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雇われ院長の本音           ~医師3年目で自由診療クリニックの雇われ院長になるメリット&デメリット~

はじめに

初めまして、Dr.LIONと申します。
国立大学医学部に入学し、在学中に遺伝子に魅了されハーバード大学医学部の研究室に留学しました。
医学部卒後は大学院で癌ワクチンの研究に従事した後に、祖父の株式会社副社長として経営を学び、医学部を卒業後10年ほど経ってからに医師免許を取得しました。

大学生と大学院生の時に、日本奨学生支援機構や研修予定の病院から多額の奨学金を借りていたため、医師3年目から自由診療クリニックの雇われ院長になりました。
現在は、自由診療クリニックの院長をしながら、副理事長として全国40以上の関連クリニックのマネジメントも行っています。
医師5年目には事業拡大と節税の目的で法人を設立し、法人1期目で医師の年収の半分くらいの売上げが上がる予定です。

医師としては異色の経歴であるため、経緯を聞かれることが多いです。
今回は、自由診療クリニックの「雇われ院長の本音」として、メリットとデメリットを余すことなくまとめてみました。


雇われ院長のメリット

①報酬が給与所得で高額である

自由診療クリニックの雇われ院長の報酬は、週4勤務で1800~2000万円週5勤務で2000万円~2400万円程度です。
拘束時間は、休憩時間の1時間を含めて9時間(労働時間は8時間)のところが一般的です。
医師3年目で後期研修中の給与と比較すると、かなり高額です。
奨学金を早く返済したい身からしても大変有難いです。
しかも、事業所得でなく給与所得であるクリニックが大半なので、不動産を購入する際など銀行からの信用も高いです。

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ハーバード帰りの億り人ドクターです👨‍⚕️ 彼女と一緒に勉強した美容師国家試験の解説を公開しています😊