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真夏の茄子、縦に切るか横に切るか

梅雨が明けたらものすごい暑さになった。これで野菜の値段が下がるといいですね。

真夏になると、私が出社するといそいそと寄ってくる人がいる。「またなんだけど…トマトと茄子もらってくれる?大丈夫?いつもありがとうね」って、野菜を沢山くださった上にお礼まで言われちゃって。暑くなってきたので採りきれないほど毎日収穫できてしまって、会社に山ほど担いで来るらしいんだけど、あんまりもらってくれる人がいないんだそうで。マジですかそうですか私が全部頂いて帰りますよ。

「ミニトマトって食べきれなくない?」って聞かれるんだけど、それならこんなに作らなきゃいいのに、と思う。言わないけど。細長い赤いやつ、普通の赤いやつ、イエローアイコ、最近では紫のミニトマトも作ってて、明らかに作りすぎだと思う。作りすぎてくれたおかげで我が家の食卓も賑わう、ありがたいことです。


ミニトマトは最近は加熱して食べるのが好き。卵と炒めるのもいいし、お味噌汁に入れるのも好き。

でもトマト×茄子レシピのわたし的一番は、トマトをじっくり炒めたのにお味噌を入れてペースト状にして、素揚げした夏野菜を和えてひと煮立ちさせた変形ラタトゥイユかな。このお料理の時の茄子は私は縦に切った食感が好き。最近頂いた長ーーい茄子は皮までとろける柔らかさで美味でした。



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暑い輪切りにして美味しかったのは賀茂なす。揚げてから甘酢に漬けた。


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ただ輪切りにして焼いた茄子。父はこれを愛してやまない。

え、つまり私の茄子好きは両親から受け継いだものなの?そうなの?子供〜若い頃、父が夏に毎晩茄子を食べているのを見て辟易していたのを思い出す。

美味しい厚さ、を模索中。薄いのは論外。どこまで厚く切っても美味しいのか、試行錯誤。この写真の厚さ(2センチくらい?)は茄子の甘さとタレ(このときはわさび醤油)のバランスが絶妙だった。茄子の時期によっても美味しい厚さが変わるかもしれない。


野菜は切り方で味が変わる。あ、お肉もお魚も同じですね。楽しくて美味しい。