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北九州記念のこと 〜軽量ハンデの恩恵は如何に〜

いよいよ夏競馬が始まります。北九州記念は夏競馬らしく、3歳から9歳までの各世代の馬が集まります。また、ハンデ戦らしく斤量も52〜58.5kgと幅があります。老若男女の各馬が横一線でゴールに飛び込んでくることを期待します。
そんな北九州記念を少しだけプレビューします。

◆ 葵ステークスの上位馬勢揃い

北九州記念には、葵ステークスの1着馬ピューロマジック(3歳牝)、2着馬ペアポルックス(3歳牡)、3着馬ナナオ(3歳牝)の3頭の3歳馬が出走します。うめり、現時点で3歳世代のトップスプリンターが勢揃いします。
彼らの斤量はピューロマジック53kg、ペアポルックス54kg、ナナオ52kgです。なお、最重量は昨年のサマースプリントチャンピオンのジャスパークローネ(5歳牡)の58.5kgです。

◆ 3歳馬の実力
私見ですが、今年の3歳勢のマイルの層は厚く、また強いと思っており、今後の古馬混合戦をとても楽しみにしています。
スプリント界も同様なのか、北九州記念での古馬と3歳トップクラスのスプリンターの初対決に興味津々です。
軽斤量もあって、3歳勢が有利なのかなと考えていますが、さて結果は如何に。

◆ 迎え撃つ古馬勢
筆頭格は昨年のサマースプリントチャンピオン、ジャスパークローネ(5歳牡)です。昨秋のスプリンターズステークス4着の後は、米国、香港、リヤド、ドバイと海外を転戦。久しぶりに国内のファンの前に姿を見せてくれました。
その他でも、モズメイメイ(4歳牝)やテイエムスパーダ(5歳牝)などの重賞勝ちの実績がある牝馬が揃いました。

◆ 牝馬優勢
過去3年のサマースプリントは、毎年、全6戦のうち4戦以上で牝馬が勝っており、牝馬優勢が続いています。北九州記念も過去3年で、牝馬が2勝しています。


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