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ゆけ!ロボロック!



先日、ドラム式洗濯乾燥機を購入したという記事を投稿した。(記事はコチラ👇)


その時、衝動的に買ってしまった家電がある。
「ロボット掃除機」だ。
「ロボット掃除機」なのか、「掃除機ロボット」なのか、正式な呼び方はよく分からないが、「掃除機ロボット」だと、ドラえもんの道具感が急激に増す。
そう考えると、時代は着実にドラえもんの世界観に近づいているのだなぁと思えたりする。
そのうち、どの家庭にも猫型ロボットが押し入れに寝泊まりする時代がくるのかもしれない。
だとすると、世の中のどら焼きは爆発的に需要が高まりそうだ。
今のうちから、どら焼き屋をOPENさせておこうかな。
ちなみに、私が欲しい秘密道具No.1は「トカゲロン」だ。実用性重視。めでたく手に入れる事ができたら、札束に使ってお金を量産してやろうと考えている。これが大人だ。
「私は、雲固めガスが良い!」などと言える心はとうの昔にどこかに落としてきてしまった。
このままだと、ドラえもんの道具について書き綴ってしまいそうなので、話を戻す。
またいつか、タイミングをみてドラえもんの秘密道具について書いてみようと思う。



前回も書いたが、私の中のぼちぼち買い替え家電ランキングでは、1位が洗濯機、2位が炊飯器、3位が電子レンジ、4位が掃除機だった。

掃除機は4位。
優先順位的には、買い替えるのは早くて今年の年末くらいの順位だ。下手したら、「使えない事はないんだよなー」とか思って、ウダウダしているうちに2年くらい使い続ける可能性のある順位だ。

でも、先代の掃除機の吸引力の弱さに「おいおい、やる気あんの?」と苛立ちを覚えていた私は、新しい掃除機にかなりそそられていた。
勝手に掃除してくれるという部分にも。
こういう気持ちの時に、人は浮気をするのかも知れない。


自分で掃除機をかけるのは嫌いではない。そのあと、クイックルワイパーでフローリングを拭くのも嫌いじゃない。目に見えて綺麗に変身していく床にテンションが上がる。そんなに汚してるつもりは無いのに、クイックルワイパーで拭くと、なかなかどうしてシートが黒ずんでいる。2枚目に交換せねばならぬ程に。
いつの何の汚れ??
ただ生活しているだけで、こんなに汚れるんだなぁ。。と当たり前なことを意味深につぶやいてみる。いつか、色紙に個性的な字面で書いてみようか。誰かの仕事デスクの傍らや、居酒屋のトイレなんかに飾られるかも知れない。


ただ、嫌いで無くても一通りの掃除をしようとすると、そこそこ時間がかかる。
なので、「掃除にかかる時間が省けるなら!」「同じお金を払うなら!」と、自らの労力をかけずとも部屋が綺麗になると言うマシンを手に入れようと思ったのだ。
しかも!!
なんと!!
拭き掃除までしてくれるというのだ!!!!
ふ、ふ、ふ、拭き掃除までぇえぇえぇー?!
なんとありがたい。
便利すぎるではないか!

私の知っている掃除機より数倍価格は高いが、ドラム式洗濯乾燥機を購入して気分が高揚していた私は、スーパーで牛肉を買うくらいのテンションでロボット掃除機を購入した。
ギャンブルにのめり込む心境ってこんな感じなのか?・・・うん、全然違う気もする。

3日後、ロボット掃除機が届いた。

まず、アプリとの連携、セッティングが気がかりだった。ITオンチの私にできるのか?
だが、意外にも簡単にセットできた。
本当に便利が止まらない。どこまでも。
まずは充電させてからとのことだったので、そのようにする。
「充電中です」
しゃべった!!笑
噂には聞いていたが、年齢で言うと20代後半から30前半くらいの育ちの良さそうな女性が、事あるごとに喋ってくれる。

数時間後、ドキドキとワクワクを併存させながら、いざ起動!!
「掃除を開始します」
また例の女性が喋ってくれる。これから長い付き合いになるのなら、この女性の呼び名を決めた方がいいのだろうか?

動き出した掃除機は、クルクルと回りながら部屋の中を行ったり来たりしている。CMのように、わざとあり得ない量のゴミを散りばめたりしてないので、吸引力は可視化しにくいが、掃除機の通ったあとにゴミが残っている感じはない。
さすがだ。

そして、本当にちゃんとスリッパや机の脚なんかをぶつからないよう避けている。
さすがだ。

どこを掃除したのか、床に何が置いてあるのか、携帯のアプリで表示される。
さすがだ。

部屋を行ったり来たりして数十分後、掃除が終わったようで、
「掃除が終わりました。充電します。」と宣言して、充電ドックに向かっていく。私の心を射抜いた瞬間がここだ。自ら充電ドックに戻ってすり減らしたHPを回復しようとするのだが、「ロボット掃除機の家」なる囲いをしているため、それにぶつからずに家に入ろうと、試行錯誤しながら何度も向きを変え、角度を変えして家に入っていく様が、なんともいえぬ可愛さなのだ!

ロボット掃除機の家


皆が口を揃えて「愛着が湧く」と言っている理由がこれか!
その姿は、まさに愛玩犬のようだ。
この子は、以前よりずっと犬を飼いたいと思っていた私の気持ちを、存分に満たしてくれる存在になり得る。飼いたかったゴールデンレトリバーとは似ても似つかぬ外見だが、一言労いの言葉くらいはかけてやりたくなる。
「いつもありがとう」とか、「ご苦労様」とか、「今日も丸いね」とか。

この子とは仲良くやっていけそうだ。
そのうち、気が向いたら名前でも付けてみようか。
そんな事を思ってみたり。


よくよく考えると、私が仕事や外出などの自宅不在時に起動する事が多いため、実際に掃除している愛らしい姿を見る事があまり無いなぁと気づくのは、しばらく後のことだ。

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