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【第6週目】えんざんはマルチ・ポテンシャライトになりたい。

大人になるにつれて「やりたいこと」や「なりたいもの」を取捨選択してきた経験は多かれ少なかれあるでしょう。絶望的な諦めとかでなくてもなんおなく自然消滅的していく形もあったはず。

それは必ずしも悪いことではないですが、無理矢理自分を納得させてきた人だってきっと…。

そんな取捨選択に納得できず、大人になった今だって「やりたいこと」や「なりたいもの」で溢れている人はいるのではないですか?

何せ僕がその一人です。

添付したツイートの通り、僕にはやりたいことがたくさんあります。
まずはブログでライティングで収益を得られるだけの文章力をつけたい!
音楽が好きなのでしっかり機材を揃えてから「ギターの弾き語り」や「歌ってみた」を投稿して歌い手をやりたい!
(ツイートにはありませんが)支援員やコンサルトンとのような誰かの話を聞いて悩みを解決するような仕事もしてみたい!

できることならすべてを手にしたい。生涯でどれもできるだけ諦めることなく過ごしたい。そう思いませんか?

そんなあなたにオススメしたい本。
それがこちらの本、「マルチ・ポテンシャライト 好きなことを次々と仕事にして一生食っていく方法」です。

この本では言うなれば「やりたいことを1つに絞りきれない!!」という人の為にある1冊。

「やりたいことを取りこぼさないためのキャリアとは?」
「限られた時間でやりたいことに効率よく時間を割くためには?」
「そもそもそんなことができるのか不安だ…。」

…と言った疑問を解消する一手となってくれるでしょう。

マルチポテンシャライトとは

"マルチ・ポテンシャライト"とは、自分が興味を持つ複数のジャンルを探求する人のことです。専門戦の高いスキルを持つ"スペシャリスト"や幅広い知識や経験を持つ"ゼネラリスト"とはまた違ったキャリアを辿ります。

詳しくは書籍以外に著者エミリー・ワプニック氏が登壇したTEDトークでも語られています。

そのスタイルも様々です。
「1つの職場で複数の役割を担う」
「いくつかの仕事やビジネスをかけ持つ」
「本業とは別に私的に時間とエネルギーを投資する」
「定期的に転職をすることで様々な分野を転々とする」
はたまた、それらを組み合わることもあるでしょう。

複数のことに挑戦できるだなんてとても魅力的で憧れますよね!

一つに絞る必要は無い

「大人になったら何になりたい?」という質問について、この本ではこういったことが言われています。

「大人になったら何になりたいの?」は、「この人生で許されているアイデンティティは一つだけ。だから、どれにするの?」という意味だ。
"マルチ・ポテンシャライト 好きなことを次々と仕事にして一生食っていく方法"より抜粋

確かに、こういった質問には"一つ"の答えを出せないといけないような気がしちゃいますね。そして、それができないと優柔不断の烙印を押されてしまう。

でも、絞る必要は無かったんです。どれになりたいと、どれをやりたいと思うのも、全部大切なあなたのアイデンティティです。

例えば世の中には

多くのことに才能や好奇心を発揮している人は意外と多いもの。それを知ると少なくとも"あり得ないこと"ではないことが分かって嬉しいですね!

特化する必要はない

上記の例を見て
「その人らすごい才能の持ち主だからそれだけの実績を残せたんだ」
「自分にはそこまで優れた才能なんてない」
と思った方、いますよね?

気持ちは分かります…とは言い切れませんが、少なくとも僕はこう思っています。
「自分には人に誇れるような才能が無い」

でも「誇れる才能」ってどれくらいのものなのでしょうか?

1番になれたら?
表彰されたら?

いえ、そこまで必要ありません。
ただ他の人より少し得意だとか少し好きぐらいでいいんです。
それだけで充分。

問題なのは、その才能や好奇心で満たされるかどうかです。
生きていくために必要な「お金」。
自分がやりたいと思える「意義」。
マンネリ化を防ぐ「多様性」。
それらが自分の必要な分だけあればいいんです。

要するに必要なのは自分軸を持つこと。改めて自己分析の大事さを思い知らされました。

マルチ・ポテンシャライトになりたい

今回は本の内容そのものにガッツリ触れるというよりはマルチ・ポテンシャライトという生き方(?)を知った時の自分の気づきについて書き出してみました。自分も今は本業で生計を立てつつ、新しいことに少しずつ挑戦していくつもりです。

「やりたいことがたくさんあって絞れない」
「やりたかったけど諦めてしまったことがある」
「でもすべてを実現することなんてできない」
そんな想いを抱えている人にこそマルチ・ポテンシャライトについて知ってもらいたい。選択肢は一つじゃないと気づいてほしい。

実際に書籍の中にはマルチ・ポテンシャライトについて「4つのスタイル」「時間術・効率化」「抱える不安への対処」についても記されています。

良かったら是非とも本を手に取って、自分に合った人生設計を考え直す機会にしてもらえると幸いです。

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