美容業界の未来

ソーシャルディスタンスとは人同士が2m距離を開けるという取り組みなのは皆さんご存知の通りで、この呼びかけにビビっているのは実は美容業界の人たちではなかろうかと思っています。少なくとも私はビビってます。

だって、そんなことしたら仕事ができない。これからサロンオープンする私、どうするんだ。

一部の超有名ヘアメイクさんなら、例えばコスメのプロデュースだったりYouTubeなんかで人に触れずして(バーチャル)稼ぐことができるけれども、本来美容を生業とする者は、己の技術を提供することに意義があって、人に触れること(リアル)が仕事なのである。

SNSでは自宅でできる美容法を紹介するのが主流になっているけれども、飽和状態だしそれを続けていても生活できるわけではない。

ピンチなのです。あぁもう本当にピンチ。

あと1〜2年は自粛生活が続くだろうし、バーチャルだけで生活が成り立つ日もそう遠くないとしたら、よりスムーズに会話ができるようにアプリの機能が良くなるだろうし、映っている部分は主に顔だと思うけど、映像でもメイク加工や修正機能が今より進化してめちゃくちゃ良くなるかもしれない。とすると、きれいになりたいっていう概念がウィズコロナ時代で変わっていくかもしれないなと思うのです。

こちらの写真は24時間赤ちゃんのお世話をしている母親です。(寝起きの私です)
アプリのクオリティ!作った人ほんと神!

そして、一般の人たちの清潔水準が高まって、人に触れたり触れられたりすることの意識は変わっていくはずだし、美容は嗜好じゃなくて芸術に近いものになるかもしれないし、それこそ健康に重きを置くかもしれない。美への欲求の質が変わる以上、サービスとしての美容の在り方を時代に合わせていかなきゃと思う次第です。

余談ですが、美容室(マツエクサロンも含む)は美容師法に基づいて保健所の許可をもらって営業していて、感染症対策ができている施設だということは知っておいてほしいです。アフターコロナでは安心して利用できると思います。

時を戻しますね。
気になるのは、感情の部分がどう変わっていくのかはすごく興味深くて、バーチャルの世界が浸透して他者に気軽にアクセスできるようになったとしても、寂しさは埋められないんじゃないかと思ったりします。なぜなら、人の温もりはリアルには敵わないから。
看護の世界ではタッチングという技術があって、触れることで苦痛の緩和や安心の提供に繋がるのだけど、バーチャルでカバーできるのかなって。マッサージ屋さんやエステ屋さんも同じだと思っていて、アフターコロナはそういった部分が試されるでしょう。

私はリアルにこだわりたい。新しいリアルのスタンダードを模索する1年になりそうです。

リアルとバーチャルの話は、幻冬者の箕輪さんのYouTubeから引用いたしました。大変タメになりますので、皆さんもどうぞご覧くださいませ。

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aya@幸せを呼ぶ顔をつくる人
鳥取市/小顔マッサージとマツエクetoile
R3年4月オープン予定です。
お問い合わせはLINE(@abs3373s)にお願いいたします。
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