見出し画像

アイスコーヒー

これが本当かどうかはわからないけど、アイスコーヒーの概念が変わった。

友人がとても早くアイスコーヒーを飲み終えていた。聞くと『味が薄まるのが嫌だから』と教えてくれた。私も、もっともだと一緒に笑った。

最近はコーヒーが好きで、自分でも試行錯誤しながら自宅で淹れるようになった。アイスコーヒーは水の量を減らして、コーヒーを濃いめに抽出し、減らした水分量の氷を入れる。ということは… 氷が溶けきったときが味のピーク。

これに気づいて友人に共有したくなったのは、アイスコーヒーをゆっくり飲むことができるかもしれないということ。彼女が濃いコーヒーを好んでいるかは、まだ聞けていないけど、もしそうでないのなら、アイスコーヒーの氷を溶かしながら、カラカラと音を聞きながら、飲むこともできる。氷を多く残して飲み進めることで、味が薄いと感じるのかもしれない。

そうは言っても、淹れ方も好みも人による。それでもアイスコーヒーを最初から余裕でゆっくり、氷を溶かしている姿は新境地。この共有が友人とも楽しい会話になったら嬉しい。氷が溶けきったとき、それが味のピークと気づいただけで、こんなに深い安心がやってくるアイスコーヒー。これからもたくさん楽しめそうな気がした。なぜなら夏はまだこれから。







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?