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レトロクッキング

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2020年12月の記事一覧

昭和14年の果物類のお料理”バナナのカツレツ”

昭和14年の果物類のお料理”バナナのカツレツ”

◆婦人倶楽部八月號附録 夏のお惣菜向一品西洋料理 昭和14年(1939) 和装の女性に日本国旗と健康報國という文字がなんだか戦争の気配がするなと思うんですが、この本は西洋料理のレシピ本です。

 中をめくっていくとけっこうモダンで美味しそうな料理が並びます。太平洋戦争前の食文化が見えて面白いですね。
 ちなみに料理にマヨネーズソースやトマトケチャップが度々でてくるのですが、巻末にレシピがのっていま

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昭和14年 冬の食卓を賑わす温かい味覚

昭和14年 冬の食卓を賑わす温かい味覚

◆昭和14年 冬の温かい経済料理の作方五百種山海の珍味より何より、温かいといふことが冬の第一のご馳走でございます。  (中略)聖戰第三年を迎えての今年の冬は、うんと頭脳を働かせて、日々のお惣菜は勿論、お正月の御馳走もお客料理も、できるだけ経済的に、しかも温く美味しく拵へて、寒さを蹴飛ばすことにいたしませう。

からはじまっています。                          本誌が発行され

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甘い甘い衝撃 バレンタインのドリームクッキング

甘い甘い衝撃 バレンタインのドリームクッキング

◆魚菜 2月号 おしゃれな料理雑誌2月号 昭和45年(1970)堂々たる伊勢えびにA HAPPY NEW YEARの文字、見かけたら思わず二度見してしまうような表紙。年明けのおめでたい雰囲気が伝わって来ますが、なんと2月1日発行の2月号です。

ご飯どんぶり物50品、15分のスピードクッキングなど特集が組まれていますが、
2月号のメインはバレンタインと言ってよいでしょう。
本命チョコ、義理チョコ、

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昭和45年 各国パビリオンがおすすめする 万博特選料理メニュー

昭和45年 各国パビリオンがおすすめする 万博特選料理メニュー

◆魚菜 5月号 おしゃれな料理雑誌5月号 昭和45年(1970)
前回につづいて同じ雑誌からの紹介です。
この本は5月号でして、1970年の5月1日に発行されているんですが、この年の日本の一大イベント、EXPO'70大阪万博についての記事です。大阪万博はこの年の3月15日から9月13日まで開催されたそうなので、とっても早い万博レビューですね。実際に食べにいって取材しているようです。
 ”食べる料理

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昭和45年 さわやかなお菓子とお子様ランチ

昭和45年 さわやかなお菓子とお子様ランチ

◆魚菜 5月号 おしゃれな料理雑誌5月号 昭和45年(1970) 前にも紹介したことのある魚菜です。この雑誌大好きなんですよね。デザインもいいし、主婦向けというか若い女性向けという感じで、ぶっとんだ料理も多く紹介されています。

前回の記事はこちら ヤングミセスの新婚ウィークリークッキング

 魚菜は紹介したいページがたくさんあるんですが、まずは”さわやかなお菓子”というコーナーです。
あまり見た

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ヤングミセスの新婚ウイークリークッキング やさしい愛情料理一週間

ヤングミセスの新婚ウイークリークッキング やさしい愛情料理一週間

◆魚菜6月号 おしゃれな料理雑誌 昭和45年(1970) 魚菜は東京自由が丘にある、魚菜学園という料理学校が発行している雑誌です。学園の創設者田村魚菜先生も、本には編集兼発行人として記載されています。婦人向け料理雑誌が多いなかで、若い独身女性向けに書かれた花嫁修業要素もある雑誌でレシピはもちろんファッションやヨーロッパのコラムなどボリューム満点の雑誌です。中にあるイラストも広告もおしゃれでかわいい

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昭和15年のレシピ”ふはふは汁”

昭和15年のレシピ”ふはふは汁”

◆一年中の経済料理の作方六百種 昭和15年(1940) この本は主婦の友新年号の付録料理本です。当時の婦人雑誌は新年号にこのような付録をつけるのが定番だったようで、僕も新年号付録をいっぱい持っています。

この本がでた昭和15年は日本でも世界大戦が目の前にせまっている状態、この本のテーマも経済料理。でも中を読んでいくと洋食のレシピやカタカナ表記もみられちょっと豪華な感じもあります。

ワインの広告

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昭和14年のイギリス料理レシピ”ケゼリ(魚飯)”

昭和14年のイギリス料理レシピ”ケゼリ(魚飯)”

◆主婦之友 花嫁講座 洋食と支那料理 昭和14年(1939) この本は戦前に出版された、主婦之友花嫁講座というシリーズものです。
料理だけでなく、裁縫、園芸、お作法など全20巻も出版されている人気シリーズです。
 いくつか持っていますが、どれもクオリティが高い。今このまま再販しても通用しそうな料理本です。出てくる知識、料理内容のクオリディが高すぎて花嫁講座の域を超えています。いま出版されたら、花嫁

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昭和26年 ”家庭向き洋菓子(ケーキ)の作り方” ポテトホットケーキ ジエロー

昭和26年 ”家庭向き洋菓子(ケーキ)の作り方” ポテトホットケーキ ジエロー

◆一年中の家庭料理大全集 婦人生活二月号付録 昭和26年(1951) 終戦から5年半後に出た料理本です。けっこう豪華なレシピが並びますが付録とはいえ、本の作りや印刷はざらついた感じがあります。
 昭和26年という時代を調べてみると、朝鮮特需という言葉が出てきます。朝鮮戦争が始まり、アメリカが日本の物資を買って多くの外貨が入ってきた話ですが、どのくらい庶民までその影響はあったのでしょうか。

この本

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昭和14年の中華料理レシピ 蛋餃(餃子風の卵焼き)

昭和14年の中華料理レシピ 蛋餃(餃子風の卵焼き)

◆主婦之友 花嫁講座 洋食と支那料理 昭和14年(1939)
 前に同じ本から、ケゼリという魚料理を紹介しましたが今度は支那料理を紹介します。
 この本は前半が洋食、後半が支那料理と375ページと大ボリュームの本ですがどの料理も本格的です。
 支那料理の料理名はすべて中国語表記になっています。一見わかりにくそうですが今の時代は中国語名で検索かけるといろいろ出てくるので、実はわかりやすいかも。元の料

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昭和30年の乾物料理 ロマンチックなぜんまいの黒光煮

昭和30年の乾物料理 ロマンチックなぜんまいの黒光煮

◆主婦と生活12月号付録 冬の家庭料理500種 昭和30年(1955年) 本の表紙の写真はおそらく女優の若尾文子さんです。まだカラー写真ではなく彩色して作られた表紙がいい雰囲気をだしています。手作業で彩色してあるので、表紙のお肉がなんだか変なことになっていますね。ローストチキンが途中から生の牛肉になっているような。。。現代ではありえない誤植ですね。

◆15円から30円まで 材料別一品料理 中をめ

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昭和27年の”家庭料理の基礎独習法”上手な御飯の炊き方

昭和27年の”家庭料理の基礎独習法”上手な御飯の炊き方

◆経済で美味しいお惣菜料理集 主婦之友(新年特大号)付録 昭和27年(1952) 経済で美味しいお惣菜料理集とありますが表紙はすき焼きですね。経済といえども豪華な表紙がかざります。すき焼きとビフテキのレシピもありますがちょっと読んでみると景気のいい話がのっています。

◆すき焼きとビフテキすき焼きのレシピを読んでみると

神戸肉や松坂牛などの本場のものが理想的。ローストいわれる背のところの霜降り肉

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