【ワーカホリックはプア充になる】
今日は『ワーカホリックはプア充になる』
についてお伝えしていきます。
会社員時代や
鍼灸整骨院を運営している時は
睡眠時間を出来るだけ短くして
猛烈に働いていました。
1分1秒でも動いていないと
時間が非常に勿体ないと
感じていました。
もちろん初期段階では
ある程度死に物狂いで
がむしゃらに行動する事は
必要かつ大切です。
ただ行き過ぎると
心に余裕が無くなっていき
感情の乱れも表れます。
昔を振り返ると
頑張っているでしょうが
リラックス状態が無く
いつもあくせくしていました。
頑張る事は
我を張る事なので
長続きしません。
『頑張る習慣は続かない』参照。
人は「マズローの五段階欲求」で
自分の欲望から順番に
満たしていくように
スタートしていきます。
「マズローの五段階欲求」
・レベル1.生理的欲求(生存:食事 睡眠 性行為)
・レベル2.安心安全欲求(資源:家、貯金、健康)
・レベル3.社会的欲求(仲間意識 集団帰属)
・レベル4.承認欲求(周囲に認められたい&評価されたい)
・レベル5.自己実現欲求(貢献 クリエイティブ)
いきなり自己実現欲求に
到達する事はありません。
欲望を抑え込んで満たさずに
頑張る事はエゴに固執して
現状維持のままになっています。
現状で大きな不満が
出ているのであれば
マズローの五段階欲求で
どこかが満たされていません。
日本で暮らせている事は
生理的欲求や安心安全欲求は
最低限保障されています。
もしレベル2までにおいて
愚痴や批判批評を言う場合
他者や社会に責任転嫁して
自己防衛しているだけです。
有難みを忘れてしまって
感謝の氣もちが無い状態です。
必死に実践行動しているのに
どこか充足感が感じられないのは
なぜだろうと疑問視していました。
真面目な人ほど
落ちりやすいです。
その奇妙な正体こそ
「ワーカホリック」
です。
ワーカホリックとは仕事中毒で
生活の糧を得る手段であるはずの職業に
私生活の多くを犠牲にして
打ち込んでいる状態を指す言葉である。
ときおり、仕事に打ち込むあまり
家庭や自身の健康などを
犠牲とするような状態を指す。
その結果として、過労死や熟年離婚
といった事態を招くこともある。
wikipediaより引用
また「ワーカホリック」は
英語で仕事という
意味を持つ「Work」と
アルコール中毒という
意味を持つ「Alcoholic」を
合わせてつくられた言葉です。
背景として戦後GHQが
日本人の誠実勤勉な性格に着目して
数々の悪意ある政策を
実施して来た事が大きいです。
無論日本人の意志で
主体的に国を復興させようと
猛烈に集中していた事もあります。
さらに学校教育による
恐ろしい洗脳支配が進行して
集団による同調圧力を
刷り込まれていきました。
もしくは村八分として
仲間外れにして排斥する
集団リンチのような
状態も見受けられます。
「学校教育」
「同調圧力」
「村八分」
etc
一致団結して協力する意識は
良いかもしれません。
しかし、全てを同一視して
1人でも違った者が居れば
排除するとなればもはや
全体主義です。
全部同じやり方、同じ対応等
統一されて綺麗に思えますが
あまりに露骨に縛り過ぎると
融通が利かなくなります。
その愚かな失態は
歴史が証明しています。
ワーカホリックを
極端にやり過ぎると
フェア&アンフェア思考で
捉えるようになります。
例えば
会社である1人が
仕事から離れて違う事をしていたり
有給休暇を取得していたとします。
すると集団で1人を
攻撃し始めます。
「なんであいつは仕事をサボっているのだ」
「1人だけ手を抜いて楽をして遊んでいやがる」
「こっちは一所懸命仕事しているのに、有給休暇を使ってズルい」
etc
自分は真面目に働いているのに
全く報われていないと
被害者意識を持ち出します。
私も会社に入社したばかりの頃は
学校教育や同調圧力等によって
完全にワーカホリック状態に
陥っていました。
若い時は経験値を積む為に
良い意味でワーカホリックを
体験する事は必要だと思います。
不条理で納得いかない事や
布団の中で涙を流す事等
積極的に辛い経験をします。
もみくちゃにされるうちに
ひと皮ふた皮と剥けて
成長していくものです。
とは言え昨今では何でも
情報収集出来る時代なので
リスクを極力回避して
安全志向になりがちです。
多少怪我を負う状況に
遭遇するほうが
忍耐力も身に付きます。
『怪我こそ最高の学び』参照。
問題点とすれば
ワーカホリックを経験した人が
ワーカホリックを当たり前として
他者や周囲に押し付けてしまう事
全くワーカホリックを経験しないで
常に安心&安全&安定志向で
リスクを避けて楽ばかりする事
両極端になる事です。
ワーカホリックを推奨し過ぎると
ライフスタイルのバランスが取れず
リア充どころかプア充になります。
仕事を義務感で捉えて
作業をこなすだけです。
『シゴトの意義』参照。
ライフワークではなく
ライスワークとして
苦痛を感じながら
取り組む事になります。
生計を立てる事は大切ですが
本来の目的から大きく脱線して
何のために仕事しているのか
袋小路に入って彷徨います。
すると
思考・感情・発言・行動が一致せずに
心の内側で悪い葛藤を抱えます。
生活費を稼ぐためだけに働く事になり
思い切って楽しめる状態ではありません。
あくまで自分軸で主体的に
本当に心からやりたいと思える
仕事をしていくようにします。
お金の洗脳を解く意味でも
自分の心の声をじっくりと
聴いたほうが良いです。
フロー状態に入って
仕事に集中する一方で
リラックスも欠かせないです。
ヘラヘラして豪遊する事は
身を滅ぼし良くないですが
週に1日は完全休養すると
心身共に充電出来ます。
適度に趣味や余暇を楽しんで
リフレッシュする事は大切です。
仕事する時は完全に集中して
休暇とのメリハリをつける事です。
全くワーカホリックをしない事も
居心地の良い場所に留まって
楽や手抜きを覚えてしまいます。
家系が大富豪で資産を受け継いで
一生安泰で過ごせる場合を除き
世の中全てのリスクを避けて
安心&安全&安定して
人生を送れることは
殆ど無いでしょう。
『リスクを尊重する』参照。
10代や20代の時は
積極的に体当たりして
数多くの経験値を積む事で
40代以降に活かされてきます。
最近では
「ITエヴァンジェリスト:若宮正子さん(86歳)」
「国内最高齢現役インストラクター:瀧島未香さん(91歳)」
のように80代以上の方も
起業家として活躍されています。
年齢に関係なく
新しい事を始められるので
歳だからという言い訳は
通用しなくなっています。
だからと言って若いうちに
「ゲームばかりして引きこもる」
「スマホ中毒になって外で自然に触れない」
「お金ばかり使って派手に豪遊する」
etc
手軽で便利な事にどっぷり浸かると
表面的なテクニック依存症になり
自力でやり抜く力が失われます。
大きな恥をかいて
たくさん失敗しておくと
観察力が養われていきます。
どんどんリスクを取って
楽しむくらいが良いです。
「可愛い子には旅をさせよ」です。
ワーカホリックでプア充に
陥らないためのアプローチは
下記の3つです。
1.若い時は少々リスクを取り
居心地の悪い場所で色々な経験値を積む
2.年齢を重ねるとリスクを考慮しつつ
ライフワークバランスを取る
3.仕事と休暇のメリハリをつけて
両方共フロー状態で楽しむようにする
人によってはワーカホリックと
感じていない場合もあり得ます。
傍から見れば
ワーカホリックに思えても
当の本人にはワクワクして
楽しい事かもしれません。
心身共に充足感に満ち溢れる
人生を送っていきましょう。
今日も読んでくださって
ありがとうございます。
追伸
あなたにとって
「ワーカホリック」の
エピソードを教えてください。
追追伸
今日は牡羊座新月と
エイプリルフールですね。
嘘や冗談が誠の真実となる
可能性もあり得ます。