絵本日和

本好きです。特に絵本大好き! 千葉県佐倉市の文具店の一角で絵本中心の小さな本屋をやっ…

絵本日和

本好きです。特に絵本大好き! 千葉県佐倉市の文具店の一角で絵本中心の小さな本屋をやっていました。(2023年3月閉店) 2024年5月に佐倉市新町で本と喫茶のサクラdeブックスとしてシェア型書店を併設した店舗を再開📕✨ よろしくお願いいたします🙏

最近の記事

文光堂閉店から1年

3/20、1年前は文光堂最後の営業日でした。 早くてびっくりしてしまうけれど、1年間で色々なことがありました。 今はサクラdeブックスのGWのプレオープンに向けて動いています。 もうひとつ、20日は喫茶部分のクラウドファンディング終了日でもありました。 娘でもある選書喫茶もくじ堂のチャレンジに、多くの方からご支援と拡散などの応援をいただき、お陰様で目標を達成することができました! 本当にありがとうございます。 (当の本人は、2日間風邪で寝込んでいて、終了の瞬間も知らずに眠っ

    • サクラdeブックスはじまります📖

      文光堂の閉店が決まってから少しずつ歩みを進めてきた本の場所が、短期ではありますがいよいよ稼働できることになりました! 「古書くさかんむり」「選書のお店もくじ堂」そして「絵本日和の本棚」で運営しています。 名前はサクラdeブックス サクラドブックスと読みます📖 どうぞよろしくお願いいたします🙏 どんな場かというと ・美術書・文学中心の古本販売(古書くさかんむり) ・選書喫茶(もくじ堂) ・絵本中心の新本販売(絵本日和の本棚) そして後々は実店舗での ・シェア型本屋さ

      • 喫茶店MEMORYのこと

        文光堂2階の喫茶店MEMORYについて書きたいと思います。 ほんと名前の通りの思い出話になりそうです。 人の思い出話なんて面白くもないだろうと思いつつ、建物も壊されつつある今、書きとめておきたい気がするので。 私は東京の外れ田無市から中学入学と同時に佐倉に引っ越してきました。 両親は田無の貸店舗で文具店を営んでいましたが、自宅と店が別だったこと、いつまで借りれるか保証もないことなど諸々で、父親がゴルフで千葉に訪れていた縁で京成臼井駅近くに土地を購入し、1階が文具とレコードの

        • ひとりごと的な近況報告です

          昨日治療中の歯が痛んで頬もぷっくり腫れてしまい、歯医者さんから安静にと診断を受けました。 今日は本当は立川に『ねことことり』のトークイベントとPLAY!MUSEUMの谷川俊太郎絵本★百貨展へ行こうと楽しみにしていたのだけれど、久しぶりに家でおとなしく過ごしています。 さっきまでInstagramから商品購入できるようネットショップと連携させようと試みていたら、facebookのビジネスアカウントを作らなくてはいけなかったり色々面倒なことをした挙句、なんかできていないかもしれず

        文光堂閉店から1年

          閉店から早1ヶ月

          2月に閉店のお知らせを書きかけて、また下書きに置いたままでした😓 これも下書きに埋もれそうだと思いながら書き始めています。 閉店前は本当にたくさんの方々の暖かさに感謝の日々でした。 この場を借りて本当にありがとうございました。 「怒涛の」という言葉、マイペースな自分には無縁かと思っていましたが、閉店作業はまさに怒涛の日々でした。 3/20閉店から3月末の鍵の引渡し、そして山となった荷物の片付け(実は片付けは終わっていませんが) 人生イチ気持ちも体もいっぱいいっぱいの時を過

          閉店から早1ヶ月

          文光堂が閉店することになりました

          (閉店前2023年2月に書きました) いつも当店を応援いただき誠にありがとうございます。 この度、文具店文光堂が3/20にて閉店することになりました。 42年もの間ご愛顧賜り深く感謝申し上げます。 私自身は本を手渡していくことを続けていきたいという想いが強く、市内で新たな場所でシェア本屋と合わせてできないかと模索中です。 閉店移転を同時にお伝えしたくて粘ってしまったことと、文光堂からのお知らせは1か月前にするという両親の意向があり、お知らせが本日となりました。 まだ次の場所

          文光堂が閉店することになりました

          3年目の抱負…的な?

          (すみません💦 下書きに入っていた記事を公開設定にしたので時系列変です 2022年4月末頃書いた記事です) 2周年です! と久しぶりにnoteを書いたものの、店の存続についての話が入り、3年目はこうしていきたいということを書いていなかったなと思ったので改めて。 3年目にやっていきたいと思っていることは、ネットショップの充実とえほんde読書会の開催、そして近隣地区でできることをしたい! の3つです。 ネットショップは開設以来、まずサイン本を掲載し、その後は入荷した本と話題

          3年目の抱負…的な?

          今年もありがとうございました

          1年を振り返って久しぶりにnoteでも、と開いたら下書きのまま公開していなかった3年目の抱負的な記事が残っていたので読み返しました。(この記事と合わせて公開します) 意外とこうしていきたいということに近いことができているようで、75点くらいかな…🤔 こんな風にしていきたいと思いながら過ごしていると、少しそんな風になっていくのかな、という印象です。 ネットショップの登録は睡魔との戦いでもあり、どう伝えようか紹介文をあれこれ書いたり消したりしているうちに眠くなり、結局何も書け

          今年もありがとうございました

          『はなのちるちる』フェアのこと

          9/12(月)~10/2(日) シルバーウィーク 『はなのちるちる』フェアを開催します。 2駅隣のときわ書房志津ステーションビル店さんとの共催です。 久しぶりのnote、このフェアについて書こうと思います。開催までのいきさつを ただ私の主観で綴っていくだけのものですが、よろしければお付き合いください。 この絵本を知ったのは、絵本編集者の筒井大介さんのTwitterからだったと思います。 筒井さんの手掛けられている絵本、代表作は数多くあるのですが、私がそのお名前をしっかり意識

          『はなのちるちる』フェアのこと

          「本を手渡す」ということ

          (2021年9月に書いたものです) 9月になりました。 先月末に、「絵本を手渡す」ということについて大きく心が動かされる出来事がありました。文具店の一角で小さく絵本を中心に置いている絵本日和の本棚@文光堂ですが、相変わらずそれほど本のお客様は多くなく、その日も「本のお客さん来ないなぁ」と少し気持ちが落ちていました。 そんな時に若い男性のお客様が見えて棚から何冊か出しては戻しされていたのでお声かけしたところ 『赤ちゃんに…』と仰られましたので、赤ちゃん向けの絵本を数冊ご案内

          「本を手渡す」ということ

          ブックカルテについて📖そしてどんな店でありたいか

          (2021年10月に書いたnoteです) スタートして1年、少しずつ 本当に少しずつですが本を見てくださるお客様も増えてきて、5月は色々と機会に恵まれたこともあり、売上も伸びてきた!と実感できた月でした。 正直これまでは利益を出すというような状況にはなく、ただ自分の中で無理をしない範囲での持ち出しで(それこそ趣味を楽しむ出費のようなものですね)やってきたのが、ようやく「商売」として一歩踏み出せるのかな、と手応えを感じた月でした。 ところが、6月に入りピタリ! 本当に不思議な

          ブックカルテについて📖そしてどんな店でありたいか

          新刊本のカバーについて思うこと

          本を手渡す立場となってうむむ と感じることが、新本のカバーの折れや擦れ、キズがこんなにも多いのかということ。 そしてそこに生じる、程度の温度差やカバー交換についてなどのあれこれを書こうかと思います。 書いても解決はしないけれど、ずっとモヤモヤしている事なので。 今読んでくださっているあなたは、カバーの傷みってどう感じていますか? 私は、新本はやっぱりキレイな状態で買いたいと思う派なので、結構気になってしまいます。 周りに聞いてみると、あんまり気にならないし気にしたことないと

          新刊本のカバーについて思うこと

          2周年を迎えることができました✨

          絵本日和の本棚@文光堂、4/16で2周年となりました! 振り返ると出てくる言葉はやはり「感謝」の一言です。 これまで関わってくださった皆さん、本当にありがとうございます。 これを機にいくつか下書きに書き溜めていたものを公開に設定します。 店のことをたまに書いていこうと思っていたけれど、訳あって途中から書けなくなってしまいました。 実は建物の老朽化や両親の高齢によるリタイアで店を閉めるという話が出て、何を書いてもそこをスルーして書くことはできないな、と思ったからです。結果

          2周年を迎えることができました✨

          絵本屋さん、スタートからほぼ半年💨

          (10月に書いていたnoteです) 4月に棚に絵本を並べ始めて早半年… 文具店が営業している中で、端っこの棚にだんだん運んで並べていったので、はっきりオープン日と言える記念日がないのでした(^^; 一応節目だなぁと自分で感じているこの時期に、振り返って記録しておきたいと久しぶりにnoteに書いてみます。 ・蔵書から置き始め、新刊本の仕入先の確保ができるようになるまで ・意識の変化 ・絵本って… 棚を使えるよう空にして、まずは古本市(新型コロナで延期になった市内のイベ

          絵本屋さん、スタートからほぼ半年💨

          1周年になりました!

          はっきりとしたオープン日はないのですが、写真を辿ったら初めて棚に本を並べたのが去年の4月16日でした。なので4/16がオープン記念日とします👏🏻🎉✨ 振り返るとあっという間で、この1年でこの小さな絵本日和の本棚をやっていく中でどれだけ感謝したい人ができたのだろうと数えようと思ってやめました笑 だっていっぱい思い浮かんで来て、誰かを忘れていたら不義理のようで嫌だし本当に感謝の気持ち気持ちは尽きなくて、ありがたくて幸せなことだと思うので、そこに数字はいらないやと思うのです。でも

          1周年になりました!

          棚ひとつの小さな本屋さんはじめました!

          絵本日和の本棚@文光堂 をスタートして1ヶ月ほど経ちました。 始めた経緯というか、どんな気持ちだったかみたいなことを記しておきたいと思い、また どんな店なのか知ってもらいたいという思いも半分あって、noteで綴ってみようと思い立ちました。ダラダラ書いてしまいそうですが読んでもらえたら嬉しいです。 元々、絵本屋さんがやりたい! というのは夢(実現不可能な夢)でした。まず何かを始めるには元手が必要で、そこからもう無理(-_-;) それに絵本の世界は奥深く (絵本に限ったこと

          棚ひとつの小さな本屋さんはじめました!