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語学学校という空間


海外の人と話すと政治のことをよく聞かれるとか、外国の人は国規模の話を普通にするとか、日本人はそういう場で答えられないとか、
海外の人は見識があって見聞が広くて優秀、それに対して日本人は、
というような意見をよく目にするけれど、
それはただ共通の話題がないからじゃん?となった。

遠すぎる場所で生きてきた人とは、ニュースで見たことか、変な食べ物か、ステレオタイプか、くらいしか話すことないし。

言葉を勉強中ならとくに、使える文法も単語も決まってるので、喧嘩をしようにもできないし。
学校で習うと、なおのこと褒めるとか笑うとか波風たてないとか、そういう表現ばっかり身につくし。

だから必然的に社会情勢の話とかをするってだけで、
別にそれだけで「海外の人が日本人より優秀」とかそんなのは判断が雑すぎない?
という、今までと変わらぬ感想がより強化されただけだった。

どこの国にも愚か者はいるし怠け者もいるし天才だっているし偏見はあるしイジメだってあるしヒエラルキーも差別もいくらでもあるもんね。
当たり前だね。
まあ比率はどうかわからないけど、そもそも日本人は「外国」という雑な括りをしすぎなのではとも思う。
日本か日本以外の国か、みたいな図式がよく見られる気がして、あれはどうしてだろう。島国だから?
マインドが排他的だよね、と思う。

とはいえ、言葉が通じないと強い感情も悪意もあんまりダイレクトに入ってこなくていいな〜と感じるので、外国人と働くとか過ごすとか、そういう時間はけっこう好きかもしれません。
他人に多くを期待せず、寛容に生きたいです。
我慢をするのではなく言いたいことは言うという自分のための強さも育てつつ。


あと、わたしはやっぱり怠け者なので、
学校という場で先生に引っ張られて周りに刺激されて学ぶ、
というのが向いていたのかもしれません。
普通か。

ついていけないかも〜、と少しだけ不安になるくらいのスピードがちょうどいいみたいです。
普通か。

6歳の頃から、塾は楽しむのに学校は行きたくないと言い授業中に校舎内を歩き回っていたのはそのせいでした。
普通か。(?)

今月は働く根回しして旅行してダラダラして、年明けからまた腰を据えて勉強できたらなあと思うけど、人生どうなるかわかんないや。
眠い。

ザジャパニーズスタンダードな27歳独身女性(ドイツ在住)の日記でした。
眠い。

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