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馬が好き、予想は苦手。 予想は他の方々にお任せし、優しく、易しく、競馬に接することを心がけています。

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  • やさしい競馬

    馬が好き、馬券が苦手な競馬観戦歴50年弱のおじさんです。 馬券予想は他の方にお願いして、優しく、易しく競馬に接していきます。

  • 推し馬

    私の好きな現役馬や、注目している現役馬を紹介したいと思います。彼ら、彼女らのことを一緒に応援してもらえたら嬉しいです。

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    交流重賞の紹介や結果を紹介するマガジンです

  • 競馬コラム

    競馬に触れ始めた方々の参考になればと思い、脈略なく書き記してみました。何かのお役に立てれば嬉しいです。

  • 四半期 振り返りや展望

    四半期単位振り返りや展望について、私見を述べます

最近の記事

重賞の紹介 (プロキオンS、七夕賞)

今週末も函館、福島、小倉の三場開催です。重賞は日曜日に福島で第60回七夕賞(芝2000m ハンデG3)、小倉で第29回プロキオンステークス(ダート1700m 別定G3)が行われます。 ・プロキオンS 本来は中京1400mで行われるのですが、ここ数年は他の競馬場の改修工事の影響で、開催場所や距離が毎年異なります。昨年は中京1400mに4年ぶりに戻りましたが、今年は再び小倉1700mでの開催です。 昨年はいまやダートスプリント3強の一角をなすドンフランキー(5歳牡)が快勝、その

    • 推し馬 スピーディキック ~NAR最強牝馬~

      現役NAR最強牝馬、スピーディキック(2019年生 現5歳牝)のことを紹介します。彼女はNARファンの希望の星であり、いつかJRA所属馬を倒してビッグタイトルを獲って欲しいと思う存在です。以下で、彼女のこれまでのNARでは無双するも、JRA勢に敗れてきたキャリアを見てみます。 ◆ 2歳時 彼女は2歳の6月に、北海道・門別競馬場でデビューを飾った、生粋のNAR所属馬です。初勝利は3戦目でしたが、交流重賞エーデルワイス賞でJRA所属馬を相手に勝利した勲章を手に、浦和に転厩しまし

      • スパーキングレディカップの紹介

        ◆ 上半期のレディスダート界 振り返り レディスダート界の上半期の頂上決戦は、エンプレス杯(@川崎 2100m G2級)だと思います。今年のエンプレス杯は5月8日に行われ、超新星のオーサムリザルト(4歳牝)が昨秋時点で既にトップクラスにいた各馬を相手に逃げ切った、彼女の強さだけが際立ったレースでした。 今後のレディスダート界は、6戦6勝と負け知らずのオーサムリザルトを中心に回っていきます。なお、彼女は8月にブリーダーズゴールドカップを走ってから、BCディスタフに挑むと発表され

        • 北九州記念の結果 ~真面目なクラス委員長が重賞2連勝~

          ピューロマジック(3歳牝)が快足を飛ばして、重賞2連覇を達成しました。やっぱり、この時期の3歳牝馬の軽い斤量は有利に働くなぁと、改めて思いました。大混戦のスプリント界に、新しく且つ魅力的な芽が出てきたと感じ、今後に大きな期待を持てそうな一戦となりました。 ◆ レース展開 勝ったピューロマジックは前走同様に、とても真面目に1歩目から加速してハナを切ります。昨日も手を抜かない性格が前面に出て、前半600mを32.3秒という超ハイペースでレースを引っ張ります。 こうなると後続馬も

        重賞の紹介 (プロキオンS、七夕賞)

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          ラジオNIKKEI賞の結果 ~最後方からの豪脚一閃が決まる~

          ラジオNIKKEI賞は、観客がスッキリとする最後方からの豪脚一閃の差し切り勝ちがみられました。 1着 オフトレイル(3歳牡) 勝ったのはオフトレイルです。昨日で7戦3勝、重賞はもちろん初制覇です。 彼はスタートで出遅れ、止む無く最後方からの追走となりました。田辺騎手もここまで後ろからの展開になるのは想定外だったようです。 もうこうなったら腹をくくって、脚を溜めて直線勝負に賭けることになります。3コーナーの手前から徐々に上位に進出するも、4コーナーでは一番外側に回されたことで

          ラジオNIKKEI賞の結果 ~最後方からの豪脚一閃が決まる~

          コラム24 サマースプリントシリーズ

          ◆ レース構成 全部で6レース構成と、3つのサマーシリーズの中では、最も対象レースが多くなっています。 具体的には、以下の通りです。日程は今年の開催日を参考に記しました。 ・函館スプリントS(函館 G3 6月9日) ・北九州記念(小倉 G3 6月30日) ・アイビスサマーダッシュ(新潟 G3 7月28日) ・CBC賞(中京 G3 8月18日) ・キーンランドC(札幌 G3 8月25日) ・セントウルS(中京 G2 9月8日) 約3ヶ月の間に6レースが5つの競馬場で行われま

          コラム24 サマースプリントシリーズ

          推し馬 シルヴァーソニック 〜お茶目でお騒がせな馬〜

          基本的に、推し馬は現役馬だけを対象にしています。ところが、シルヴァーソニック(2016年生 現8歳)は紹介しようとしていたら、突然引退してしまいました。悩んだのですが、記憶に留めておきたい存在なので、今回推し馬として紹介することにしました。 ◆ 血統 彼の父は三冠馬オルフェーヴル、母は重賞勝ちの実績があるエアトゥーレ。兄には皐月賞馬のキャプテントゥーレ等がいる良血馬です。 期待されていたものの、彼自身が本格化するまでの道のりはユックリで、オープン入りしたのは5歳の夏でした。

          推し馬 シルヴァーソニック 〜お茶目でお騒がせな馬〜

          北九州記念のこと 〜軽量ハンデの恩恵は如何に〜

          いよいよ夏競馬が始まります。北九州記念は夏競馬らしく、3歳から9歳までの各世代の馬が集まります。また、ハンデ戦らしく斤量も52〜58.5kgと幅があります。老若男女の各馬が横一線でゴールに飛び込んでくることを期待します。 そんな北九州記念を少しだけプレビューします。 ◆ 葵ステークスの上位馬勢揃い 北九州記念には、葵ステークスの1着馬ピューロマジック(3歳牝)、2着馬ペアポルックス(3歳牡)、3着馬ナナオ(3歳牝)の3頭の3歳馬が出走します。うめり、現時点で3歳世代のトップ

          北九州記念のこと 〜軽量ハンデの恩恵は如何に〜

          帝王賞の戦評 〜トップジョッキーの技術に感動〜

          今年の帝王賞もトップジョッキー技術に「すごいなぁ」と、感心、感動を覚えたレースでした。4着馬までの各馬の走りっぷりを、私見を込めて紹介します。 昨日の投稿と重複しますが、トップジョッキー四者四様の高い技術で、各馬の実力が存分に発揮された熱い戦いでした。 1着 キングズソード(5歳牡) 藤岡佑騎手 スタートが抜群でした。そのまま押していって、12番枠から内側に切れ込んでいき、1コーナーでは昨秋のJBCクラシックと同じ3番手のポジションを、狙い通りにとりました。後ろに強豪馬を背

          帝王賞の戦評 〜トップジョッキーの技術に感動〜

          帝王賞の結果 〜今年も熱い戦いでした〜

          今年の帝王賞も観ている方にも力が入る、素晴らしい熱戦が繰り広げられました。去年のような僅差の勝負にならなかったのですが、今年も各騎手がとても高い技術で、各馬の能力を最大限に引き出した好レースでした。戦評は明日投稿します。 ◆ 勝ち馬の紹介 勝ったのは、キングズソード(5歳牡)です。彼はこれで同じ舞台で行われた昨秋のJBCクラシックに続いて、2度目のG1級の優勝です。直近2走はマイルを走っていましたが、2000mの方が得意としていると感じました。 昨日のパドック映像を見ると、

          帝王賞の結果 〜今年も熱い戦いでした〜

          昨年の帝王賞 〜記憶に残る大熱戦〜

          あくまでも私見ですが、昨年の帝王賞は、いつまでも記憶に残る大熱戦だったと思っています。そのレースを振り返ってみます。 ◆ 直線の激戦 プロミストウォリアとライトウォーリアの2頭の戦士が引っ張り、4コーナーの時点では、誰が勝つのか全く分からない展開でした。ゴール前では、先に抜け出したクラウンプライドを、メイショウハリオとテーオーケインズが猛追。3頭同タイムでのゴールで、誰が勝ったか不明でした。 結果はメイショウハリオが史上初の連覇を達成、推し馬クラウンプライドはハナ差の2着で

          昨年の帝王賞 〜記憶に残る大熱戦〜

          重賞の紹介(ラジオNIKKEI賞、北九州記念)

          今週末から夏競馬。これからの3週間は小倉、函館、福島の三場開催です。 今週末の重賞は第73回ラジオNIKKEI賞(芝1800m @福島 G3 3歳限定ハンデ)と、第59回北九州記念(芝1200m @小倉 G3ハンデ)、2つのハンデ戦が日曜日に行われます。 ◆ ラジオNIKKEI賞 大昔、ダービー優勝馬の出走が認められておらず「残念ダービー」と言われていました。現在その条件は無くなっていますが、ダービー出走馬の参戦は少なく、今年もゼロです。 というのも、直線が長い大箱の府中競

          重賞の紹介(ラジオNIKKEI賞、北九州記念)

          宝塚記念の戦評 ~信頼の大外強襲~

          1~3着馬とドウデュースのレース運びを、私見を込めて詳報します。 私は1~3着の各馬の騎手は完璧な騎乗を行うも、道悪適性やちょっとした運の大小で勝敗が決まった気がします。 1着 ブローザホーン(5歳牡) スタートを普通に出ると、そのまま最後方あたりまで下げます。その結果、ドウデュースの外側にポジションをとることになり、ドウデュースを最後まで内側に閉じ込めることになりました。 道中はユッタリと進み、脚を溜めます。向こう正面、淀の坂を上ったあたりでペースが上がると、ドウデュース

          宝塚記念の戦評 ~信頼の大外強襲~

          帝王賞の有力馬紹介 〜最大の見どころは、3連覇達成なるか〜

          今日は、帝王賞出走馬を紹介します。昨年来海外を主戦場に活躍したウシュバテソーロ(7歳牡)、デルマソトカゲ(4歳牡)、クラウンプライド(5歳牡)の各世代のエース格は、海外遠征の疲れを癒すべくエントリーを控えましたが、それでも多士済済の素晴らしいメンバーが大集結しました。 今回もJRA所属馬に人気が集まるので、彼らを中心に紹介します。 ◆ 見どころ 最大の見どころは、昨年史上初の帝王賞2連覇を果たしたメイショウハリオが3連覇を果たせるかです。或いは、世代交代を狙う4~5歳馬の台

          帝王賞の有力馬紹介 〜最大の見どころは、3連覇達成なるか〜

          宝塚記念の結果 ~明暗を分けたレース中の雨~

          推し馬のブローザホーンが嬉しいG1初優勝を遂げました。昨日のブローザホーンは428㎏と出走馬の中で断トツに小さかったです。次がソールオリエンスの460㎏、一番重いカラテは530㎏です。走っている映像を見ると、彼の小ささが際立ちます。 ◆ ブローザホーン(5歳牡) 彼のことは今週推し馬として紹介したので、文末に投稿記事を貼付させて頂きますので、お時間が許せばご覧下さい。 関係者はレースの前から重馬場を苦にしないと発言しており、雨脚がレース中に強くなった天の加護もありました。普

          宝塚記念の結果 ~明暗を分けたレース中の雨~

          東京JSの結果 〜好騎乗と審議は紙一重〜

          ゴール後に1、2着馬の直線の攻防に関して「審議」のランプが点きましたが、結果は変わりませんでした。審議ランプを久しぶりに見ました。 勝ったのはジューンベロシティ(6歳牡)、東京JSを2連覇です。2着はロスコフ(6歳牡)でした。 ◆ レース展開 〜4コーナーまで〜 スタートから2つ目の障害で、ホッコーメヴィウス(8歳騸)が着地した時に大きく躓き、落馬しました。しかし、彼はカラ馬(騎手が乗っていない馬)になった後も、そのまま先頭集団で走り続けました。これがレース展開に大きな影響

          東京JSの結果 〜好騎乗と審議は紙一重〜