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宝塚記念の結果 ~明暗を分けたレース中の雨~

推し馬のブローザホーンが嬉しいG1初優勝を遂げました。昨日のブローザホーンは428㎏と出走馬の中で断トツに小さかったです。次がソールオリエンスの460㎏、一番重いカラテは530㎏です。走っている映像を見ると、彼の小ささが際立ちます。

◆ ブローザホーン(5歳牡)
彼のことは今週推し馬として紹介したので、文末に投稿記事を貼付させて頂きますので、お時間が許せばご覧下さい。
関係者はレースの前から重馬場を苦にしないと発言しており、雨脚がレース中に強くなった天の加護もありました。普段の行いが良い馬なのでしょう。
しかしながら、小さな身体を目いっぱい使って、長く良い脚を使うランニングフォームは何度見ても惚れ惚れします。

◆ 4歳勢が上位入着
2着は同じく重馬場での実績があるソールオリエンス(4歳牡)、3着はべラジオオペラ(4歳牡)と、なかなか成績を残せなかった4歳勢が上位を占めました。
特に、ソールオリエンスは先輩馬の戦いになってから、3戦連続して馬券圏内に入れなかったのですが、昨日は見事な走りで復活を印象付けました。
もともと世代No.1と言われた逸材ですので、今後に大きな期待を寄せてしまいます。なお、この2頭の鞍上は横山和騎手と横山武騎手の兄弟でした。

◆ ドウデュース(5歳牡)
史上最多得票で、当日1番人気に推された武豊騎手騎乗のドウデュースは6着に敗れました。
ブローザホーンやソールオリエンスとは逆で、ドウデュースは戦前から重馬場を苦手とするといわれていました。少なからず雨の影響もあり、実力を出し切れなかった感じです。

◆ 菅原騎手
デビュー6年目の菅原騎手は、昨日が嬉しいG1初勝利です。今春は菱田騎手、津村騎手と、G1初勝利の騎手が多く誕生しました。また、上半期の12戦のG1すべてで優勝馬も、優勝騎手も異なる結果になりました。優勝騎手がすべて違うのは、84年のグレード制導入後初めてです。
なお、吉岡調教師も同時にG1初勝利をあげました。
人馬すべてがG1初勝利、みなさま、おめでとうございます。

◆ (参考) 上半期のG1優勝馬と優勝騎手の一覧
フェブラリーS 藤岡佑騎手 ペプチドナイル
高松宮記念 坂井騎手 マックドール
大阪杯 横山和騎手 べラジオオペラ
桜花賞 モレイラ騎手 ステレンボッシュ
皐月賞 戸崎騎手 ジャスティンミラノ
天皇賞(春) 菱田騎手 テーオーロイヤル
NHKマイルC 川田騎手 ジャンタルマンタル
ヴィクトリアマイル 津村騎手 テンハッピーローズ
オークス ルメール騎手 チェルヴィニア
日本ダービー 横山典騎手 ダノンデサイル
安田記念 マクドナルド騎手 ロマンチックウォリアー
宝塚記念 菅原騎手 ブローザホーン


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