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徒然コラム

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日々思うことをつらつらと。
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#日記

京都の洋館を紹介するZINEが作りたい!polcaに初挑戦します!

京都の洋館を紹介するZINEが作りたい!polcaに初挑戦します!

これまで連載で紹介した京都の洋館の記事を再編集。

あらためてその魅力を見て知って楽しめるZINEを作りたいと考え、先月末からスタートした初クラウドファンディング・ポルカ。

現在21人以上の方にご支援していただき、目標金額6万円に対し、現在は3万6500円で、達成率はなんとか60%をこえたところ。

皆さま本当にありがとうございます!!

そして、ついに残り2日となりました!

最後まで、ご支援

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クリスマスにまつわる思い出(2)「クリスマスが好きになる魔法」

クリスマスにまつわる思い出(2)「クリスマスが好きになる魔法」

23歳のクリスマスの日のことは、よく覚えている。気の置けない女友だちとロームシアターのライトアップを見に行って、そのあと私が一人暮らしをしていた小さな部屋で一緒にお酒を飲み、友だちはそのまま泊まっていった。

そして明け方、家の電話が鳴って、母親から妹が交通事故で死んだことを知らされたのだった。

だから、私にとってはクリスマスは妹の命日である。

以来、クリスマスが近づく12月になると息が苦しく

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頑張る大人たちへ〜寒い朝になると思い出すこと〜

今の古家に引っ越してきた初めての冬。3歳の息子は本当によく泣いていた。何でこんなに泣くんだろうと悩み、あれこれ機嫌をとって、その原因を取り除こうとして試みたら、「寒いから泣いている」ということが分かった。

寒いから泣く?!

そんなことがあるのか。赤ちゃんが眠いと泣く、お腹が空くと泣く、そのくらいは分かっていたけど、まさか3歳児が寒くて泣くとは(それで薪ストーブをつけたようなところもある。なんせ

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ちょいちょい失敗する「 ちょっとダメなお母さん」くらいがちょうどいい。

ちょいちょい失敗する「 ちょっとダメなお母さん」くらいがちょうどいい。

私の母は、完璧な母親だった。

何を持ってして「完璧」というのか分からないけど、子どもの頃の私はそう思っていた。

家事を完璧にこなし、亭主関白の父親を立て、小学校の役員も何かしていたような気がする。人の悪口は言わないし、誰とでもうまく交流する。子どもより遅く寝ているのに、私たちが朝起きるともう起きていて、すでに朝ご飯の用意ができている。いつ寝ているんだろうと子ども心に思っていたし、思い出すと、い

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クリスマスにまつわる思い出「生涯たった一度きりのサンタさん」

クリスマスにまつわる思い出「生涯たった一度きりのサンタさん」

私がサンタを信じていたのは、わずか3歳までだった。

3歳のクリスマスの朝、枕元に「キノコの山」だか、「タケノコの里」だかのおやつが一箱置いてあって、「サンタは本当にいるんだ!!」って、ものすごーく嬉しかった、あの感覚はまだ強烈に覚えている。

その後、なぜサンタさんはいないと知ったのか忘れたけど、私はいつのまにか母親と一緒に妹や弟のクリスマスプレゼントを買う側になっていた。

お姉ちゃんの私だけ

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京都から発信!お茶と日常を旅するマガジン「Teapot Mag.」がスタートしました!

京都から発信!お茶と日常を旅するマガジン「Teapot Mag.」がスタートしました!

こんにちは!京都で活動するライターの江角悠子(@ezu1030)です。

「お茶を通じて、いつもの暮らしを旅するように楽しもう」

そんなコンセプトのウェブマガジン「Teapot Mag.」(ティーポットマグ)が、八十八夜の5月2日に公開されました!

私は編集長として運営に関わらせてもらうことになり、今、改めてお茶の魅力についてどんな風に伝えられるかなと日々考えています。

さて、初投稿の記事は

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#010 虹の滑り台

#010 虹の滑り台

今朝、娘を保育園に連れて行く途中で、虹が見えた。
虹を見るなんて久々で、娘と一緒にきれいだねぇと言っては眺めていたら、雨の多い島根ではわりと頻繁に見ていたことを思い出した。高校生の頃、自転車通学しながら、虹が出るとちょっと自転車をとめて空を眺めていたなぁ。あの頃と同じように空を見上げたら、一瞬、高校生の頃の自分に戻ったような気がして何だか胸がいっぱいになった。

虹を見るともう一つ思い出すことがあ

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#009 思い通りに動かす

#009 思い通りに動かす

今年に入ってから朝ヨガをするようになった。
ヨガをした日は、1日がすごく気持ちよく、
物事がスムーズに運ぶような気がするのだ。
それは私が私の人生をうまくコントロールで来ているような心地よさ。

ヨガをしていると、自分の身体なのに
こんなにも思い通りに動かせないのかということに驚く。
小さな一畳もないスペースの上で、
こんな小さな世界で自分ひとりしかいないのに
それでも思い通りに動かせないもどかし

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#008 切なさ満載…夏の終わりに聴きたい曲

#008 切なさ満載…夏の終わりに聴きたい曲

amazonプライムミュージックで、
夏の終わりに聴きたい曲特集っていうのがあって、
その中にあったフジファブリックの
「若者のすべて」という曲にドハマりしている。

フジファブリックのことをほぼ知らなくて、
映画モテキで使われていた「夜明けのBEAT」をいいなと思って、
ときどき聴いていたくらいなのだけど。
「若者のすべて」という歌の、歌詞もメロディーも歌声も切なくて、
今の時期に聴いたらなんて

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#006 取りに行く人生

#006 取りに行く人生

子どものころは、誰かが何とかしてくれないかなぁって待っている人生だった。アイドルに憧れたとしても、自分からオーディションに行くわけでもなく、誰かが私の魅力に気付いてデビューさせてくれないかなぁとか、好きな人ができても告白するでもなく、いつかあっちから告白してくれないかなぁとか、そんな感じのただひたすら待つ、受け身の人生。

そんな大げさなことではなく、例えばA子ちゃんとBちゃんが一緒に遊んでて羨ま

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♯002 言わないと伝わらないよ。

♯002 言わないと伝わらないよ。

昨日、夫が肩胛骨あたりが痛い、 しばらくすると
首が回らなくなったと言い出したので
頼まれるまま背中に湿布を張ってあげた。

貼り終わったあと夫が「縦に貼った?」と聞くので
いいや、横。え?なんで?
え、なんで?ってか、何が何で?
ふつう縦に貼るでしょ。
え?じゃあ、そう言ってよ。
言わなくても縦でしょ。よりによって何で横?
いや私の普通は横だけど。

…みたいな押し問答の挙句

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#001 思い出してもらえる人

#001 思い出してもらえる人

先日、某社のディレクターさんから、
仕事をお願いしたいので、私の友人●●さんを紹介してほしい、
という電話があった。

何でも、今お仕事をお願いしている方は、
依頼通りの仕上がりにならず、
クライアントさんからなかなかOKがでない、とのこと。

仕事内容を聞くと、その仕事は私の友人にぴったり!
というか、●●さん以外いない!と思って即つないだのでした。

結局、スケジュールの日程やそのほかさまざま

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「どうやったらライターになれますか?」に対する私なりの答え。

「どうやったらライターになれますか?」に対する私なりの答え。

3年前にブログで書いたものです。
今も時々読まれているようなのでこちらでも。

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先日ブログで、「どうやったらライターになれるんですか」 と、
時々聞かれると書いたところ、
「それ、私も知りたいです」っていう方がいらしたので、
ちょっと書いてみようと思います。

まぁ、答えはとてもシンプルで、どうやったらライターになれるかというと、「ライター」の肩

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自分には才能がないと落ち込んだときは。

自分には才能がないと落ち込んだときは。

先日「良いライターってなんだろな」という記事を書いた。

このとき、久々に原稿に大幅修正が入ったことで、
「あぁ、私って文章書く才能ないんだわ」って
しばらく落ち込む日々が続いた。

みんな、自分の才能がないって思ったとき、
どうやって立ち直ってるんだろうと思って、
カフェにバイトに入った日、店長に聞いてみた。

料理の才能がないって思って落ち込むことありますか?

と。そして店長がつぶやいた、

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