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【進化の過程に無駄はゼロ】

今日は

『進化の過程に無駄はゼロ』

について考察していきます。


人は自分が掲げる目標に向かって
一所懸命に突き進みます。

個人、組織、社会、世界に関係なく
大きなビジョンと
熱いパッションを抱き
ゴールを達成しようとします。


例えば

「パートナーともう1度燃え上がるような
 関係性を築く為に強靭な身体に戻すべく
 肉体改造して体脂肪率を10%以下にする」


「1ヵ月で売上を2倍にする為に
 戦略と戦術を立て直す事によって
 メンバーがそれぞれの役割を
 果たせるようにしていく」


「子供から高齢者まで地域の方々が皆
 笑顔で喜んでもらえるように
 週末までに面白いイベント企画を
 構想して1週間後に実施する」


「全世界が心身共に健康的で充実した
 ライフスタイルが送れるように
 食事、運動、心構え等全て
 本質に基づいたプログラムを提供する」

etc

ポジティブな視点にフォーカスして
理想に近づけようと邁進します。 
 
 
しかし
全てが順調に右肩上がりで
良い事尽くしの状態になリません。

むしろ苦難困難に遭遇して
逆境に立たされる事もあります。

 
上記の例で言えば

「パートナーに良いところを見せようと
 必死にトレーニングに励むも
 ミスコミュニケーションから
 すれ違いが起こり関係にヒビが入る」


「チームに発破をかけようと
 課題を少々厳し目に設定すると
 メンバーから猛反発を喰らい
 組織としてのまとまりが無くなる」


「子供や高齢者の為に貢献しようとすると
 余計なお節介は要らないと言われ
 企画が頓挫して振り出しに戻り
 最初から練り直す事態になる」


「全世界で意図的に食糧危機が引き起こされ
 物流が一氣に止まってしまう事で
 食糧が行き届かなくなり、各国であちこち
 飢饉や暴動が発生する大参事になる」

etc

想像を絶するような
最低最悪の状況です。


※「食糧危機」に関しては
 これから先現実的に起こり得る
 可能性が高いと思われます。

 支配者層が意図的に演出して
 一般人に遺伝子組換え食品や培養肉等を
 大量に配布する匂いがします。

 連中は健康に被害の無い良質な食事を摂り
 市民は健康に被害をもたらす
 有害な食事を摂らされる
 悪魔的な計画です。

 妄想で終わってほしいものです。
 

人は何かに取り組んで
上手くいかずに
結果が出なかった時
無駄だと感じます。

特に真面目に努力していれば
一層歯痒い氣持ちになります。


そして
無駄だと感じる根底には

「結果が出ない=失敗」

と認識している事です。


確かにプロの世界では
結果が全てです。

どれだけ歯を食いしばって
血の滲むような鍛錬をしても
結果が出ないのであれば
何も出来ていない事になります。

非常にシビアな世界です。


数字やデータの側面や
形式上の事実においては
結果を出す事で証明されます。

口先で綺麗事ばかり言うより
目に見える形で表される事で
信用されるようになります。


一時的に偶然
結果が出る場合もあります。

未来永劫ずっと続くとは
言い切れません。

ビジネス、スポーツにおいて
熟練者程弁えています。


現代社会では
失敗やミスに対して
寛容さが無くなっています。

背景には学校教育によって
◯✕方式の強烈な刷り込みが
植え付けられています。


そもそも世の中に
絶対的な正解&不正解
絶対的な成功&失敗は
ありません。

正しくもあり
間違いでもあります。


単純に二元論で分断して

「fight or flight」

を繰り返しては
何の進展も見込めません。


仮説と検証して
認識するだけです。

失敗やミスは
ニュートラルに俯瞰して
フィードバックする事で
新たな学びとします。


すると

「現実から目を逸らせて逃げている」

「事実となる数字やデータを無視している」

「現状を正確に把握しようとせず
 ポジティブ万歳になっている」

etc

グギギっと腹立たしくなり
失敗やミスと向き合わず
現実逃避しているのではないか
と捉えるかもしれません。


結果が出ない事実を分析して
客観的に要因を見直す事も必要です。

原因思考で止まると前に進みません。

そこで目的思考で捉えると
今後より上手くいく方法が見つかり
自分自身へのフィードバックを
しているに過ぎません。


人の身体はどの器官も
欠けては機能しません。

無駄な臓器があるでしょうか。

全てが組み合わさって
人の身体として
成り立っています。


物事も全く同じ仕組みです。

全てはパーツであり
全ては全体であります。

無駄なモノはありません。

物理的に断捨離するモノはあるでしょうが
行動している中身に無駄はありません。


今まで苦しい経験をしてきた事も
進化の過程に繋がっています。

逆に苦行をスキップして
安全回路で進んでしまうと
予測可能な出来事だけにしか
対処出来なくなります。


居心地の悪い環境で
踏ん張って乗り越えるからこそ
予測不可能な事にも
悠々と対応出来ます。

無駄だと思わずに
貴重な体験と捉えて
全て肥やしにしていくと
磨かれていきます。


道は必ずあります。

「死ぬこと以外かすり傷」

です。


諦めず粘り強く
地道にコツコツと
継続していくに尽きます。

最後までお読み頂き
ありがとうございます。


追伸
あなたにとって
これは「苦行」である事を
教えてください。

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