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【先生の魅力調査隊!!】 Episode2:生徒に伝えたいメッセージの方法

前回、ご好評いただきました株式会社エデュテクノロジーの新企画「先生の魅力調査隊!!」の第二弾をお届けします。

第一弾に続き、今回も埼玉県立川口高等学校の伊藤 博之先生のお取り組み「生徒とのコミュニケーションが芸術になった!担任の先生の黒板アート」をご紹介します。

まずは、これまでに伊藤先生が描いた黒板を御覧ください。

伊藤先生に黒板アートを始めたきっかけを伺いました。

「黒板アートは、日直当番の生徒と学級日誌でのコミュニケーションがはじまりでした。生徒が描いたキャラクターに、イラストで応えるというやり取りが別の生徒の目に止まり、徐々に生徒からの『このキャラクターを描いてほしい』という声が多くなり、イラストを描く機会が増えていきました。
漫画のキャラクターを用いたコミュニケーションを通じて、生徒との距離が縮まっていくことも感じました。生徒が喜ぶ姿を見る中で、学校行事に合わせて漫画のキャラクターとともにメッセージを伝えようと考えました。」

漫画のキャラクターを描くには絵心や画力がなければ難しいのではないかと尋ねると、伊藤先生は笑顔で「全然!絵心も漫画を描く腕前もありませんでしたが、学級日誌で毎日描いているうちに、何となく描けるようになりました。」とお答えが返ってきました。

また、続けて伊藤先生から「黒板アートを誰でも簡単に描くための秘訣があるんです。それはプロジェクターを使うことです。黒板に描きたいキャラクターや文章等を投影し、その映像をなぞることで、簡単にキャラクターを描くことができます。」と教えてくださいました。

と伺いつつも、黒板1面をどんなメッセージでどのように構成するか?、プロジェクターから投影されたキャラクターを上手くなぞるには?、と考える必要もあり、伊藤先生がおっしゃるほど簡単に描けるものではないようにも思いますが、、、読者の皆さんはどのようにお感じになりましたか?

実践してみたい先生方は、ぜひ伊藤先生の秘訣を参考に黒板アートにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

担任の先生から生徒たちへの想いの表現方法は、Episode1の合格祈願のお守りや、今回ご紹介した黒板アートなど様々あると思います。どのような方法にしても、こうした先生方のメッセージが、子供たちの日々の学校生活をさらに楽しく、心豊かなものにしているのだということを、お話を伺う中で強く感じました。

次回の「先生の魅力調査隊!!」もお楽しみにして下さい。

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