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2019年11月の記事一覧

愛に飢えたわたしはもういない、かも

愛に飢えたわたしはもういない、かも

「むかし好きだと言ってくれたけど向き合わなかった相手」からの連絡は、いつまでも嬉しい。
この人はわたしが好きなんだよね、って思えるから。

これからどうこうなろうと相手もわたしも思ってなければ、もっと嬉しい。そして安心する。
「わたしのことを好きな人」と、好きだと言われるリスクなしにおしゃべりができるから。
好きだと言われるリスクはないけど、優しい言葉をかけてもらえて気遣ってもらえるから。
君はい

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平成4年うまれ、27歳

平成4年うまれ、27歳

わたしはきっと、ジェンダー的には恵まれて育った。

父親はわたしがまだ幼いうちから「24までに結婚しろ」「俺より背が高く俺より収入があり俺より学歴のある男を選べ」「はやく子供を産め」なんて言っていたし、
母親も「そんなんじゃあ結婚できないよ」と口を酸っぱくしたけれど、
わたしはそこそこ奔放に、普通を外れて、好きなことを好きなだけやってきた。
親も許さざるを得ない状況と関係性をつくって。

それでも

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精神の安定したわたし

精神の安定したわたし

精神の安定したわたし、のような人に出会った。

半年前に出会ったその人は、

「すこしでも嫌なことがあるとすぐに逃げたくなってしまう。働くのが向いていないのだと思う」

とこぼすわたしに

「まだ天職に出会ってないだけなんじゃない」

と言った。

それはあまりに新鮮だった。
ああわたしにはこのことばが必要だったのだ、と気がつき、だいじにしまった。

「働かなくてもいいじゃん」
とヤサシイ言葉をか

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語学学校という空間

語学学校という空間

海外の人と話すと政治のことをよく聞かれるとか、外国の人は国規模の話を普通にするとか、日本人はそういう場で答えられないとか、
海外の人は見識があって見聞が広くて優秀、それに対して日本人は、
というような意見をよく目にするけれど、
それはただ共通の話題がないからじゃん?となった。

遠すぎる場所で生きてきた人とは、ニュースで見たことか、変な食べ物か、ステレオタイプか、くらいしか話すことないし。

言葉

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