厄介者は誰だ。

トラブルメーカーと呼ばれる人がいる。なぜかその人と関わるとトラブルに巻き込まれてしまう。無意識レベルで人の優しさに甘えてしまう人に多いように感じる。悪く言えば優しさにつけ込む、といったところだろうか。そのレッテルを貼られると途端に誰も近寄らなくなる。トラブルメーカーを悪者にすることは簡単だけど、本質は違う気がする。

優しさを提供する側がたとえ純度100%の善意だとしても承認欲求がゼロとは言いがたいし、甘える側は愛情に飢えているとしたら、それは立派に共依存が成立するのだ。人間関係に役割があるとするならば、誰が悪いというものではないと言える。2人だけの世界に没頭できるなら、これ以上に幸せなことがあるだろうか。

それなのに誰も寄り付かなくなるのは他者への共感性が低いことや人付き合いが上下の関係性でしか保てないからではないかと思う。

甘えるか見下すかの二択で社会生活を送り続けることの不安定さは否めないし、人間性の未熟さは年齢を重ねるほどにアンバランスさを隠しきれずに無駄に高くなってしまったプライドとともに生きづらさを増幅させる。

前提として、人はどうしたって1人では生きていけないし甘えてみたいし助けてほしいし愛してほしい。その表現方法は驚くほど千差万別で他人には理解しがたい形のものだって存在する。言えるのは、ただ愛が欲しいだけなのだ。

厄介なのは人じゃなくて、愛なのかもしれない。

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