人生詰んだ私が思考を変えたら幸せになれた話

社会人になった頃の話ですけれども、その頃の私は自分を中心に世界が回っていて、なんでも思い通りイージーモード全開の生意気な小娘でした。

それがひっくり返ったのが離婚したときでした。23歳の時でした。
自分が全て正しいと思っていましたから、相手を否定ばかりして(相手も相手だったけど)全く歩み寄ることができず、結婚生活は1年も持ちませんでした。
乳飲み子と無職の私、社会から分断されたような孤独感を味わいました。
なぜ私がこんな目に遭わなければならないのだ、この先もう幸せになれない、などと考えては毎日缶ビールを飲みながら泣きました。ネガティブになればなるほど、アルコールを摂らなければ眠れなくなりました。
心配した友達がメールをくれても素直になれなくて、意地の悪い返信をして困らせました。自己嫌悪になり、人に会うのが怖くて外に出なくなりました。いよいよ心配した友達が飲みに誘ってくれたときは、髪の毛はボサボサのまますっぴんにスウェットを着てフードを深く被り不幸な女そのもので、飲み屋街を下を向いて歩きました。
それでも持ち前の責任感から、産んだ子を育て上げなければならないという使命が、生きる糧になっていました。というより、死ぬことは許されないと感じていました。

強制的に生きることを続けざるを得なくなった私は、この真っ暗な世界から抜け出す方法を考えました。
まず、自分がしてきた悪業を振り返ることから始めました。他人を傷つけたことや、どんな行動が良くなかったのかを振り返りました。体に穴が開くんじゃないかと思うほど自分自身を見つめました。もう本当に嫌なところばっかり見えてくるんです。苦しくて苦しくて死にたくなりましたが、ここで考えることを止めたら何も変わらないと、なんとか自分を奮い立たせました。この気づきがあったからこそ、後の行動の変化につながったのだと今になって思います。一つ例を挙げると、私は依存心が強くて人に寄りかかってしまう癖があることに気づきました。シングルマザーとして生きていくためには自立が必須ですので、この癖を克服しようと決めました。具体的には決断力を持つこと、1人で行動すること、つまり、自分軸を持つことを意識しました。
自分のことが理解できるようになったら、全部ひっくるめて自分を認めて許す作業を繰り返しました。まだこの段階では自分のことが嫌いだけれども、ただひたすらに「ダメな自分」を許し続けました。
そうしていると、「ダメな自分」が「ダメなところも愛おしくてかわいい自分」に変化しました。
そして、私を心配して気遣ってくれた人たちに申し訳ない気持ちと感謝の気持ちが出てきて、その人たちが困っていたら全力で助けようと心に誓いました。
このように、私の場合は主に人間関係へのアプローチで思考が変化して行動を変えることができました。もしかしたら、周りの人たちは私をちょっと近寄りがたい人だと思っているかもしれませんが、私にとってはいい距離感を保てているのです。
その成功体験の積み重ねがあって、自分を好きになることができました。
自分のこと好きって、自分を大事にしている感じがして、私はとても気持ちがいいです。

伝説のアイドル、元モー娘。の道重さゆみさんの名言をご紹介します。
「10代はかわいい。20代は超かわいい。30代は超超かわいい。劣化という言葉は私にはなくて、常にピーク。だから今までで今日が1番かわいいんですよ。」
これですよ、自分軸の大切さが分かりますよね。外野の意見は関係ありません。このブレない思考が彼女の魅力であり、多くのファンに支持される理由だと思います。

人は変われます。ただ、そのための努力は必要です。辛くなってしまうかもしれません。でも踏ん張るのです。変われた先には、必ず幸せがありますから。

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