カリフラワーの季節がやって来て嬉しくてしかたがないので、「近所に売ってない」という友人にはわざわざ送りつけたりしています。ここにはこんなに売ってるのに！ 去年も書いたけど、今年も書く。 カリフラワーは面で焼いた方が美味しい。『絶対に』という強い言葉をそえて断言したいくらいだ。 包丁を使わずに調理した方が美味しい料理も沢山ある。私はブロッコリーを房に分けるのは手でやったほうが崩れなくて美味しく食べられると思う。でもカリフラワーは違うと主張したい。 包丁で切った面をしっか
冬の野菜の季節がやってきた！ もう茄子には見向きもしない。だって冬だから。冬は冬の野菜を食べます。 この季節の野菜、まずカリフラワー…なんだけど、カリフラワーは前に書いちゃったので大根についてお話ししましょう。 白くてむっちりと重いあいつ。 ボリュームある葉まで付いてるのに、たった100円かそこいらで買えちゃう、あいつ。 おでんの具を三つ食べられるとしたら、大根、こんにゃく、大根にします。出汁が染みた大根に関しては、他の野菜とは異なり子供の頃から大好物です。おでんを
秋の風が吹き始めましたね。秋茄子の季節です。 キャンプに行くためにホットサンドメーカーを買ったんだけど、いやこれ万能選手じゃないですかもっと早く買えば良かった。 うちのホットサンドメーカーだと、小ぶりな茄子は3本、大きいのは2本焼ける。 乱切りにしてホットサンドメーカーを閉じて、二回くらいひっくり返して上下から焼く。肉汁の…もとい茄子汁も飛ばず、テフロンなので油も要らない。仕上げに塩コショウか醤油か玉ねぎドレッシングをかけたり、パクチーを添えたり。 少なめに焼いて、途
『カレーは飲み物です』とか言うじゃん。いやいや、具が入ってるからね？じゃがいもとかお肉とか、飲んだら喉痛いからね？飲み物という形容が一番ピッタリ来るのは茄子です。カレーではなく、茄子です。（カレーも好きです。） 茄子は飲み物です。 茄子の一番好きな調理法は『蒸す』なんだけど、なぜか今年は『焼く』の登場回数が多かった。 お盆を過ぎて、『蒸す』の出番です。 野菜には「面調理」が美味しいものと、「全方向調理」が美味しいものがあるというのが持論ですが、茄子はオールマイティ。『
梅雨が明けたらものすごい暑さになった。これで野菜の値段が下がるといいですね。 真夏になると、私が出社するといそいそと寄ってくる人がいる。「またなんだけど…トマトと茄子もらってくれる？大丈夫？いつもありがとうね」って、野菜を沢山くださった上にお礼まで言われちゃって。暑くなってきたので採りきれないほど毎日収穫できてしまって、会社に山ほど担いで来るらしいんだけど、あんまりもらってくれる人がいないんだそうで。マジですかそうですか私が全部頂いて帰りますよ。 「ミニトマトって食べきれ
野菜が高騰していると聞くが、いまのところ我が家の周囲の産直所ではさほど感じない。ありがたいことだ。 ステイホームな4連休だったので、毎食茄子を食べた。子供に乞われて朝マックに行った一回を除いて、11食茄子を食べた。 朝の茄子。椎茸と炒めた。 卵のおじやとコーヒー。 昼の茄子は、すっぱめの焼き浸し。 チーズとアボカド乗っけたレーズンパンが美味しかった。 夜は茄子カレー。青唐辛子を入れて、シャクシャクとした辛さ。去年漬けたらっきょうがもうなくなってしまう。悲しい。
銀行口座の残高が少なくてもさほど気にならないけど、冷蔵庫の中の茄子があと何個あるかはいつも気になるこの季節。 小さな庭の小さな畑スペースでは去年トマトや茄子を沢山作ってしまったので、今年は連作障害を心配して作るのをやめた。茄子を切らすと中毒症状の出る私は、普段の忘れっぽさが嘘のように、今冷蔵庫の中に茄子が何本あるか、ほぼ正確に把握している。(今は6本) この季節、休日の何が嬉しいかって、朝から茄子を焼く余裕があるところだ。朝昼晩、3食茄子を食べるのです。出掛けない週末もい
玉ねぎってどうやって食べますか。スープに入れたり炒め物に入れたりするから、じゃがいもや人参と同じように常備しておく野菜の一つだけど、主役にすることが少ないお野菜だなぁと思う。 うちの子は子供のくせに野菜が大好きなので「玉ねぎを丸いまんまで焼いたやつが食べたい」と誕生日にわざわざリクエストしてきたりする。ツウじゃないか。 皮を向いたら爪楊枝を刺してから厚くスライスして、ただ焼くだけ。人参のステーキも一緒に焼いたら、ポークソテーの付け合わせというよりも『肉と野菜のミックスステ
一番苦味が強い菜の花ってなんの菜花なんだろう。そのへんの田んぼの横に生えてるやつは割と苦味があるような気がするし、アスパラ菜などは苦味ゼロ。 苦味の強めな菜の花が手に入ったら、塩を強めして茹でて、冷めたら刻んでバターと和える。そのままツマミにも、パンやご飯に乗っけてもいい。 野菜は油(脂)と一緒に調理してこそ美味しいと信じてる。
敬愛する友人の家の庭には筍の林、じゃなくて竹林があるので、春になると筍掘りにお邪魔する。今年はコロナウイルス感染拡大予防のための外出自粛で掘りに行けなかったけど、ありがたいことに友人からは掘りたての筍が送られてきた。ありがとう。 筍は掘ってからの時間が勝負なので、とにかくすぐに水煮にする。水煮にしておけば冷凍もできるしね。皮ごと焼くのも好きだけど。 さて水煮にした筍はごま油で面をガリッと焼き色が付くまで焼いて塩か醤油を掛けて食べる。あるいはオリーブオイルとニンニクで焼く。
茄子を好きになったきっかけは、埼玉は蕨の隠れた名店『大味』(たいみー)で食べた、茄子そばだったような気がする。 とろみの付いた熱々ピリ辛の茄子が呆れるほど沢山乗っている中華料理屋さんの中華そば。麺が見えないほど大量の茄子に、初めて頼んだときは、何かの間違いか、あるいはサービスで茄子を増量してあるのかと思った。 舌を焼くようなスープはいつまでも冷めなくて、茄子も麺も沢山入っていて、同僚と飲んだ時の締めに二人ではんぶんこするのにちょうど良かった。 仲が良かった同僚とは、お互
菜の花。 スーパーでお野菜を買う方にとっては、春先に紙で巻かれてタワシみたいになって売られているあれを想像するのかもしれない。298円くらいするやつ。 ここらへんでは、ひと束100円から120円でほうれん草や小松菜のようにわさわさとビニールにくるまれて売っている。2月頃から4月まで、いろんな葉物野菜の花芽を楽しめる季節の葉っぱ。 オリーブオイルと塩を全体によくまぶして、ニンニクと一緒に厚手の鍋に入れて蓋をして加熱する。 あるいはごま油と塩でもいい。ウェイパーで味付けを
Twitterでポテサラが炎上している。ポテサラに限らず、作るのは面倒くさいと【自分が】思うものは買えばいいと思う。私はコロッケやメンチカツは絶対に買う派。カニクリームコロッケ、ハムカツも買うね。餃子は自作のほうが美味しいと思ってるから作るけど、ホワイト餃子の冷凍が売ってるところに行き合わせたら買うというルールがある。 ある時期、毎年作っていた梅干しや梅酒や果実酒は、多分もう二度と作らないと思う。庭の梅も桃も、今年も食べきれなかった分はすべて小鳥さんのご飯になった。それでい
カレーに入っている人参も、お煮しめの人参も、キャロットラペの人参も好き。人参は全方向調理向きの野菜だと思う。 でも産地直売所でカラフルな人参が沢山入っている大袋（10本くらい入ってる）に目を奪われてしまったら、面で焼く調理法に限る。黄色いのと赤いのとオレンジ色のやつを食べ比べたいから、一人1~2本。3人家族の我が家はいっぺんに5〜6本を調理する。 人参を洗ったら、皮のままラップして電子レンジでチン。そのあと縦に2つに切って、フライパンで焼く。焦げ目がちゃんとつくまで、ジリ
トマト。一年中手に入る、赤くてかわいいやつ。 クィアアイを見ていたら料理担当のアントニ（大好き）が言っていた。「トマトはフルーツなんだよ、冷蔵庫には絶対に入れないでね、僕との約束だよ」。ということでトマトは冷蔵庫に入れちゃいけません。買ったらどんどん食べて消費するって決めてる。 夏の来客時に好評なトマト料理はいくつかあるけど、箸休め的に気に入っているのはこれ、トマトのキムチ。 dancyuの野菜編に乗っていた本格的なヤンニョム（ニンニクすりおろしと細切りにしたショウガ、
ようこそ7月！ もうすぐ夏ですね。つまり、茄子の季節ですね。私の中では夏と茄子は類義語です。 先週、産地直売所へ買い物へ行ったら、カリフラワーの姿が消えて、その代わりにどどんと茄子売り場が5枠発生していました。産地直売所って、ほんとに売り場に占める面積が季節ごとに露骨に変化していて好きです。我が家の近くにはさつまいもを特産物としている県があるので、冬にはさつまいも各種が15枠ほどを占領します。圧巻。 で、夏が来たわけだ。いぇいいぇい。 産地直売所の売り場は先週までとは
