文光堂閉店から1年

3/20、1年前は文光堂最後の営業日でした。
早くてびっくりしてしまうけれど、1年間で色々なことがありました。
今はサクラdeブックスのGWのプレオープンに向けて動いています。

もうひとつ、20日は喫茶部分のクラウドファンディング終了日でもありました。
娘でもある選書喫茶もくじ堂のチャレンジに、多くの方からご支援と拡散などの応援をいただき、お陰様で目標を達成することができました!
本当にありがとうございます。
(当の本人は、2日間風邪で寝込んでいて、終了の瞬間も知らずに眠っています😅)

1年前、閉店を知った多くの方にご来店いただきました。
その時に「新たな場所を探して再開予定です!」と言ってはいたものの、なんの見通しもありませんでした。
でも、そう言っていないと折れてしまいそうだったし、言い続けているとどこからか良いご縁が生まれることがあるのも実感していて、妄想でもこんな風にしたいという話をしていると楽しい気持ちになれたし、言うだけはタダなので。
今思うと、あの頃は普通に生活できていたけれど、いつだって泣ける状態で、1人で運転中いつも泣いていました。
本を届けていく場所を諦めたくないなという気持ちが自分を支えてくれていたのかもしれません。
そうして閉店してから1年間、この1年も周りの方々に支えられた1年でした。
本を手渡す場所を失くしたわたしに、何人もの方がイベント出店や自店舗での委託販売へ声をかけてくださいました。
新店舗も、探しても見つからなくて、紹介してもらって出会えた物件でした。
11月の古民家のトライアルサウンディングも、やってみてはどうかと教えてもらって知り、古書くさかんむりさん・もくじ堂の3店舗でのサクラdeブックスとして貴重な経験をさせていただきました。
1人では動かなかったことばかり。

常に時は動いていて、変化していくものだけれど、いつだって「今」が大事なんだとよく思います。
これからも色々変わっていくこともあるけれど、今最善と思うことを重ねていった先は、きっと良い方向に向かうと信じています。

開店に向けて、もちろん楽しみではあるけれど、文光堂での3年間で 本を売って利益を出すことの難しさは身に染みているし、MEMORYや文光堂を失くした喪失感を思い出すと、果たしてやっていけるのだろうか不安な気持ちも結構あります。

でも、気に病むより1日1日「今」を大切にしながら過ごしていければ、と思います。

これからも沢山周りの方々に支えてもらいながらやっていくのだと思います。
この場所があって良かったと思ってもらえるよう、恩返しができるよう頑張ります。
ここから1年後、良い形になっているよう。

これからも宜しくお願いいたします。
                                                                                                                                                                                                                                                                                  


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?