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子どもの本棚、私の本棚。

夏休みはじめの土曜日。
ラジオ体操毎日やろう、と私が言い出したのに、私が寝坊。

朝からみんなでケーキ。
昨日唐突に親戚から送られてきたホールケーキ。
冷凍庫に入らず、そのまま冷蔵庫へ。
朝からおもーいチョコレートケーキを食べました。


兄弟は早起きして今日の勉強をすませ、かわるがわるリコーダーとピアニカの演奏を続けています。
秋の音楽会で演奏する「炎と森のカーニバル」が、最近の我が家ではずっと流れています。

朝イチには重い。


あぁ、ほぼ無計画にスタートしてしまった夏休み。
でも、まだ始まったばかり、と思い直す。
もちろん学校からの宿題もあって、研究やらなんやら親の宿題的なものもあるけど、何かこれやった、と思えるものもほしい。

でも私も正直面倒くさがりやだし、平日はたいてい仕事で二人で留守番なので、なかなかなぁ、とまた言い訳じみた考え。


とりあえず、子どもの本棚の前に座ってみる。

あ、これ…。
私が子どもの頃に欲しくて買ってもらった本、エンデの『果てしない物語』。
実家から大事にもってきた、分厚いその本に目が留まりました。

まだまだ我が子が読めるのは先だと思っていたけど、気付けばもうそんな時がきているんじゃない?


長男に、夏休みのあいだにこれ読もう、と提案してみる。
こんな長いのムリだよー、と言うので、一緒に読もう、と言うと、わかった、と。

読書って強制するものじゃないから、自然とおもしろくてのめり込む、というのが理想だけど、きっかけを与えられることができたら、とも思う。

子どもが小さい頃から、まだ読むのは先であろう本をたくさん選んで集めてきました。
子どものためというより、私の楽しみ。
本人たちが興味を持てば読めばいい、というくらいの感覚で。


私の本棚もすぐ手にとれるところにあるので、村上春樹や伊坂幸太郎は、彼らにとってももう馴染みの名前。
いつか読んでみようと思えるときがくるといいな。
あ、これ家で見たことある、と思い出して。

たまに高野文子の『るきさん』や、益田ミリの『僕の姉ちゃん』とかをひっぱり出して読んでるけど、そのおもしろさは、ちょっと君たちにはわからないでしょう。


長男にエンデを渡したあと、次男には『大どろぼうホッツェンプロッツ』を。
そしたら長男が、あ、これ読んだよ、と。
私の知らないうちに読んでいたことを知って、うれしくなりました。




午後からは次男の練習試合。
山のふもと、緑に囲まれた芝のグラウンドにて。
程よく雲もあり、風は冷たく爽やかでした。

山から下りてきたらしい、猿の小さな群れも見えました。

そんな夏休み1日め。
夜もみんなでケーキの続きを食べます。


ズーーム!お猿さんたち。


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