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帝王賞の有力馬紹介 〜最大の見どころは、3連覇達成なるか〜

今日は、帝王賞出走馬を紹介します。昨年来海外を主戦場に活躍したウシュバテソーロ(7歳牡)、デルマソトカゲ(4歳牡)、クラウンプライド(5歳牡)の各世代のエース格は、海外遠征の疲れを癒すべくエントリーを控えましたが、それでも多士済済の素晴らしいメンバーが大集結しました。
今回もJRA所属馬に人気が集まるので、彼らを中心に紹介します。

◆ 見どころ
最大の見どころは、昨年史上初の帝王賞2連覇を果たしたメイショウハリオが3連覇を果たせるかです。或いは、世代交代を狙う4~5歳馬の台頭が起きるのかもしれません。

◆ JRA所属馬
・メイショウハリオ(7歳牡):G1を3勝。昨年、一昨年と帝王賞2連覇中の強豪。今春にリヤド遠征するも、レース直前で無念の競走除外。昨年末以来の実戦というブランクに一抹の不安はあるも、今回も中心馬です。
・ノットゥルノ(5歳牡):3歳7月にジャパンダートダービーを制すも、その後は足踏み状態が継続。しかし、年明け重賞2勝と本格化。典型的な右回り専門、その中でも大井が大好き。今回も得意の馬場で優勝を狙います。
・キングズソード(5歳牡):22年12月から6戦5勝と本格化し、勢いのまま昨秋はJBCクラシックに勝利。その後、昨年末の東京大賞典から3戦連続して4~5着と人気に応えられていないが、ここで再びG1制覇を目指します。
・ウィルソンテソーロ(5歳牡):3歳夏にダート転向後8戦7勝と快進撃した、昨年最大の上り馬。昨秋からはG1のみ5走し、2着2回と惜敗が続く。今回は海外初遠征以来の出走となります。
・グランブリッジ(5歳牝):推し馬の「小さな頑張り屋」。デビュー戦を除けば、17戦6勝 2着7回 3着2回 4着2回と、常に好走。直近6戦で2着5回と勝ち切れない、奥ゆかしい女性です。(文末に貼付あり)
・セラフィックコール(4歳牡):デビューから破竹の5戦全勝でオープン入り、重賞3戦目となった3月のダイオライト記念にも勝利。これまで2度のG1挑戦は不振だったが、いよいよG1戴冠を目指します。
・ディクテオン(6歳騸):3歳時に一度JRAから名古屋へ転厩するも、そこで調子を上げてJRAに再入厩。昨年末にG2級を2連勝し、前々走のG1川崎記念でも4着と健闘。今回大逆転勝利を狙います。

◆ NAR所属馬
ライトウォーリア(7歳牡):一昨年夏に川崎に転厩。最初は勝てなかったが、今年から復活。前走G1級川崎記念では、JRA馬を破って、初のG1級タイトルを獲得、G1.2勝目を目指します。
ヒロイックテイル(7歳騸):今年の3月から高知に転厩、初戦のG2級名古屋グランプリで復活の2着と大健闘。直近絶好調の高知所属馬でもあり、要注意の1頭です。
バーデンヴァイラー(6歳牡):昨年末にライトウォーリアと同厩に移籍し、今回が移籍3戦目。前走では重賞2着と好走。今回JRA時代に果たせなかったG1勝利を目指します。
・サヨノネイチヤ(5歳牡):過去14戦すべてが大井競馬場という、地元大井期待の生え抜き馬。戦績は14戦12勝2着2回、直近7連勝中。交流重賞初挑戦でのG1戴冠を狙います。


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