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エッセイ

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2019年2月の記事一覧

「人と自分を比べてもいい」と言われて考えてしまった…

人と自分を比べてもいい
というnoteを読んで、はたと考えこんでしまった。
表題の言葉は「他者と自分を比べなくてもいいよ」という「他者と自分を比べる」で追い込まれたメンタリティに対して愛に満ちた救済的な言葉がまたしても強迫観念をおび、そこから逃避するために、自己に根付いた「他者と比べる」に戻るという一周回った言葉のような気がする、笑。
なんとなく堂々巡りっぽい気がしなくもない。
そもそも人は「他者

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物語(魂)はたとえボクが死んでも人々に広がる。ましてや生きている今は、、、(ふいにサポートを受け考えたこと)

ふいにnoteからメールがくる。
思いがけず「サポート」のお知らせだった。
あまりに突然のことで驚き、戸惑う。
どうしよう、、、ただ好き勝手に書いているだけなのに。
ボクのnoteに「気づきがあった」というメッセージ。
じゃあ、、まあ、、いいかな。
素直にサポートを受けよう、と思った。
物語が広がったぁ、と感じたら、とても嬉しくなった。

noteにボクの思いを綴る。
それはボクの物語である。

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心地よさの実感

若干、中毒かもしれない。
依存症ではないと思うのだが。
傾聴である。
いつしか傾聴が心地よくなってしまった。
はて、他者の苦悩を聴くのが心地よい?
ちょっとマズイかな、笑
いや嘘だ。マズくなんかないさ。
聴き手のなかにはシンドいという人は多い。
そりゃそうだ、社会的にうまくいってない人の話を聴くのだもの。
社会人を熟している聴き手にとってはシンドくもなるだろう。
なにをウダウダとツマラぬことに悩ん

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言葉を超える感覚

始めに言葉ありき、か?
言葉をなくしては存在しえない、か?
分かり合うのも伝えるのも思索するのも、、、
言葉をなくしては困難そうだ。
とはいえ、、、
ホントのことは言葉のむこうに「ただ在る」のかもしれない。

少し前に“「存在」を確認しあう作業が、傾聴の本質”というnoteを挙げた。これは高橋和巳という臨床心理士がクライアントから教えてもらったとこと。
この言葉を読んで、あ、それはこういうことだっ

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彼女の悩みは

彼女は悩んでいた。
彼は悩みを相談された。
それはちっぽけでつまらない悩みだと感じた。
まったく悩む必要もないことだと、彼は思った。
彼にはすぐにアドバイスが浮かぶ。
それは的確で素晴らしいアドバイスだった。
彼は優しく親身になってアドバイスを伝える。
ありがとう、と言った彼女の言葉は乾いていた。
彼女はアドバイスに従うことができなかった。
彼女はそれからも悩み続けた。

相変わらず彼女は悩んでい

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