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良い新米パパへ~積極ミスしがちなこと~

結婚10周年です。今回は、出産直後の育児にスポットをあて、新米パパ時代の私の空回りについて記載します。

少し長めなので休み休み読んでください。

若干天然な?私が反面教師となることで、これから頑張るパパの育児の一助となりたいと考えます!!

私にとって5年前の体験談とはなりますが、時が少し流れたことで、冷静に当時の自分を見つめ直せる時期に入ったと感じています。妻と共に当時を振り返りながら書きます。

まず、出産直後は

「今後の妻との関係を左右する、最も大事な時期である」

ということを改めて認識しましょう。

下記のグラフをご覧ください。
女性の愛情曲線です。
「彼氏・夫」に対する愛情の推移が、青の点線の折れ線グラフです。
出産直後に20%を割り込み、その後の期間で回復グループと低迷グループの2手に分かれることが読み取れます。(いわゆる産後クライシスからの回復)

要するに、夫が積極的に育児に関わることで、一度低迷した妻からの愛情を回復させることができるというものです。

でも、ここに1つ落とし穴があります。

育児に積極的⇒育児に過干渉⇒うっとうしい!!

となる危険があります。というのも、産後の妻というのは

ボロボロの体+ホルモンバランス最悪+寝不足で思考停止がち・・・

な状態です。
積極的に関わる腹積もりの新米パパなら、おそらく、ミルク、オムツ替え、お風呂、着替え、歯磨き等を自ら進んでやっていけると思います。

しかし、

それはやったらダメなのよ~
それはやりすぎよ〜

的なことが往々にしてあります。
でも、そういった情報は意外とネットや本からは入手できない!!

そこで、やったらダメなことについて、
私の体験に基づく失敗例を書きますね。

1.貢献したい気持ちが強すぎて・・・(事件は現場で起きている・・)

まず、現実問題として育児休暇がとれない場合、必然的に夫の育児に関わる時間は妻より少なくなります。

残業が多いパパや、週末にしか家族と会えないパパは、なおさら育児に関わる時間が減少します。

私の場合、里帰り出産を選び、しばらく妻の実家で子育てすることを選択しました。週末にしか会えない状況が3ヶ月続きました。

「実家でしばらく子育てVSワンオペになるけど夫の近くで子育て」という記事も今後書く予定でいます。
意外と実家で不都合だったことや、核家族状態の通常の暮らしのままで工夫できたかも?という内容があります。
妻の意見を取り入れながら準備中。

育児に積極的に関わりたい・・
でも、関わる時間がとれない・・・

当時の私は育児の現場に居る時間が少ないが、お父さんとして、なにかできることはないか一生懸命考えていました。

「現場に行ける時は育児にフルコミットしよう」までは良かったのですが、

現場に行くことができなくとも、何かできることはないか考え始めました。

「夫の目線で、気づいたことを言おう!!」

さらに、
「妻を励まそうとしたあげくの果てに、育児にあたってこうしていこう!!というような育児方針?」を妻に伝えたりしました。

遠くから電話、メールなりで伝えましたが、これが大不評でした。

特に疲れ果てた状態で、
現場を知らない上司の的外れなアドバイス・・・

みたいな話を聞かされ、嫌に違いなかったと今ならそう思えます。

いや、最悪なコンデションの妻にとっては、それがほんとうに良いアドバイスであろうが、なかろうが、


そんなもん、しんどいわ・・・。









で終了です。たとえその場で取り繕っても、見えないところで実行してはもらえません。
(辛いオペレーションは、日々の業務に組み入れられない的な話です)

つまり、いっぱいいっぱいの人に対して、
俯瞰的なアドバイスや評論家的なコメントは禁物なのです!!

例えば、おじいちゃんが、泣いてる赤ちゃんを必死であやしている妻に対し、
「泣くことは元気な証拠っ!」
と気楽に言い放っても
「うっせ~しんどいわ~!!評論いらんわ~!!」
となります。

2.可愛く感じない・・・の意味が分からない

お母さんは赤ちゃんを死なせてはいけないという強いプレッシャーや責任感を負ってしまい、
赤ちゃんをいまいち可愛いいと思えない場合がある。


夫は、この事実を出産前に知っておく必要があります!!今回1番言いたい内容です。
私はこの事実を理解できていませんでした!!
だって私からは可愛くしか見えないのですから・・ここが落とし穴です。

これで結構失敗しました。
悩んで女性の友達にメールで相談してみました。すると、こんな回答が返ってきました。

「一人目のときは可愛いと思えなくて、二人目から可愛く思えるお母さんが多いよ。みんなそう言うよ。」


これを妻に見せたら、凄く共感していました。二人目も出産した妻ですが、ほんとにその通りみたいです。そして

「みんなそう言うよ。」

が私たち夫婦の大好きなフレーズとなりました(笑)


抱っこで寝かしつけのとき「愛情が伝わるように子守唄をもっと歌えば?」と言ってしまったり、「もっと笑顔を見せてあげて」と言ってしまったり・・・。

こういう

些細なアドバイスが、
最悪なコンディションの妻には
重荷になる可能性がある!!

そう思って"自らの言動"に気をつけましょう。

3.変なプレゼントをする

これは完全に失敗で、言うのも恥ずかしい話です。

出産の翌月、妻の誕生日がありました。

外に出かけらず大変な妻へ、良いプレゼントはないかと考えたあげく、

癒やされるプレゼントしよう!!
と考えました。

そうだティンシャ(ヨガとかでチ〜ンと使う楽器)を買おう!!そう決めました。

あれならヨガ教室に二人で通っていたとき、良い音に癒やされた経験もあるし!!


これが超不評でした(笑)

ネットでティンシャの音の聴き比べを
毎晩行ったのにぃ〜(笑)ダメでした。

夜な夜な
「チ〜〜ン♪」「チ〜〜ン♪」
2個目の方がビブラートの感じが良いよな。

「チ〜〜ン♪」
3個目のは、音色の柔らかさに欠ける!!

「チ〜〜ン♪」「チ〜〜ン♪」
・・・

全くの見当外れな時間でした!!(笑)

うちの場合は、結論的に、

余裕がないから、聴きたくもない。
プレゼントどころじゃない。
私の大変さ分かってほしい!!


プレゼントは今回は見送る!!

これこそが私達の場合には、正解だったみたいです(笑)

4.夫がポジティブすぎ、バラ色すぎ

夫のポジティブだけど気遣いのない言動、
さらには、楽しそうに赤ちゃんに接している様子が、

なんか・・絵的にムカつく!!(笑)

という場合があるようです。
これは・・難しいですよね。

でも、こう考えて見てください!!

なんというか、
妻は日々、出産の傷も癒えぬまま、エンドレスな育児という戦いに挑みつづけていると。

夫は、たまに赤ちゃんと接し、
癒しの時間を味わえますが、
となりには、戦いの時間が終わることのないパートナーがいる・・・。

そんなパートナー放っておけますか?

傷だらけの戦士のケアを行わず、
自分だけは甘い蜜だけ吸って、
すぐ仕事と言う名の気分転換に旅立つ!!

仕事は気分転換じゃないです。しかし、この頃の妻にとっては、

仕事の方がよっぽど楽な気がする!!

どうか、大切な妻です!!

こんな感覚になるほど追い詰められているのだということを理解し、

十分にねぎらってあげましょう!!

以上、今回は育児に参加する意欲の高いパパへのアドバイスでした。 以上です。

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