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喜びを共有する方法

例えば、嬉しかったとき、嬉しかったことを誰かに話したくなる。できるなら、ただ聞いてもらえたなら嬉しいけれど、そうはできない事情もある。それは言うなら、きっと大人の事情。大人になると様々を考慮して伝え方も整える。でも、大人になったからこそ選択肢は増えている。他者という存在を意識するようになって、相手にも感情があることを知るようになって、そこに思いやりというクッションも置けるようになっている。

嬉しいの気持ち。外側にある詳細をむいていくなら、そこにあるのは誰もが持つ感動の心。それは誰にでもある普遍の感情。そうなら、大まかに捉えて、相手にとっても自分にとっても嬉しいという感動の方法で共有するのも、きっとまた一つ。今日のご飯のおかずが豪華だとか、お花を買って帰るとか、普段は言えないありがとうの言葉を渡すとか、感動は詳細を共有する以外にもたくさんの伝える方法がある。

「どうしたの?」と聞かれたら、「嬉しいことがあったから。」そんなやりとりは核の共有、感動の意識のバトン、嬉しいの気持ちの連鎖。大人になったからこそ、その含みの味わいも感じ取れるようになっている。

こだわらないことで広がる世界がたくさんある。それは新しい景色や発見の驚きをくれる。大人も子供も、両方の良いところを体験できるのが大人でもある。それは大人になったからこそ選べる選択肢。感動の瞬間がいつでもクリアに見える気持ちでいたい。



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