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信頼の場所から出る言葉

本音を交わして、相手にも合わせて、お互いのコミュニケーションスタイルで共存するということは、寄り添うというより、お互いを受け入れながら共に並んで歩くよう。それは自分のことも相手のことも蔑ろにはしないから、思いやりが軽やかにふわっと吹く風のよう。理解し合い支え合い、自分らしくいても柔軟で、それは優しく手を結ぶよう。

その緩さを尊重と呼ぶのかもしれない。

お互いが自信を持って存在する関係性には、本音と信頼が基盤になる。穏やかに変換された本音は、さらに否定のない言葉で表されるのは、状況をポジティブに捉えているからこそ。不確定な事柄をどれだけ信頼して受け取るのかは、選ぶ言葉も未来も変えていくよう。

不完全を補いながら成長しているわたしたちは、諦めずに許し合い、トライアンドエラーの螺旋を昇る。そうして築く関係は学びでもあり、わかってくるのは気持ちの居場所で言葉が変わるということ。そして相手へかけた言葉で未来が変わるということ。どんな言葉をかけよう。行きたい未来はどこだろう。だから世界はいつでも素敵にできる。


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