eriko_magake

関西在住の看護師。 日々の生活や仕事で、感じた事を不定期に与太話的に書き綴っていきます…

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関西在住の看護師。 日々の生活や仕事で、感じた事を不定期に与太話的に書き綴っていきます。 書くのも読むのも好き。 色んな人と繋がっていきたい! Instagram(ユーザーネーム: plaisir_eriko.m)

最近の記事

大人傘を持ち歩けるまで

雨模様だ。 出勤時には、玄関から傘を持って家をでた。 いつもの傘。 コンビニで買った、世の中に100億本くらいあるだろう透明傘。 そのうちの9本をわたしは所有している。 そして、忘れ物センターには100万本くらいあるであろう透明傘。 そのうちの5本くらいは、私が所有していたものだろう。 透明傘が大好きで、立ち寄ったコンビニで必ず購入し、各コンビニの透明傘の違いがわかるレベルのコレクターとかじゃないし、そうなりたいとも思ってない。 別に透明傘が好きな訳ではない。 だがしかし

    • The film -フィルム-

      ねえ、どうして? どうしてなの? どうしてなのかな? 私、何か悪いことした? やっちゃいけないことしたのなら、あやまるし、これから気をつけるよ。 教えてよ。 だって大事だもん。 二度と同じ過ちを繰り返したくないの。 大切にしていきたいと思ってるし、ずっと長く一緒が良いなって思ってる。 なのに、気づけばいつもこうなってるよね? 悲しいよ。 どうしてなんだろ。 また・・・こんな風になっちゃったんだなぁ・・って思うの。 大切にしてるつもりが、そうじゃなかったんだ

      • 5月と6月

        かれこれ、半年ほど前のまだ寒い時期に、毎週、もとい、毎月noteを書いていこうと目標を立てたのに、5月は見事に1回も書かず仕舞いで過ぎてしまった。 note的に本当に5月ってあったのかな? 自分に都合の悪い記憶は一刻も早く消去する事を信条としている私は、もはや、5月は空白の1ヶ月になっている。note的に。 ゴミ箱に移動させた記憶を、少しだけ呼び起こしてみると、「ああ、浮かれて遊び呆けていたな」と思う。 「医療従事者なんだから、遊びに行ったりしてコロナ陽性とかなるんじゃねー

        • 世界一平和なテレビ

          私には、何年も前から毎週録画しているテレビ番組がいくつかある。 今や、TVerやHuluなどといった「便利極まりない時代だねコンテンツ」が軒を連ねており、レコーダーの必要性がだいぶ薄らいでいるのは理解している。 当時、最先端だったBlu-rayレコーダーを意を決して購入したのに、今となってはBlu-rayという言葉すら死語に思える。 それでも、私にはずっと前から慣習的に録画を続けている番組があるのだ。 なんだか、Blu-rayレコーダーを愛してやまない人みたいになっている

        大人傘を持ち歩けるまで

          Bさん[50歳代、男性]

          以前(だいぶ前)、看護師をしてきた中で出会った患者の一人の事を書いた👇👇 久しぶりに、看護師人生の数少ない思い出エピソードを綴っておこうと思う。いくつかあるものを不定期に。 看護師15年目くらいだったか、正確には覚えてないが、消化器内科と呼吸器内科の混合病棟で働いていた事がある。 その病院は田舎にあり、都会にある大学病院のような先進的なことはやっていなかったにせよ、地域住民の健康維持は割と担っていた。 その職場で仕事をしていたとき,一人の患者が入院してきた。年齢は50

          Bさん[50歳代、男性]

          診察待ちの間に

          仕事おわり。 今日の夜勤は落ち着いてて良かった。温存できた充分な体力と共に整形外科の受診に行ける。 ここ数ヶ月、どうも左の膝の調子が悪い。ずっと痛みが続くのだ。 湿布を貼ったり、痛み止めを飲んだり、病院(の待ち時間)が嫌いな私は、全力で誤魔化して今まで先延ばしにしてきたが、やはり苦痛だし日常生活にずっーとちょっーとストレスを抱えていくのが嫌になり、診察を受けることにした。 ネットで予約を取る。9:45受付開始で、9:50にページを開き予約を試みる。すると、診察中2番、お待ち

          診察待ちの間に

          お酒とアテのあれこれ。 

          自分で言うのも何だが、私は酒好きだ。 一時期に比べれば、その勢力はかなり弱まった。盛者必衰だ。それでも、割と強めには飲める。諸行無常だ。いや、違うな。 お酒が飲める事を武器にして、イキリたいわけではない。武器になってるようでなってないし。 ただ、人生においてお酒に頼りに頼って、現実から逃げに逃げまくった結果、尋常でない量のお酒を飲んでいたという時期がある。 その頃の飲み方は常軌を逸していたと思う。 とにかく酔いたくて、酔ったら酔ったで、この楽しい時間が終わるのが嫌で、「帰

          お酒とアテのあれこれ。 

          春眠暁が本当に覚えられない

          眠い。 ここ最近、本当に眠い。 「春眠暁を覚えず」とはよく言ったものだ。 まさにそれ!ホンマそれ!と思う。 私としては、孟浩然よ!よくぞ言ってくれた!てな感じで、ここぞとばかりにこの漢詩を乱用している。 人生で何回使ったか分からないほどだ。 きっと孟浩然も、そんな使われ方をされるのは不本意だろう。 生きている時代が違っていてよかった。 偶然にも街中で出くわしたら、まあまあな勢いで怒られそうだ。 サプライズ的に「いつもありがとう!」みたいな感じで、LINEギフトのスタバチケ

          春眠暁が本当に覚えられない

          3月の朝にパンの耳

          いつものように出勤していた。 最寄り駅で電車をおりて、10分そこそこの道を職場に向かって歩く。 見慣れた風景だ。見慣れすぎて安心しか無い。 少し寒いが天気は晴れていて、程よく照る太陽が心地良い。ぼちぼち春だなぁとか思っていた。 もう少しで職場に到着するかという道すがら、私は歩道に落ちたパンを見つけた。 ん? パン? 一目でパンと分かるくらいに形を成しているパンが、そこに落ちている。 明らかにパンだ。 食パンだ。 そう、パンダ。 パンダ? これは珍しいことなのだろうか?

          3月の朝にパンの耳

          最近のはなし

          やばい、ちょっと気を抜いたら、noteを書いてなかった。 ここ最近、なんだが仕事がバカみたいに忙しくて、仕事行く→帰ってくる→おなか減ったけど作る気ZERO~→ウーバーイーツor出前館に頼る→ソファで寝落ち→起きて急いでシャワー浴びて仕事行く、のサイクルから抜け出せずにいた。なんなら、仕事行く→帰ってくる、の段階でウーバーイーツアプリを開き、家に到着したら待たずにジャンクフードをむさぼれるように計算して注文したりしていた。堕落しきっている。 堕落ついでにいうと、仕事が忙しす

          最近のはなし

          3.11

          1日遅れだ。 そこがまた私っぽい。 3月11日に書き上げられなかった。 そういうとこだよね。 私のそういう所を、私は理解しているつもりなので、私はこんな私とずっと付き合っていく。 覚悟はできている。 11年前。 もうそんなになるんだな。 私は大阪の病院で仕事していた、よく覚えている。 仕事から帰って、家でテレビをみると東北地方が悲惨なことになっていた。 家で一息ついている私と、あまりに状況が違いすぎて、全然リアリティを感じなかった。 だが、時間と日にちを経て、毎日毎日伝え

          発売して欲しいもの

          以前、「HOTの水(=お湯)を売って欲しい」という記事を書いた。 (記事はこちら👇) 実は、それ以外にも3つほど販売して欲しいと思うものがある。 「かけると全てがスケスケに見える眼鏡!」とか「かぶると姿を隠せるマント!」みたいな、ハリーポッターの世界にしか存在しないような、あり得ないものを販売してくれと言う話ではない。 なぜ販売されていないのだろう??という、私の超個人的すぎる需要を、さも世の中の多くの人達が求めているかのように、販売側の事情なんて考えもせず、勝手に上から

          発売して欲しいもの

          聞くか。読むか。

          この前、友人とこのnoteの話をしていた。 その時、友人はPodcastで色んな人の話を聞くのが好きなのだと言っていた。 「だって、聞く方が圧倒的に楽でしょ!」と、豪語していた。 たしかに、文章を目で追って読むより、流れてくる声を聞く方が楽なのかも知れない。 だが、私は「何か面白そうな話あるけど、聞くか、読むか、どっちが良い?」と聞かれたら、読む方を選ぶと思う。 なんでかなー?と思って、私が本に関わるようになった記憶を思い出せる限り幼少期から思い出してみることにした。 保

          聞くか。読むか。

          強いアルファベットとは?

          職場に、私の大好きな友人がいる。 この友人は、私よりいくつか歳下で、仕事をテキパキこなす、所謂「仕事のできる人」だ。 彼女から発信される、私の頭では到底考えつかないような発想に私はいつも驚かされ、そしてすごく面白い。 なので、私は彼女と話をするのがとても好きだ。 先日も、なぜなのかありえない向きで印刷された20枚程の研修資料の束をどうやってホッチキスでとめるか、という議題で熱く語り合った。あれは面白かった。 今思い出しても、顔がほころぶくらい面白かった。 随分前だが、そん

          強いアルファベットとは?

          電車のシートが幸せすぎる。

          今日も夜勤明けだ。 看護師は慢性的人手不足な上、コロナ禍で出勤できるスタッフが日に日に減っており、ここ1ヶ月くらい、私は夜勤専従というひたすら夜勤のみをこなす人員として仕事をしている。 朝の早起きが苦手な私としては、夕方から出勤できるこの勤務はさほど苦では無い。 ただ、現場はクソが付くほど忙しい。 人手が足りない状況に加えて、やれ「患者さんが熱発している」だの「感冒症状は?」だの「PCR検査を」だの、てんやわんやしている。 でも、働く機会さえ奪われてしまった人達からすると、

          電車のシートが幸せすぎる。

          ゆけ!ロボロック!

          先日、ドラム式洗濯乾燥機を購入したという記事を投稿した。(記事はコチラ👇) その時、衝動的に買ってしまった家電がある。 「ロボット掃除機」だ。 「ロボット掃除機」なのか、「掃除機ロボット」なのか、正式な呼び方はよく分からないが、「掃除機ロボット」だと、ドラえもんの道具感が急激に増す。 そう考えると、時代は着実にドラえもんの世界観に近づいているのだなぁと思えたりする。 そのうち、どの家庭にも猫型ロボットが押し入れに寝泊まりする時代がくるのかもしれない。 だとすると、世の中のど

          ゆけ!ロボロック!