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医療系実習生が気をつけるべきこと【スキルはいらない】

医療業界ではこの時期になると学生さんの臨地実習が増えてきます。

実習生だからといって侮るなかれ。
印象がいいとその後の就職に有利になるばかりか、同じ業界で働くことになると、いろんな場面でメリットがあります。

でも何に気をつけて実習する、もしくは準備すればいいのかということですが、わりとシンプルなことです。

このことについてこんなツイートをしました。

気をつけるべきポイントは

・元気に挨拶
・ハキハキと話す
・積極的に聞く

これだけです。

当たり前のことですが、意外とできていない学生さんが多いです。

実習の指導側の立場から、ひとつずつ理由を説明していきますので、ぜひ覚えておきましょう。


元気に挨拶

小学生みたいなことを言いますが、その小学生でも出来ることができない人が近年本当に多いです。

これは学生さんに限った話ではなくて、社会人として現場で働いている人でも多いです。

そもそも、なぜ挨拶が大切なのか?

それは挨拶がコミュニケーションの入口だからです。
これができないと何も始まりません。

第一印象でその人の印象が7割決まるとの格言もあるくらいですから、コミュニケーションの入口である『挨拶』がどれだけ大切なのかがわかるかと思います。

印象の悪い人に、人は指導したくありません。
仕事として最低限の指導はしますが、必要以上のことはやりません。

それって実習する身としては損だと思います。
それくらいなら実習先に行かないで、スタバで勉強していた方がよっぽどマシです。

挨拶が元気なら、たとえ勉強ができなくてもそこまで悪い印象は持たれません。

1にも2にも挨拶。これは絶対に徹底しましょう。


ハキハキと話す

実習先の指導者の質問やお話にボソボソと回答していたら、その時点で実習終了したようなものです。

学生に限らず、ボソボソ話す人に何も教えたくありません。
下手すると生理的に受け付けない人だっています。

これは性格がそうだからとか、緊張しているからとかは関係ありません。

例えばプレゼンするときに「私の性格はおとなしいので、緊張して少し声が聞き取りにくいかもしれません」とか言わないですよね?それと一緒です。

ちゃんとした受け答えをするだけで印象を良くすることができます。
これだけでボソボソ喋っている人とは差別化できるんです。

簡単なことだと思いませんか?

あと、実習先の指導者は忙しい業務の中で時間を割いて指導しています。
そのことに感謝して、積極的な姿勢をアピールするくらい、ハキハキと会話しましょう。


積極的に聞く

実習先では学生にどんなことを学んでほしいかと考えているところもあれば、何も考えていないところもあります。

これは現場の忙しさに比例する場合もあります。
単純に実習の準備が整わなかった施設だってあると思います。

これは仕方のないことです。
実習の受け入れ可否は、現場の人間だけで決められない現実があるので。

じゃあ実習生はどのように学べばいいのかというと、
積極的に質問するしかありません。

受け身でいるのは時間の無駄ですし、やる気がないなと思われてしまいます。
もしくは知識がある前提で捉えられてしまうか。

この状態に一度でもなってしまうと、結構キツイです。
キツイのは実習生だけではなく、指導者側のメンタルとしても長くは持ちません。

そして最終的に行き着くのが「自習」です。
と言えば聞こえはいいですが、実態は放置ですね。
何を教えたらいいのか分からないくらいなら、自習にしてしまえって考え方になります。

一定の実習カリキュラムを組んでいたとしても、積極性がなかったり、こちらの質問に反応がないなどの受け身の姿勢でいると、教えてもらえなくなります。

「聞くタイミングが〜」とか気にしなくていいので、どんどん聞いていきましょう。

+α:メモを取る

+αとして、ツイートには書きませんでしたが、メモを取ることも大事です。

メモを取ることの大事さは社会に出てからも同じことです。
人間の脳なんてそこまで多くのことなんて覚えていられないものです。

ましてや実習中は緊張の連続です。
そんなメンタリティで教えてもらったことをちゃんと覚えておくのは至難の業です。というか覚えておくことに労力を割くくらいなら、その場でメモをとってしまって、後から見返せばいいのです。

メモを取ってるアピールをすることも大切なことです。
それだけで指導者側は「うんうん、頑張ってるな!」ってなります。

もちろんメモを取ることに傾倒してしまうのは本末転倒ですが、実習の目的は何か?ってことを考えたときには、メモを取ることは非常に大切なことなのです。

メモの取り方がいまいちわからない・・・って方はこちらの書籍も参考にしてみるといいと思います。

どんな小さなことでもメモしておくと、思わぬときに活躍するものです。


まとめ

実習先で気をつけるべきポイントについて解説しました。

・元気に挨拶
・ハキハキと話す
・積極的に聞く
+α メモを取る

たったこれだけで、実りのある実習になりますし、何より指導者の評価を高めることにつながります。

難しいことは要求されていないのがよくわかると思います。

そしてこれは、幼稚園生でもできることです。

先生、おはよう!
先生、トイレ行きたい!
先生、これってどうやってやるの?

普通に挨拶して、ハキハキ喋って、疑問に思ったことは聞く。

ね?普通に幼稚園生でもやっていることですよね?

義務教育を満了し、進学した大人にはなんてことない所作なのです。

確かに子どもみたいに元気にハキハキ、積極的に実習することは何かと勇気のいることかもしれません。

でも全ては自分のためです。

つまらないプライドなんて捨てましょう。
殻に閉じこもるのではなく、殻を破りましょう。

ということで今実習されている方は、ぜひ実践していただくと良いかと思います。

以上、実習の現場からでした。



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