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#旅log_3【フランス・パリ🇫🇷】ミュージアムパス体験談🏛️

どうもEmmaです!
旅ログは引き続きパリ編をお送りします🇫🇷🤍

今回はパリの観光フリーパス、『パリ・ミュージアムパス』を実際に使ってみた感想を書いていきます!
(次の旅ログで、パリ・ミュージアムパスについて詳しく書こうと思います^^)

パリへの観光をお考えの方、ぜひ参考にしてみてください🔥

パリ・ミュージアムパスの概要

パリ・ミュージアムパスは、パリの対象施設(美術館、博物館、建造物など)に入場することができるフリーパスです。
改装工事などによって利用できない一部施設もありますが、約50の施設に入場することができます
(詳しい内容は次の記事で書きます^^;)

有効期間が異なる3種類のパス(48 / 96 / 144時間)があり、有効期間中は1施設1回までの入場が可能です。

実際に使ってみたパリ・ミュージアムパス

私はパリ滞在が2週間と、余裕のある日程だったため、144時間 / 6日間(€92)のパスを購入・利用しました。
また、利用開始が昼頃だったため、約1週間(初日昼~最終日昼)で使い切りました。

以下に、実際の大まかなスケジュールとミュージアムパス対象施設、通常の入場料(19歳以上の大人料金)を記載します。

1日目(昼~)

【スケジュール】
シテ科学産業博物館
→Café de Flore(カフェ・ド・フロール)でブランチ
→軍事博物館・ナポレオンの墓
→トロカデロ広場でエッフェル塔のシャンパンフラッシュ✨

【ミュージアムパス対象施設】
・シテ科学産業博物館 / Cité des Sciences et de l'Industrie(€13)
・軍事博物館・ナポレオンの墓 / Musée de l'Armée - Tombeau de Napoléon(€15)

余談ですが、実は、ヴェルサイユ宮殿でパスの利用を始めようとしていたところ、入場直前でまさかのテロ予告による追い出しを食らいました…😭幸いまだ使用開始前だったので、その日はプランを変えて、次の日(つまりこの日程)からミュージアムパスを使うことにしました。
結局、爆破も何も起こらなかったのですが、その頃、パリではテロ予告が流行していました。流行ってなに!?って感じですが、当時パレスチナ情勢が悪化していたために、ルーヴル美術館などでもテロ予告が相次いでいました。みなさんも、渡航先のテロ情報などには注意してください💦

2日目

【スケジュール】
オルセー美術館
→サント・シャペル
→コンシェルジュリー
→マレ地区へ散歩&食べ歩き
→ピカソ美術館
→凱旋門にのぼって夜景&エッフェル塔のシャンパンフラッシュ✨

【ミュージアムパス対象施設】
・オルセー美術館 / Musée d'Orsay(€14)※要時間予約
・サント・シャペル / Sainte-Chapelle(€13)※要時間予約
・コンシェルジュリー / Conciergerie(€13)※要時間予約
・ピカソ美術館 / Musée National Picasso-Paris(€16)
・エトワール凱旋門 / Arc de Triomphe(€16)

薄々お気づきかもしれませんが、私たちはパリ滞在中のほぼ毎日、違う場所から、エッフェル塔の定時ライトアップ「シャンパンフラッシュ」を見ていました。笑
日没から25時まで、毎時0分から5分間、エッフェル塔がシャンパンの泡がはじけるようにキラキラとライトアップされます。観光客にも大人気のライトアップで、エッフェル塔の根本から全体を眺めることができるトロカデロ広場など、有名スポットは人であふれています。
せっかくいろいろなところでシャンパンフラッシュを見たので、いつかまとめてnoteに投稿しようかな✨

3日目

【スケジュール】
ヴェルサイユ宮殿
→Café Hugoでランチ
→Carette (Palace des Vosges)でティータイム
→ポンピドゥー・センター&エッフェル塔のシャンパンフラッシュ✨

【ミュージアムパス対象施設】
・ヴェルサイユ宮殿 / Château de Versailles(€21)※要時間予約
・ポンピドゥー・センター / Le Centre Pompidou(€15)

ヴェルサイユ宮殿はパリ郊外にあるため、滞在期間が短い方はスキップしても良いかもしれません。代わりのおすすめスポットは、パリ中心にある「海軍館 / Hôtel de la Marine」(5日目参照)。約2年前から開放が始まり、オーディオガイドが無料かつ日本語対応、空いているし、コンコルド広場も一望できます。「鏡の間」はヴェルサイユ宮殿と遜色なく、美しく豪華な空間を体験できます。ぜひ行ってみてください!

4日目

【スケジュール】
オランジュリー美術館
→ルーヴル美術館
→Galerie Vivienneを散歩&Le Valentin Vivienneでティータイム
→Galeries Lafayetteの屋上から夜景&エッフェル塔のシャンパンフラッシュ✨

【ミュージアムパス対象施設】
・オランジュリー美術館 / Musée de l'Orangerie(€14)※要時間予約
・ルーヴル美術館 / Musée du Louvre(€22)※要時間予約

オランジュリー美術館は、絶対にあさイチで行ったほうがいいです!!モネの睡蓮の連作を、人が少ない状態でゆっくり堪能できます。
ルーヴル美術館はとにかく広い、というか広すぎるので、鑑賞ポイントを絞って行くことをおすすめします。(適当に歩いているとめちゃくちゃ疲れます)

5日目

【スケジュール】
パリ装飾美術館
→チュイルリー庭園を散歩
→海軍館
→Les deux Magotsでティータイム
→セーヌ川クルーズ&エッフェル塔のシャンパンフラッシュ✨

【ミュージアムパス対象施設】
・パリ装飾美術館 / Musée des Arts décoratifs(€15)※要時間予約
・海軍館 / Hôtel de la Marine(€17)※要時間予約

パリ装飾美術館は、企画展がかなり豪華です。私が行ったときは、パリオリンピックに向けたオリンピック関連の展示でしたが、一期前はDiorとのコラボ展だったようです。好きなブランドなどの展示があったら、行ってみると楽しいかも!
海軍館については、3日目で触れています^^

6日目

【スケジュール】
パンテオン
→Les Patiosでランチ
→セーヌ河岸散歩
→ロダン美術館

【ミュージアムパス対象施設】
・パンテオン / Panthéon(€13)
・ロダン美術館 / Musée Rodin(€14)

個人的に、予想以上に楽しかったロダン美術館。彫刻家ロダンの「考える人」をはじめ、多数の彫刻作品がシュールに展示されています。また、絵画収集家としてのロダンも体感することができ、ゴッホの「タンギー爺さん」などの有名作品も楽しむことができます。(また行きたい!!)

最終日(~昼)

【スケジュール】
ニシム・ド・カモンド美術館(※この時点でパスの有効期限切れ)
→散歩
→現地の知り合いと食事
→Galeries Lafayetteでショッピング

【ミュージアムパス対象施設】
・ニシム・ド・カモンド美術館 / Musée Nissim de Camondo(€13)


使ってみた感想

①【結果】めちゃくちゃお得だった!

ミュージアムパスの値段は€92
私が行った施設を大人の通常料金で入場するとしたら€244でした。
ということで、€152もお得に楽しめました!!!
(元は取ったと思っていましたが、こんなにお得だったとは、、!)

しかし、外国人でも身分証明書の提示で、18歳以下の方はほとんどの施設が無料で入場できます。(他のヨーロッパ諸国では、EU圏内の学生は無料~自国の〇歳以下は無料~とか、制限がつくことが多いので、パリはめちゃくちゃ太っ腹です。逆に、ヨーロッパの大学に留学していたら、学生証を持ってどの国でも格安の値段で観光を楽しめますね^^)
18歳以下の方はパリ・ミュージアムパスを買わないほうがお得です。

②Navigoと組み合わせて使っても◎

私は、パリ観光向け交通パスNavigoも、ミュージアムパスと併せて利用しました。
Navigoは1週間の乗り放題を購入。Navigoの有効期間は購入日から7日間ではなく、月曜始まり~日曜終わりの1週間になります。(私の場合、ミュージアムパスを使い始めたのが月曜日だったので、非常に合理的に2つの観光パスを使うことができました^^)

例えば、
・滞在期間に余裕がある→月曜~日曜で、ミュージアムパスとNavigo(1週間)を使う
・郊外のミュージアムパス対象施設に行きたい→ミュージアムパスと、それに応じた日数のNavigoを使う
など、工夫して2つのパスを使うと、より効率的に観光を楽しめると思います。

ちなみに、パリ市内では、公共交通機関(バス・地下鉄・郊外鉄道RER)の乗車には、タッチ決済のクレジットカードは利用できません。地下鉄の改札前で、1回乗車券を買う必要があります。パリ観光は徒歩でも十分楽しめますが、毎回の購入が面倒だったら、Navigoの1日券を買うことも考えて良いと思います。

Navigoについては、以下の記事に詳しく、わかりやすくまとまっています。
参考にしてみてください!

③事前計画は有効期限が短いほど重要!

ミュージアムパスの対象施設の中には、時間指定の事前予約が必須の施設があります。観光客に人気の施設ほど、予約は必要です。

しかし、予約枠の人数が多かったり、セキュリティチェックがあったりして、予約していても入場するまでも結局待ちます。

また、元を取るためには、有効期限が短いほど、
・見学ポイントを絞って施設あたりの滞在時間を短くする
・1日の移動が最小限になるように近隣の施設をできるだけ多く回る
などの「計画」が大事になります。

旅行前に下調べをして、効率的に、お得にミュージアムパスを使いましょう!

最後に

私の経験談を中心に書いていきましたが、いかがでしたか??
海外旅行先の観光フリーパスは、購入を迷うところですが、みなさまの参考になればうれしいです。

それでは、
Von voyage!
🇫🇷✈️

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