優しすぎは、やさしくないね。

どの界隈にも、絶対に1人はいるんじゃないかな。
何があっても仏か！ってくらいメチャクチャ優しい人。

テストで赤点取っても、「しょうがない、次があるよ」

単位を死ぬほど落としても、「大丈夫さ、次があるよ」

やべぇミスをしても、「落ち込まなくていいんだよ」

傷ついた心にそっと寄り添ってくれるそんな優しい人。
とってもいい人じゃん。

でもさ、優しくしすぎるのって本当の優しさじゃないよね。

別に優しいこと自体が悪いなんて言ってないよ。

普段は優しいけど、然るべき時に怒ってくれる人。
これが本当の優しい人。

どんな事があっても優しいのってさ
裏を返せば期待していないって事だよね。

親たちが、悪い成績を見た時に起こるのはナゼ？
それは期待しているから。

自分の子はやればできると信じているから。
だから怒るんだ。

あと、自分も似たような経験をして苦しんだから。
子供には同じような経験をしてほしくない。

つまりは相手に興味があるから怒るんだ。
相手のことが好きだから叱るんだ。

でも、常に優しい人はナゼ優しいの？
相手が悪い成績を取ろうがどうなろうが関係ないから。

そもそも興味ないから優しくできる。
なんの期待もしてないから優しくできる。

あと、相手に嫌われたくないから優しくする。
嫌われる覚悟がないから怒らない。

それって本当に、優しい人かな…？
だから時に怒ってくれる、叱ってくれる人は大事。

厳しくしてくれる人こそ、優しい人。
そういう人は、嫌われがちかもしれない。

それでも蔑ろにせず、大切にしてあげよう。
本当に相手のことを思ってくれている人だから。

　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　そしてオレは、ちっとも優しくない人