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吉田大輝(金足農業2年)
最新情報:カナノウ旋風6年ぶり再来へ
2018年の甲子園100回記念大会で一大フィーバーを巻き起こした金足農業が、久しぶりに聖地へと帰ってくる。
金足農業6年振りの優勝おめでとうございます🎊
— らいじんぐ (@rising_sun11223) July 21, 2024
6年前の甲子園の多分準決勝?の勝利の瞬間完全版。 #金足農業 pic.twitter.com/RJJM9Ky82i
7/22📰東京ニッカン1面
— 日刊スポーツ東京販売局 (@nikkan_t_hanbai) July 21, 2024
高校野球秋田大会決勝
金足農が6年ぶり優勝㊗
日刊スポーツは全国の朝日新聞取扱販売店がご自宅まで配達します#金足農 #高校野球秋田大会 #甲子園 #吉田大輝 #吉田輝星 pic.twitter.com/qpmc1xjlcq
金足農業のエースは、2年生右腕の吉田大輝。6年前にエースナンバーを背負いカナノウを全国準Vに導いた立役者、吉田輝星の弟だ。
この日の吉田大輝は秋田商打線に自己ワーストの16安打を浴びながらも、9回を1人で投げ抜き優勝投手に輝いた。
金足農業高校
— あの夜に駆ける (@enxtD0JTETFj1HC) July 22, 2024
吉田大輝投手の優勝後のインタビュー#金農旋風#吉田輝星 pic.twitter.com/ts9lxazUd4
金足農業優勝!
— たかさき (@masashi_334) July 21, 2024
吉田輝星の弟・吉田大輝が完投し準優勝した2018年以来6年ぶりの甲子園出場!
金足農業6-5秋田商業 pic.twitter.com/kVGo05nsul
カナノウは秋田全5戦中4試合で吉田大輝が先発を務め、いずれも完投勝利。まさに6年前の旋風が頭をよぎる戦いぶりだ。
私学優勢の高校野球において、頼もしい公立校の躍動に地元秋田は早くも兄超えムードが高まっている。
兄・輝星がシャイニングスターなら、弟・大輝はビッグシャイニング。6年ぶりとなる聖地で、秋田県勢初の全国優勝を狙うシン・カナノウ旋風に注目だ。
カナノウ吉田大輝:夏の甲子園2024までの軌跡
決勝戦◯ 6-5 秋田商
準決勝◯ 8-0 秋田工(7回コールド)
準々決勝◯ 2-0 本荘
3回戦◯ 4-0 大館桂桜
2回戦◯ 3-2 明桜(延長10回タイブレ)
吉田の注目度を高めたのは明桜との一戦だ。相手は春の秋田王者で第一シード。
この夏ノーシードで臨んだ雑草軍団が、初戦からジャイキリをやってのけた。
序盤から金農ペースで進め、先発の吉田も7回に捉えられたが、それ以降はゼロ行進。金農が10回に均衡を破り、その裏を吉田が見事に封じて初戦をモノにした。
吉田は10回5安打11奪三振での完投勝利。初戦から壮絶な試合を繰り広げたことで、魔界𝕏では「ある意味で秋田ファイナル」と大きな反響を呼んだ。
そして吉田は、この明桜戦の8回から築いたゼロ行進を大幅に伸ばしていく。続く大館桂桜と本荘戦で2試合連続完封。
大館桂桜戦では自身初の無四球完封、それも104球とマダックスに迫る省エネピッチングを披露している。
準決勝の秋田工戦は登板せず、ゼロ行進は決勝の先発マウンドから再スタート。惜しくも3回に2失点を喫して記録が途切れるも、ゼロ行進を23イニングまで伸ばした。
「先発したら必ず投げ切る」が信条の吉田大輝。
そんな兄譲りの気魄にとどまらず、体つきや投球フォーム、ひいてはルックスまでも兄を彷彿とさせるものがある。
お兄さんよりも下半身がしっかりしてるし、真っ直ぐも145キロやからスピードも申し分なし。あの夏が再び来るんやね!#吉田輝星#吉田大輝#金足農業
— keisuke (@keisuke85570781) July 13, 2024
pic.twitter.com/TrkMb1IMVk
もちろん兄の代名詞、侍ポーズも健在だ。
金足農・吉田大輝投手
— 白球の詩 (@Capu8a4V1V4KMWF) July 21, 2024
最終回のマウンドで「シャキーン」✨
甲子園でも金農旋風を!! pic.twitter.com/2uSOCsmz5W
TikTok上では6年ぶりに甲子園切符を掴んだ秋田決勝の直後から俄然、吉田輝星・大輝の兄弟コラボ動画の投稿が殺到。
シン・カナノウ旋風は既に場外で始まっている。
2024年夏季秋田大会成績
![](https://assets.st-note.com/img/1722284157324-SCz7I9ykdd.png?width=1200)
ヒットは打たれるが、四死球で自滅するタイプではない。兄同様、ランナーを背負ってから真骨頂を発揮してくれる。
ゆえに甲子園では、ピンチでの奪三振ショーも見られるはず。
根性から鍛え上げる金農魂が全国の強豪私学を相手に、どこまで通用するか。令和版カナノウ旋風の発動が、勝負の明暗を分ける。
吉田大輝:プロフィール
「よしだ たいき」2007年4月生まれ
秋田県潟上市出身
潟上市立天王中学校(あきた中央ポニー)
178cm81g 右投右打 MAX145km
公式戦デビューは1年夏
1年秋からエースナンバー
兄はオリックスバファローズの吉田輝星
甲子園2018準V投手:2018年ドラフト1位
吉田大輝:全データ
中学時代の自己最速は132km。金足農業に進学後の春季秋田大会でベンチ入りメンバーに選ばれ、続く夏の大会初戦で3番手として初マウンドを踏んだ。
惜しくも1点及ばず惜敗を喫しているが、決してホロ苦デビューではない。
6.2回を1安打4奪三振。ランナー2人を置いたワンアウトの場面でマウンドに上がり、難なく火消し役を演じてのけた。
結果2失点で敗戦投手となるも、自責点はゼロ。自己最速も140kmの大台に乗せ、むしろこの一戦で評価を高めている。
同時にシン・カナノウ旋風も、この一戦から口火を切った。
秋季大会で兄・吉田輝星以来の秋田チャンピオンに輝くと、翌春2月には自己最速も145kmまで到達。
兄譲りの成長力で、2年生にして秋田を代表する右腕へと上り詰めている。
ということで、まずは現時点での高校通算投手成績から見ていこう。
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