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重賞の紹介(ラジオNIKKEI賞、北九州記念)

今週末から夏競馬。これからの3週間は小倉、函館、福島の三場開催です。
今週末の重賞は第73回ラジオNIKKEI賞(芝1800m @福島 G3 3歳限定ハンデ)と、第59回北九州記念(芝1200m @小倉 G3ハンデ)、2つのハンデ戦が日曜日に行われます。

◆ ラジオNIKKEI賞
大昔、ダービー優勝馬の出走が認められておらず「残念ダービー」と言われていました。現在その条件は無くなっていますが、ダービー出走馬の参戦は少なく、今年もゼロです。
というのも、直線が長い大箱の府中競馬場の2400mのダービーと、小回りで直線が短い福島競馬場の1800mでは、求められる資質が全く異なるためなのでしょう。そのため、いまでは「残念ダービー」の呼称は使われません、

◆ 北九州記念
北九州記念は毎年8月中旬に行われますが、今年は阪神競馬場の改装工事に伴う開催日程の変更によって、CBC賞と開催時期が入れ替わりました。そのため、サマースプリントシリーズの第二戦として、6月末の施行です。
例年、この時期の小倉競馬場は、日本レコードも生まれるほどの超高速馬場です。今年はどんな高速戦になるのか注目です。
そんな北九州記念に、3歳から9歳までの各世代の優駿がエントリーしています。ハンデも52kgから58.5kgまでと、幅が大きいです。特に3歳牝馬のハンデは軽めです。

◆ 夏競馬
7〜8月は府中、中山、阪神、京都での開催はなく、中京も7月はお休みです。この間は夏競馬と呼ばれ、JRAの地方5競馬場(函館、札幌、福島、新潟、小倉)だけでの開催となります。競馬カレンダーには季節感があります。
一般的に夏競馬の期間、超一流馬は牧場に戻り、暑さを避けて休養に充てます。一方、夏場得意の各馬はここぞとばかりに勝利を目指し、秋のビッグレースへの出走権獲得に燃えます。

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