:伝統に支配されない人材戦略

この記事は、当社の調査研究をまとめて刊行致します、「Sustainability in Japan 3: 再生型ビジネスへの道」から抜粋したものです。英語版はMediumで入手可能です。 日本に残る伝統的な体質を持つ企業日本の伝統的な企業における慣習の中には、若い世代から否定的に受けとめられるものも多くありますが、海外の企業が採用することができる伝統もあり、学ぶ点も多くあります。 日本は創業200年を超える企業が世界で最も多い国です。明治維新から第二次世界大戦以降の復興、

日本企業のパーパス(存在意義)を再発見する

この記事は、当社の調査研究をまとめて刊行致します、「Sustainability in Japan 3: 再生型ビジネスへの道」から抜粋したものです。英語版はMediumで入手可能です。 サマリー 日本企業のPurpose(パーパス)に対するアプローチは欧米企業と比べると、より内包的、創発的、つながり重視、コミュニティ主導型といった傾向が見受けられる。 サステナビリティの本質を取り違えた事例もありますが、「パーパス」の意味合いをビジネスに組み込むことによって、より本格的

人材そのものがビジネスである ─ 発展を続けるマクドナルドの真髄

この記事は、当社の調査研究をまとめて刊行致します、「Sustainability in Japan 3: 再生型ビジネスへの道」から抜粋したものです。英語版はMediumで入手可能です。 はじめに 「おいしさと笑顔を、地域の皆さまに」をパーパスに掲げるマクドナルド。全国に約3,000ある店舗に年間のべ約14億人のお客様が来店し、約10万人のアルバイトをはじめとするスタッフが質の高いサービス提供しています。その秘訣を、日本マクドナルドのチーフ・ピープル・オフィサーである斎藤由