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第50回 A-B-B型の活用6タイプ

みなさん、こんにちは。
英文法学び直しCafeへようこそ。


第47回で
「A-B-B」型の
不規則動詞について
解説しましたが、


あとになって、

「あっ、これも説明しておけば
良かったなぁ……。」

と気づいたことがあり、

もう一つ記事を
追加することにしました。


この記事を最後まで読むと、

「A-B-B」型の
不規則動詞の活用が
少し覚えやすくなりますよ。





☆これまでの復習☆


動詞は、主語(しゅご)や時制(じせい)によって、
形が変わります

時制(じせい)とは、現在過去未来など、
動詞があらわす出来事が起こった時間のことです。

第1回 英語の品詞を学ぼう!(1)より

動詞の形が変わることを、
動詞の「活用 (かつよう) 」といいます。

活用する前の、もとの形のことを、
原形 (げんけい) 」といいます。

第1回 英語の品詞を学ぼう!(1)より


一般動詞は、
活用のしかたによって
2種類に分けられます。

それは、

① 規則動詞(きそくどうし)
② 不規則動詞(ふきそくどうし)

の2つです。

第41回 2種類の過去形(一般動詞)より


不規則動詞の過去形
原形と見た目が全くちがうことが
多いです。

活用のしかたが不規則で、
1つ1つ覚えていくしかない
言われています。

第46回 不規則動詞の過去形①より


不規則動詞活用には、
大きく分けて
4つのパターンがあります。

① AーAーA 型
② AーBーB 型
③ AーBーA 型
④ AーBーC 型

第47回 不規則動詞の活用4パターン①より



A-B-B型の活用6タイプ


A-B-B型の不規則動詞の中には、
活用が特徴的なものがあります。

その特徴をつかめば、
活用がほんの少し
覚えやすくなるかもしれません。

いろんな特徴がありますが、

ここでは、6つのタイプを
紹介します。

① 「 ay → aid 」タイプ
② 「 d → t → t 」タイプ
③ 「 ought[ aught ]」タイプ
④ 「 t 」や「 d 」で終わるタイプ
⑤ 母音だけ変わるタイプ
⑥ 2種類の形があるタイプ

1つずつ、見ていきましょう。


① 「 ay → aid 」タイプ


「 ay 」で終わる不規則動詞の
過去形と過去分詞は、

「 aid 」で終わることがあります。

「 ay → aid 」に変わるタイプ


このタイプの不規則動詞は、
一見、規則動詞に見えるので
注意しましょう。


似ている規則動詞はこちら。

play(遊ぶ)   → played(遊ん
stay(滞在する) → stayed(滞在し

第43回 「 y 」は取るの?取らないの?より


saypaylay不規則動詞」と
覚えてくださいね。


② 「 d → t → t 」タイプ


d 」 で終わる不規則動詞の
過去形と過去分詞は、
t 」になることがあります。

d が t に変わります。


(有声音)」が
t (無声音)」に
変わるタイプです。

有声音・無声音についての
詳しい説明は、
第44回をご覧くださいね。



③ 「 ought[ aught ]」タイプ


過去形と過去分詞が
oughtaught ]」になるタイプの
不規則動詞もあります。

ought か aught になるタイプ。


どちらのつづりでも、発音は
オートゥ」と長く伸ばします


think(考える)や teach(教える)なども
このタイプです。



④ 「 t 」や「 d 」で終わるタイプ


過去形過去分詞
t 」や「 d 」で終わる動詞も
あります。

過去形・過去分詞が t や d で終わる動詞


このタイプの不規則動詞は
たくさんあって、

もっと細かく分類できるのですが、

記事が長くなりそうなので

ここでは
t 」や「 d 」で終わるタイプとして
大きくまとめました。



⑤ 母音だけ変わるタイプ


原形の母音だけを変えて
過去形・過去分詞にするタイプの
不規則動詞もあります。

母音は変わり、子音はそのまま。


sit(座る)や meet(会う)なども
このタイプの不規則動詞です。



⑥ 2種類の形があるタイプ


アメリカ英語とイギリス英語で
活用のしかたがちがう動詞もあります。

2つのかたちがある動詞


learnburn は、
アメリカ英語では規則動詞
ed 」が付きますが、

イギリス英語では不規則動詞です。


とはいえ、
英語は国際共通語ですから、

アメリカとイギリスに限らず
世界中の国で話されていますよね。


国によって、地域によって、
つづりや発音、
使われる語句などが
ちがう
ことがあります。

人々が国をまたいで
移動することが増えた現代では、

地域ごとの発音や表現が
混ざり合ったり、
新しい表現が生まれたり
しているようです。

言葉は生き物ですから、
時代や地域によって
どんどん変化していくんですね。




いかがでしたか?

今回は、

「A-B-B」型の
不規則動詞の活用について、

6つのタイプに分けて
解説しました。

実際には
他にもたくさんのタイプが
ありますので、

みなさんもぜひ
不規則動詞の活用表を見て
ご自身でタイプ分けを
してみてくださいね。



みなさん、今日も
お疲れ様でした!


次回は、
一般動詞(過去形)の疑問文を
作る方法について解説します。

また読んでいただけたら嬉しいです。


みなさんのスキやフォローが
私の励みになっています。

最後まで読んでくださって、
ありがとうございました。


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