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中学生の朝読書におすすめの本8選

今回は中学生向けに朝読書におすすめの本を8冊紹介していきます。


中学生が朝読書に集中するために必要なこと

中学生が朝の読書時間に集中するためには、以下のポイントが大切です。これらを実践することで、効果的に読書に集中し、読書の習慣化を促進することができます。

読書環境を整える
興味を引く本を選ぶ
読書の目的を持つ
読書習慣の定着
スマホやゲーム機から距離を置く
読書の楽しさを見つける

中学生が朝読書に集中するためには、適切な環境作りや、興味に合った読書素材の選定、そして読書習慣の確立が重要です。また、目的意識を持ち、体調管理をしっかり行うことで、集中力を高めることができます。読書を楽しむ姿勢を持ち、日々の生活に取り入れていくことで、自然と集中して読書に取り組むことができるようになるでしょう。


中学生の朝読書におすすめの本8選

図書館戦争

図書館戦争は有川浩による日本のライトノベルで、2006年に刊行されました。近未来の日本を舞台に、「メディア良化法」という法律により、言論や表現の自由が規制される社会で、図書館が言論の自由を守るために戦う姿を描いた物語です。ジャンルとしては、SF要素を持ちながらも、アクション、恋愛、社会問題を織り交ぜた作品です。

物語の中心は、図書館の防衛部隊「図書隊」に所属する主人公・笠原郁(かさはら いく)と、彼女の憧れの人物である堂上篤(どうじょう あつし)との関係、そして図書館をめぐる戦いです。有川浩のユーモアとリアリティが融合した作品で、社会問題に真摯に向き合いながらも、エンターテイメントとして非常に楽しめる物語となっています。

図書館が武装して言論の自由を守るという設定がユニークで、SF的要素がありながらも、現実社会に根ざしたテーマを扱っている点が斬新です。現代社会の問題とリンクしているため、読者にとって考えさせられる部分も多いです。

めちゃくちゃ面白かった!!
電車の中で読んでたら、面白くて笑いが込み上げて来ちゃうとことかあって、困ったくらい。
でも、たまにハッと気付かされるような台詞があったり。
戦闘シーンは、ドキドキしてページを繰る手が早まる。
堂上が格好良くて好き。

購入者のレビューより


カラフル

カラフルは森絵都による日本の児童文学で、1998年に刊行されました。主人公が死後、天使に導かれて地上に戻り、自殺未遂を起こした少年の体に「仮住まい」しながら再び人生をやり直すという物語です。児童書として書かれた本作ですが、深いテーマと普遍的なメッセージが込められており、子どもから大人まで幅広い読者に共感を与えています。

テーマは「生きる意味」や「自分自身の価値」、そして「家族や周囲とのつながり」。人生の中で見失いがちな「本当の自分」を再発見する過程が、温かくもユーモアを交えながら描かれています。

自分自身の価値に迷ったり、他人との関係に悩んだりするのは、誰もが一度は経験することです。「カラフル」は、そんな不安や葛藤に対して前向きなメッセージを送り、読者が自分自身を受け入れる力を与えてくれます。

夏休みの読書、学校の朝読書用に購入。オススメに出てきて、内容も面白そうだと思いました。大人も楽しめそうなので、自分でも読んで見ようと思います。

購入者のレビューより


君の膵臓をたべたい

君の膵臓をたべたいは住野よるによる日本の小説で、2015年に刊行されました。物語は、膵臓の病気で余命が限られた女子高校生・山内桜良(やまうち さくら)と、彼女の秘密を偶然知ってしまった「僕」の、特別な時間を描いています。タイトルの衝撃的なフレーズとは裏腹に、青春小説として純粋で切ない友情や愛情、そして生と死を扱った物語が展開されます。2017年には映画化もされ、話題を呼びました。

この作品は死を目前にした少女と、無関心で他人と距離を置いていた少年が、徐々に心を通わせていく過程を繊細に描いており、読者に強い感動を与える作品です。

死を前提にした物語でありながら、決して重苦しい雰囲気にはならず、軽やかで心温まる日常が描かれています。しかし、桜良の病気や死が常に背景にあることで、物語全体に深い悲しみと感動が漂います。誰もが避けられない「死」をテーマにしつつ、前向きなメッセージが込められている点が多くの読者に響きます。

この作品は闘病×恋愛の作品です!色々な作品を読んできましたがこの作品はその中でもとてもオススメです
女の子の病気を知りながら一緒に過ごし、恋愛感情が生まれ、最後には誰も予想しない展開があります
ぜひ読んで欲しいです
最後に 「君の膵臓をたべたい」の意味がわかった時は泣きました

購入者のレビューより


くちびるに歌を

くちびるに歌をは中田永一による日本の小説で、2011年に刊行されました。舞台は長崎県の中学校。物語は、音楽教師の代理として島に戻ってきた主人公・柏木ユリが、合唱部の顧問を務めることになり、生徒たちと向き合う中で、それぞれの成長や葛藤、心の変化が描かれていきます。合唱を通じて、生徒たちが抱える悩みや家族の問題が次第に明らかになり、音楽が人々をつなげ、心を開いていく姿が温かく描かれています。

タイトルは、合唱部が練習する課題曲「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」(アンジェラ・アキ)に由来し、その歌詞が生徒たちの心に響く場面が、物語の重要な要素となっています。2015年には映画化もされ、多くの人々に感動を与えました。

家族、友情、夢と挫折など、誰もが共感できるテーマが描かれています。特に、思春期の生徒たちが自分自身を見つける過程での苦悩や希望が、繊細に描かれており、読者に強い感動を与えます。

子供が何度も繰り返し読んでいます。心に響くものがあるんでしょう。自分が本が苦手で、子供には本好きにさせたいと、せっせとプレゼントしています。この本はすごく感動するみたいです。

購入者のレビューより


13歳のキミへ

13歳のキミへはさまざまな分野で活躍する著名人が「13歳の自分へ宛てたメッセージ」を綴った一冊です。社会人や文化人、アーティスト、スポーツ選手など、各界の著名人たちが、自分が13歳のときに抱えていた悩みや不安、夢や希望について率直に語り、その時の自分に向けて助言や励ましの言葉を送ります。読者はそれを通じて、人生の困難や喜びにどう向き合うかを学び、自分の生き方や未来を見つめ直すきっかけを得ることができます。

この本は思春期に差し掛かった若者に向けたエールであり、彼らが抱える悩みや迷いに対して、さまざまな視点からのヒントや勇気を与えてくれます。人生の先輩たちの体験談とアドバイスは、読者にとって人生の羅針盤のような役割を果たします。

人生の困難や挑戦を乗り越えてきた先輩たちの言葉は、13歳の読者にとって大きな勇気や励ましになります。希望を持ち続けることの大切さや、自分の信じる道を進む勇気が伝わってきます。

娘に頼まれて13歳の孫に買いました。孫も興味深く読んでいるらしいです。

購入者のレビューより


氷菓

氷菓は米澤穂信によるミステリー小説で、2001年に刊行された〈古典部〉シリーズの第1作目です。物語は、高校生の折木奉太郎が、廃部寸前だった「古典部」に入部し、好奇心旺盛なクラスメイト・千反田えるや友人たちと共に、学内外で起こる謎を解決していく青春ミステリーです。

「氷菓」は、日常の中で起こる小さな謎を解明していくというスタイルが特徴的です。大きな事件や派手なアクションはありませんが、何気ない日常の出来事に潜む謎を丁寧に解き明かすことで、読者を引き込んでいきます。この「日常ミステリー」というジャンルが、他のミステリー作品とは一線を画す魅力となっています。

物語の終盤で明かされる「氷菓」の秘密は、単なるミステリーの解決だけでなく、過去に対する思いや感情が深く描かれており、読者に感動を与えます。タイトルに込められた「氷菓」の意味が明かされたとき、物語全体のテーマが明瞭になり、感情的な余韻を残します。

高校時代。
青い春な世代に現実的な物語。
でも決して軽くなくて深い気もして濃厚な物語。

購入者のレビューより


かがみの孤城

かがみの孤城は辻村深月による日本のファンタジー小説で、2017年に刊行され、第15回本屋大賞を受賞した作品です。物語は、学校に通えなくなった中学生のこころが、自室の鏡に吸い込まれ、そこで出会う7人の少年少女たちとの交流を通じて成長していく姿を描いています。

ファンタジーと現実が絶妙に織り交ぜられたストーリーで、いじめや不登校といった現代の社会問題を背景にしながらも、ミステリー要素やファンタジーが組み合わさり、読者を引き込む内容となっています。物語は、キャラクターの心の変化や成長を丁寧に描きつつ、鏡の向こうに広がる「孤城」での謎解きが展開されます。

孤城の謎や、彼らがそこに集められた理由、鍵の秘密など、物語の中に散りばめられたミステリー要素が読者を引き込みます。物語が進むにつれて少しずつ明かされる真実が、読者に驚きと感動をもたらします。

すごく面白くて、小説で初めて午前5時まで起きて読みました。欲を言えば、レオンとこころがその後どうなったのか、レオンは城での記憶をどれだけ持っているのか、みんなのその後などを知りたいです。

購入者のレビューより


風が強く吹いている

風が強く吹いているは三浦しをんによる日本の青春スポーツ小説で、2006年に刊行されました。物語は、箱根駅伝を目指す大学生たちが、陸上競技未経験者も含むチームで挑戦する姿を描いています。彼らが厳しい練習や困難を乗り越え、絆を深めながら成長していく様子が感動的に描かれています。スポーツと青春、友情、努力をテーマにしたこの作品は、ただのスポーツ小説に留まらず、キャラクターたちの内面描写や、彼らが持つ個々の背景が丁寧に描かれていることが特徴です。

登場人物それぞれが個性的で魅力的です。天才ランナーでリーダーのハイジ、内向的で過去にトラウマを持つカケル、他にもさまざまな性格やバックグラウンドを持つ10人のキャラクターたちが、物語を豊かに彩っています。彼らの成長や友情、葛藤が丁寧に描かれているため、読者は自然と感情移入しやすくなります。

青春小説としても優れており、成長過程での喜びや苦しみが瑞々しく描かれています。チームメイトとの絆、努力、夢に向かう姿勢など、青春時代のエッセンスが詰まった作品です。若者たちが全力で何かに挑戦する姿に、多くの共感を呼びます。

最後までページを飛ばさずに読み終えました。
学生だったときの自分と、登場人物のキングの自分が重なりました。
わたしも彼らみたいな青春を過ごしたかったなー。
最後までハラハラしたし、たくさん笑いました。
一気に三浦しおんのファンになりました。

購入者のレビューより


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