愛は日常の繰り返しだと気づいたって話
新しい家を買ったらもれなく家族愛と丁寧な生活が付いてきて急に日常がキラキラするわけなんかなくて、スーパーの感謝品で花束をもらったはいいけど前家の物はほぼ処分してしまっていたのでどうやって飾ろうかと悩んだ末に選んだ花瓶はペットボトルで、例えば欲しいものを手に入れた途端に執着しなくなるのはあるあるなんだけど、じゃあ目に見えないものはそれを証明できるかと言えば自分のものになったと実感することの傲慢さはただの甘えとは言い難くて可愛くない。私は家を買ったけど、愛は