記事一覧
上京した女の話 11
カップヌードルばかりすするのは体に悪い、と知人に忠告してあげたら、「今度からは『どん兵衛』にする」と答えが返ってきた。
さて、私の問題は通信費だ。バカにならない。小局ばかり見る宗教団体S会が問題視するのもわかる。私としてはむしろ、S会は私立校事業から撤退してみれば身軽になるのに、と思うが、しがらみがあるらしい。私は仕事と趣味の両面で通信のお世話になっているが、これは第一次大戦前夜を思い出させる。
上京した女の話 10
私は、夫には恵まれたが、男運は悪い。うだつの上がらない五十男から標的にされているふしがある。仕事も人間関係も不得手、しかも尊大で粘着質という五十男から狙われている気がする。気がする、ではない。げんにちょっとした被害に遭っているのだ。発言小町に投稿しようかとも思うが、また格好のお説教の標的になるのも嫌だ。どうしたものか。
それはともかく、カップヌードルの知人から電話があった。いわく、「今日の新聞に
ツールキットの補遺 2
予言の自己成就(自己実現)在日朝鮮人である社会学者、姜尚中は、みずからの就職進路を考えていたとき、選択肢はパチンコ屋か街宣車しかなかった、と述懐しています。相当なプレッシャーがあったと思われますが、さいわい彼は学術の道を続けることができました。しかし、これは例外的です。「日本人」社会の偏見や差別、たとえば「在日朝鮮人や特定部落出身者は粗暴ですぐ犯罪を起こす」といった思考が蔓延して当事者がまともな職
もっとみるツールキットの補遺 1
「世界をみるためのツールキット」のおまけを少しずつ不定期に書きます。ウェットなのは季節柄です。
疑似問題 ある小さな姉妹がオレンジを一個取り合っています。それを見た親は、「姉も妹もオレンジが欲しいのだ」と考えて二つに割って双方に渡します。しかしこれはベストの解ではないことが後でわかります。つまり、妹はオレンジの実を、姉はマーマレードのための皮を欲しがっていたのです。このように、対立や争点が本来あ
詭弁に立ち向かう その1
これに尽きるんですけれど、つまり詭弁をまともに相手する必要は全くないんですけれど、聴衆の一定数が詭弁者に同意するときは、ある程度何かを言わないといけない。たとえば応酬話法の場合は、
相手にボールを投げる、自分を誰かの共犯者に仕立て上げられないようにする、問題を相手と共有する(相手を「共犯者」にする)、アジェンダのグリップを離さない、というのがここでの眼目になります。
さて、橋下徹は詭弁の塊なの