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”やさしい”言葉づかいで、”やさしく”言葉をつかう

”やさしい”言葉づかいは、ちいさい頃からいわれてきました。要は、誰かに静かにしてほしいときに「黙れ」「うるせえ」「喋ってんじゃねえぞ」とかって言う代わりに「勉強したいから、もうすこし静かにしてもらえない?」なんてふうに伝えることです。笑

それから10年以上が経って、今度は”やさしく”言葉をつかうことを学んでいます。わかりやすく、例題で記してみます。

Aさん「今度の日曜日あいてる?」
Bさん(正直なにもないけど内容次第だな…)
   「予定あるけど調整できるかも。なにかあった?」
Aさん「お、飲み会いこう!!」
Bさん(えぇ、乗り気しない…)
   「ゴメン、それだったら調整できないわ。」
Aさん「なんでよ、行こうぜ~~」


けっこうあるあるですね。笑笑

Aさんに誘われたBさんは、
①空いてたら飲み会にいく
②飲み会をことわってAさんを傷つける
っていう選択肢しか生まれないから、Bさんにとってはどっちの選択肢でも悲しい結果になります。だから、やさしくないんです。ここまであからさまなのは無いとしても、意外とやってしまいがちです。


Cさん
「どうしてもRADWIMPSのコンサートに行きたい…そうだ、DがRADWIMPSのマネージャーと知り合いの友達だっていってたな。お願いすれば裏でもらえるはず!!」


みたいなことです。すきすぎて盲目になったり、きらいすぎて周りが見えなくなったりしてしまいます。

この例だと、Dさんは、
①Cさんからのお願い断って傷つける
②マネージャーと知り合いの友達に、”やさしくない”お願いをする
③もう縁がないから連絡取れないってウソをつく
みたいな選択肢しかなくなってしまいます。Dさんはなんの選択をしてもいい気分になれません。


ちなみに、今回のコロナ騒動でもありました。

Eさん「緊急事態宣言で子どもが外で遊べないから、うちとFの子どもだけで遊ばない?うちの子どもたちもすごく会いたがってるし、そこまでの人数にもならないから大丈夫じゃない?」

Fさんの選択肢は、
①Eさんの誘いを断って、Eさんも子どもも傷つける
②周囲の目と感染リスクを伴いながらあそぶ

Eさんは、子どものためっていう言い訳があるので誘いやすいですし、Fさんからしたら何もわるくないEさんの子どもまで傷つけるリスクがあるっていうことです。


だから、”やさしい”言葉づかいと同時に、”やさしく”言葉をつかうっていうのも大切っていうことですね!!


* * *


でも、ときにはそんなことを気にしなくてもいいときがあるとおもいます。それがたとえば、感情的な瞬間です。

辛くてどうしようもなくなったときや、反対にうれしくてうれしくて誰かにきいてほしいとき、そんなときは”やさしい”言葉づかいで、誰かにお願いをしてもいいとおもいます。そうやって、助けあって生きていくのが誰もが生きやすい社会じゃないかなっておもいます。

2020年6月9日
しっぱいノート150日目
えだちゃん。

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