最近の記事

喜びを共有する方法

例えば、嬉しかったとき、嬉しかったことを話したくなる。できれば、ただ聞いてもらえたなら一番嬉しいと思うのが自然だけれど、様々な人間関係においては出来事をそのままに渡せないこともあり、それは言うなら大人の事情で。でも大人になったからこそ選択肢も増えている。相手を認識するようになることは、相手にも感情があると意識をすることで、そこには思いやりというクッションが横たわる。 嬉しいの気持ちは外側の出来事をむくなら、誰もが持つ普遍の感情、感動の心。だからそれを相手にも自分にも、嬉しい

    • 心のお天気、その受けとめ方

      わたしたちは心に曇りを抱えることがある。空のように。そんなときには心を晴らそうと、好きな音楽を聴いたり、心地よい場所へ出かけたり、大切な人たちと会話を交わしたり、機嫌を整えることをする。 曇り空の理由はいろいろで、感情というものは実に深く、複雑な層になり、本当に雲で覆われてしまったかのようになる。そして希望なのは気づきが隠されているということ。 だから、無理をせずに心模様のままに過ごしてもみる。たとえば静かな音楽をかけながらゆっくり料理を作ったり、好きな飲み物を淹れて外の

      • すべてを楽しむ旅

        物事はどうすれば楽しむことができるのかを考えると意外と方法があり、また楽しみが続いていくことがある。その世界にいるとき、すべてを楽しむことができたと感じたり、身の回りは楽しいことで溢れているように感じたりする。 新たな視点はどこかにあり、既存の概念と異なる可能性もあり、楽しむ方法を探しながらも、楽しみを繋ぐことは、まるで旅をするよう。ゆっくりと対象との関係が育まれ、趣味にとどまらず、日常の些細なことや人間関係や、どんなことにも当てはまるようで、精神的な学びや冒険は自己成長で

        • 重ねる楽しさ続く楽しみ

          TVドラマを観て思うのは、心から楽しくなるのが5話目あたり。 それまでは興味を持ちつつ、完全には惹かれない部分もあったり。でも、物語の奥深さや登場人物の心情が一層明らかになってきたり、背後の作り手や演者の方たちの努力や情熱も感じとれるようになってくると、作品へ理解や共感が一気に深まり魅力がどんどん増してくる。 愛着の言葉が浮かんだ。 それは心の結びつきや帰属感、特定の物や人や場所や経験に対する深い愛情や親しみの感覚。その対象に対して肯定的な、快い感情を抱いていることでも

        喜びを共有する方法

          不完全の中の心地よさ

          何かを知る前のイメージは単純で、でもその対象を知るごとにわたしたちは様々な発見をして、新たな知識が印象を増やし、概念をより複雑にし、そして思い込みや断定の気持ちが緩められ、そして曖昧さも増えていく。 わたしたちはまだ知らないことが、その対象にあると気づくと、今ある概念が当たり前に変わるだろうと予測する。そして、その視点で先を見据えているとき、わたしたちは不完全でもいいという信念を持ち始める。変化は不確かさとともにあるということをまるで悟るかのように。 変化も不完全さも不安

          不完全の中の心地よさ

          整った場所から

          コミュニケーションにおいても、わたしたちは常に選択肢の中にいる。ときに自身と向き合いながら心や意識を広げている。 相手へ伝える言葉、接する態度、内なる声に導かれ ながら広い海の中を泳ぐよう毎瞬現実を選んで創造している。それは多くの可能性も持っているということ。 コミュニケーションはありのままの自分を表現することと、寛容さの中でいることとの調和の中。率直さと思いやりが共存するほど、人の心に深く想いが届くという心理は、両方が大切であるという真理でもあり、でも自然を無理に変える

          整った場所から