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女性の発達障害について考える⑨発達障害女子はガールズトークが苦手?

ガールズトークは難しい…


Ⅰ.「ガールズトーク」って苦手!

ASD女子の抱える悩みの一つに
「ガールズトークが苦手」があります。

私自身もガールズトークは
あまり得意ではありません。

ASD女子は男性脳に近いと言われており
目的を持った会話を好む傾向があります。

ガールズトークは基本
「目的が明確でない会話」なので

大勢が共感する話に興味が持てなかったり

「どこが面白いんだろ?」
疑問を感じたりします。

時には
「○○さんって普段何してるの?」など
プライベートを詮索されたりするため

ASD女子は
「そんなこと聞いて何が面白いの?」
不思議に思います。

ちょっとしたことや些細なことを
あれこれ聞いてきたり共感したりすることに

ASD女子は付いていけず
特に苦手意識を感じてしまいがちになります。

Ⅱ.ASD女子がガールズトークを苦手に感じる理由

ASD女子が
ガールズトークを苦手に感じる理由の1つに

【共感の苦手さ】が影響していると
考えられます。

ASDの特性に
社会的文脈を読むことの難しさがあります。

例えば

相手の言葉を言葉通りの意味で
真面目に受け取ってしまいやすい
ため
冗談が通じなかったり傷つきやすくなります。

他には
相手の立場に立って想像することの難しさから

相手の気持ちに共感しながら
話を傾聴することが難しい
場合があります。

一方でASDさんは共感が苦手な反面

論理的に考えること
理屈で理解することは得意です。

しかし、女性は男性に比べて
共感してもらえることに喜びを感じやすいので

会話で共感が得られないと
「自分のこと分かってくれないな」
思われる可能性は高くなります。

ガールズトークで躓きやすいと
人間関係が上手くいかなくなってしまう
要因に繋がりやすくなるのです…

Ⅲ.私とガールズトーク

ガールズトークにおける私の特徴は
以下になります。

  • 話をするのは別に嫌いではない。

  • 興味のない話題、よく分からない内容の話題だと「?」になる。

  • 途中で飽きる。

  • 早く帰りたい。

  • 自分のことをどう話したらいいか分からない。「なんでそんなことに興味があるの?」と思う。何を話せばいいか分からない。

ガールズトークは私も苦手です。

話をすること自体は嫌いではないのですが

話し始めたら少しして
「早く帰りたい…」となります。

「なんでそんなことに興味があるの?」と
話についていけないこともしばしばで
終わったあとはどっと疲れます…

他に、職場の人と雑談しますが
内心苦痛に感じることもあります。

他の人達が
普通にガールズトークしている光景を
見ているとコンプレックスを感じます。

「本当は私もあんな風におしゃべりしたいのに他の人みたいにおしゃべりできない」

というネガティブな感情が浮かびます…

女性の会話は
基本「共感」が求められるんですよね。

ASDさんは
「会話の文脈を読むのが苦手」
という特性があります。

他に場に合わせた会話が苦手だったり
会話を広げたりするのが苦手だったり

など様々です。

ASD女子はその影響から

ガールズトークができないことについて
苦手意識やコンプレックスを
抱いてしまいがちになりやすいのです。

Ⅳ.「聞き役」に徹する

そこで私が
相手と話をする時に取っているのは
「相手の話を聞く」ことです。

話をする時は
大抵聞き役に回ることが多いです。

相手の話を聞きながら
時々「うんうん」「そうなんだ」など
相づちを打ちます。

相づちするだけでも、相手から
「自分の話を聞いてくれているんだな」
好印象を持ってもらえます。

自分から色々話に行くよりも
まず相手の話を聞くことから始めることが
ASD女子にオススメだと思います。

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