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高校生の読書感想文におすすめの本/書籍7選

今回は高校生の読書感想文にすすめの本/書籍を7冊紹介していきます。


高校生の読書感想文に必要なこと

高校生が読書感想文を書く際には、作品のテーマや登場人物の行動に対する自分の考えを深く掘り下げ、自分なりの意見を述べることが重要です。以下は、高校生の読書感想文に必要なポイントです。

作品の概要を簡潔にまとめる
印象に残った部分に焦点を当てる
テーマやメッセージに対する自分の意見を述べる
学んだことや気づき
結論をしっかりまとめる
自分の言葉で表現する
論理的な構成を心がける
作品の背景を考慮する

高校生の読書感想文では、物語をただ振り返るだけではなく、作品を通じて感じたことや学んだことを深く掘り下げ、自分の意見を論理的に展開することが求められます。独自の視点や、作品との関連性を意識して、自分らしい感想をしっかりと表現することで、印象に残る感想文を作り上げることができます。


高校生の読書感想文におすすめの本/書籍7選

大人になるっておもしろい?

大人になるっておもしろい?は様々な著者によって執筆された大人になることについてのエッセイや物語が詰まった本です。この本は、子どもや若者が持つ「大人になること」に対する疑問や不安を取り上げ、大人になることの意味や楽しさ、そして難しさについて描いています。大人になることに対する現実的な視点を提供しながらも、ポジティブなメッセージが込められており、読者にとって大人になることへの新たな視点を与えてくれます。

本書は大人になることに対する不安や疑問を解消し、前向きなメッセージを送っています。大人になることの楽しさや可能性について、明るい視点で描かれており、特に若者にとっては希望を持てる内容です。

各著者が異なる背景や経験を持つため、読者は一つの固定された視点ではなく、さまざまな視点から大人になることについて考えることができます。これにより、自分に合った大人像を見つけるためのヒントが得られます。

ともすると”物分りの良い大人”になろうとする人が多い現代ですが、本当の大人になろうと思ったら、読んでみることをお勧めします。
本当の大人とは、何なのか?考えさせられる一冊です。
長く教育にたずさわられた著者の、教育としての心意気のようなものを感じさせられました。
そして、若い子供達にに寄り添うような文体も、とても素敵です。

購入者のレビューより


読書する人だけがたどり着ける場所

読書する人だけがたどり着ける場所は作家の斎藤孝による読書についてのエッセイです。本書では、読書が人間に与える影響、心の成長、知識の蓄積、さらには人生における深い充実感について述べられています。斎藤氏は、読書を通じて得られる経験や知識が、人生を豊かにし、他者との違いを生み出す力になることを強調しています。読書によってどのように思考力や感受性が鍛えられるのか、その価値と意義を熱く語る内容となっています。

この本は読書がなぜ重要であるのかを再認識させてくれる内容で、日々の忙しさで読書の時間が取れない人でも、もう一度本に向かう意欲を与えてくれます。読書を通じて得られる感動や成長の喜びを、具体的かつ分かりやすく説明しており、読者にとっての読書の重要性を再確認させる一冊です。

斎藤氏自身の体験談や、彼が読んできた書籍から得た教訓が豊富に盛り込まれており、著者の個人的な声を聞くような親しみやすさがあります。これにより、読者は著者との距離感が近く感じられ、共感しやすくなっています。

子供のころから読書は好きですが、改めて読書のいいところを言語化してもらえたことがよかったです。
この中に出てくる書籍、何冊か買いました。
読まなければ冗談抜きで一生知ることがなかった書籍です。
新しい書籍・世界を知る、その意味でもこの本を買ってよかったです。

購入者のレビューより


不可能を可能にする 大谷翔平120の思考

不可能を可能にする 大谷翔平120の思考は世界的に活躍するプロ野球選手・大谷翔平がどのようにして「二刀流」や他の偉業を成し遂げてきたのか、その背後にある思考法を探る書籍です。彼の成功の秘訣、マインドセット、日々の習慣、メンタルの強さについて、120の具体的なエピソードを通じて紹介しています。単にスポーツの世界に留まらず、どのような分野の人にも応用できるような思考法が示されています。

大谷の思考法は、スポーツの枠を超えて、ビジネスや日常生活にも役立つ内容が多く含まれています。目標達成のプロセスや、困難に直面した時の対処法、メンタルの強化など、どんな分野の人にも応用できるヒントが満載です。

大谷のエピソードを通じて、困難に直面した際にも前向きに立ち向かう力や、自分を信じる姿勢が描かれており、読者にとって大きなモチベーションとなります。夢に向かって挑戦し続ける姿勢は、読者にとって刺激的であり、やる気を引き出してくれるでしょう。

目標設定、目標達成には何が必要かと考えることが大切だと、思いました。単なるポジティブ思考でない。しっかり考えて、しっかり行動するものが一流なんだと思いました。

購入者のレビューより


読書嫌いのための図書室案内

読書嫌いのための図書室案内は読書に苦手意識を持つ人や、本に対する興味を持てない人に向けたユニークなガイドブックです。著者は、読書に対する敷居の高さを下げ、誰でも楽しみながら本と親しむことができるように、多彩なジャンルや読み方の工夫を提案しています。読書の楽しみを再発見し、図書室や書店が楽しい場所に変わるような工夫が盛り込まれています。

本書は読書嫌いの人でも楽しく読めるように工夫されており、読書へのハードルを下げるための具体的なアドバイスが満載です。特に、短編やエッセイなど、軽く読める本の提案は、読書を始める際の最初の一歩として非常に有益です。

本書は親しみやすい文体で書かれており、読書嫌いの人でも読み進めやすい構成となっています。著者の温かい語り口が、読者に安心感を与え、読書に対する苦手意識を軽減してくれます。

教科書に載っている話を読書オタクが深読みや解説をして、「教科書くらいでしか活字を読んだことがない人たち」に対して読書の面白さを説くのが目的の小説かと思いきや、当作は完成度の高いミステリーでした! 真相が明らかになるとともに鳥肌が立ったあの感じは久しぶりでした、読後感も爽快でいい!

購入者のレビューより


海の見える理髪店

海の見える理髪店は直木賞作家・荻原浩による短編集で、2016年に刊行されました。本書には、表題作「海の見える理髪店」を含む6つの短編小説が収められており、それぞれが人間の繊細な感情や日常に潜むドラマを描き出しています。どの物語も心に残る静かな感動を呼び起こし、読み手に「生きること」や「人とのつながり」について深く考えさせる作品です。

どの短編も、心に温かさを与えるストーリーが展開されます。大きな事件や驚きがあるわけではありませんが、登場人物たちが織りなす人間模様が丁寧に描かれており、読者の心にじんわりと染み渡ります。

家族、人生、過去との向き合い方といった普遍的なテーマが含まれており、どの作品も読み進める中で、自然と自分の人生に重ね合わせることができます。読み手の人生経験によって、感じ取ることが変わる、深みのある内容です。

海の見える理髪店、だけが唯一記憶に残ったのですが、あまりにも描写が素敵で、普段本は読み返さないですが、これは読み返しました。
海の描写と、理髪店の描写が手にとるようにわかる。とても素敵で、まるで映像を見たかのように記憶に残りました。

購入者のレビューより


サル化する世界

サル化する世界は内田樹が現代社会の退行現象について論じたエッセイ集です。内田氏は、現代社会における人々の思考や行動が「サル化」していると警鐘を鳴らし、これが政治、経済、文化など社会全体に広がる危機を招いていると主張しています。本書では、物事を深く考えずに反応する傾向、浅薄なコミュニケーション、感情に左右されやすい社会の風潮などが分析され、人間の理性や知性が衰退している現状が描かれています。内田樹独特の洞察力と批判的思考によって、現代社会の様々な側面が鋭く浮き彫りにされています。

内田樹の洞察力により、現代社会の問題が鋭く分析されています。彼の論点は幅広く、政治、経済、文化、教育など、さまざまな分野での退行現象を捉えており、読者に現代社会の課題を考えさせる内容となっています。

本書は、読者に物事を深く考えるよう促す力があります。単なる批判に留まらず、内田樹は人間がどのようにして再び理性や知性を取り戻すべきかという提言を行っており、読者は自身の行動や思考を見つめ直すきっかけを得ることができます。

これぞ 「知性」 という内容の本。時間(人間の長い歴史)と、空間(地球全体)を俯瞰し、今世界・日本で起こっていることの本質を分析し、わかりやすく提示してくれる警世の書です。

購入者のレビューより


AI vs. 教科書が読めない子どもたち

AI vs. 教科書が読めない子どもたちは新井紀子氏による教育やAIに関する問題提起の書籍です。本書は、人工知能(AI)の発展と、それに伴う教育現場での問題、特に「読解力の低下」に焦点を当てています。著者が行った「リーディングスキルテスト」の結果を通じて、日本の子どもたちの読解力の低さが浮き彫りになり、その原因や影響について考察します。また、AIがどのように進化しても克服できない「読解力」とは何かを解説し、教育改革の必要性を強く訴えています。

リーディングスキルテスト(RST)のデータを元にした分析が説得力を持っており、日本の教育現場での現実的な問題が具体的に浮かび上がります。教育関係者や保護者にとって、非常に有益な情報が詰まっています。

著者は、読解力がただのスキルではなく、将来の社会で成功するための基盤であることを強調しています。AI時代においても、人間の強みとして読解力を伸ばすことの重要性が説かれています。

AI についての知識がほぼない状態で読んだので、前半の「昨今のAI 幻想」の説明も後半の「そんな非柔軟なAI に人間が負けている」と警鐘を鳴らす項目も、全体を通して多く学びを得られた時間になりました。
どんどんと加速していくAI を救いととるか脅威ととるかは、人の能力により二極化していきます。
今後自分自身が社会で生き残るためにも、そして子どもがいる親なら何が子どもにしてあげられることかを考え始め、何が足掛かりになるかを知るためにも、よくまとめられた一冊だと思います。

購入者のレビューより


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