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重ねる楽しさ続く楽しみ

TVドラマを観ていて思うのは、心から楽しくなるのが5話目の頃。

それまでは興味を持ちながらも、まだ距離があったりで、でも物語の奥行きや登場人物の心情に馴染んでくると、背後にある作り手の意図や演者の方たちの努力や情熱、ハードとソフトの両面を捉えるようになり、作品への理解や共感が一気に深まる。そして、魅力にどんどん引き込まれていく。

愛着の言葉が浮かんだ。

それは心の結びつきや帰属感、特定の物や人や場所や経験に対する深い愛情や親しみの感覚。その対象に対して、肯定的な快い感情を抱いていることの証でもある。

楽しい経験や感情が、次もまたきっと楽しいだろうと期待や信頼を育んでいくよう。それは日常のあらゆることや人間関係にも通じるよう。だから、あらためて日々に楽しみを置いておくことの大切さを思った。

様々な楽しみがいろいろな場面で、少しずつゆっくりと続いている世界。それはなんて素敵なんだろうと描きながら。


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