Hiromu Doi || 新規事業屋さん

企業や個人の物語を前に進めるモノガタリスト || 新しい物語を作る新規事業屋さん ||…

Hiromu Doi || 新規事業屋さん

企業や個人の物語を前に進めるモノガタリスト || 新しい物語を作る新規事業屋さん || freee新規事業開発 || これまで12の新規事業・サービスに関わる || スノーボード/サッカー/カープ/映画/漫画が好き || プロフィール:https://bit.ly/3dbCOvV

マガジン

  • ビジネスモデルを学ぼう

    世の中には秀逸なサービスやプロダクトがたくさんあります。 そして、そのビジネスモデルからはたくさんの気付きをもらうことができます。 そんな素敵なサービス達から色んなことを学んで生かしていこうというシリーズです。

  • 映画のある生活

    元レンタルショップ店員が紹介する、好みの偏った映画情報

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新規事業にはストーリーが必要だ

※この記事は2,973文字、約6分で読めます たまには自分の仕事と近いことを書こうと思います。 私は普段ベンチャー企業で新規事業の立ち上げをやっています。そして副業でも他社の新規事業企画や立ち上げ、事業推進を一緒にやったりしています。 そんな、新規事業に魅せられてどっぷりと楽しんでいる私が、色んな会社で新規事業に携わった中で感じた、成功する事業にあって失敗する事業にはない要素を、自身の経験を振り返りながら考えてみます。 「誰の」「どんな悩みを」「どうやって解決し」「ど

    • 顧客特定のための「観察」と「行動起こりの読み解き」

      ご無沙汰しております。 最近忙しすぎてアウトプットができていませんでしたが、たまには自分の考えを整理する上でアウトプットしておこうと思います。 今回は、新規事業立ち上げを担当する人なら必ず通る、ターゲット顧客の仮説設定や顧客解像度の向上に関わる、顧客の「観察」と「行動の起こりの読み解き」について、自分なりの整理をしてみようと思います。 初期顧客・ターゲットは誰なのか新規事業を立ち上げる時に、必ず通るのが「初期顧客・ターゲットは誰なのか問題」です。 多くの方が悩み、私自身

      • 新規事業の担当者が読んでおきたい本

        最近本を整理していたら、過去に読んで眠らせていた本を発掘でき、少し懐かしくも楽しい気持ちになった。 新規事業に初めて触れた時は、右も左もわからずひたすら本を読んだり、ネットで記事をあさったりした。 そんなことを思い出しながら、これから新規事業に触れる方、より深く触れる方に向けて読んでおいたほうが良いと感じた本を紹介する。 新規事業の実践論麻生要一さんの「新規事業の実践論」 まず、外せないのがこれである。麻生さんはリクルートの新規事業開発室長として、約1,500以上の新

        • 新規事業のアイデア出しの方法3種

          新規事業をやろうと決めた際に、まず話題になる事業アイデア。 新規事業のアイデアなんて簡単に浮かぶものではないが、やり方次第でヒントを見つけたり、着目すべきポイントを見出したりすることはできる。 これまで関わった新規事業や既存事業の成り立ちから、事業アイデアの考え方を検討する。 3種類の考え方まず、新規事業のアイデアを出す際の始点はどこか。これは大きく分けると3種類に分類できると考える。 1.自己の体験、経験を起因とする経験的動機 2.他者や外部の影響、世の中の流れから

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          新規事業の立ち上げにおいて重要な「当事者意識」の育み方

          ここ最近は、エヴァンゲリオン熱が巷で上がってきているのを肌で感じながら日々を過ごしている。 数年待ちわびているので、自分のことよりも気になるトピックだ。もはや自分事。ネタバレを見ないように日々必死で生活をしている。 自分事と言えば、新規事業は自分事化=当事者意識が非常に重要である。では、この当事者意識をどう持てばいいのか。どう育めばいいのか。 今日はそんなことを考えてみる。 新規事業を立ち上げるのに必要なWILLリクルートで新規事業室長を務め、現在は株式会社ニューズピ

          新規事業の立ち上げにおいて重要な「当事者意識」の育み方

          思い込みを捨てると新しい景色が見えてくる

          こんにちは。最近キングダムを読み直している土井です。 好きなキャラクターは王騎と桓騎です。常に相手の考えを読み、自分の手の上で転がしている感じがたまらないですよね。 先日、ゴミ出しの日なのでゴミをまとめようとゴミ袋を引っ張り出したら、ロール状のゴミ袋がくっついていました。こういうやつ↓ 私はこのゴミ袋使いづらいな~って思ってたんですよ。 何故かというと、一枚一枚切り分けながらゴミ箱にかけてたから。 でも、ゴミ箱から出すときに切り分ければいいのか、と思った瞬間、めちゃく

          思い込みを捨てると新しい景色が見えてくる

          六将制度がすごいのではない。先にすごい将軍が6人いたのだ

          こんばんは。ホワイトデーに自分で作ったチーズケーキが美味しすぎた土井です。 タイトルは漫画「キングダム」で、主人公の信が王騎将軍に「なんで六将になれたのか」と質問した際の王騎将軍の回答です。 制度がすごいのか、その人たちがすごいのか。これって現代でもよくある話だと思うんですよね。 今日はこの「制度ってなんだろうか」「制度が先か、実が先か」という部分を考えてみたいと思います。 制度作りが先か、実が先かそもそも、実力や実績、実際の力が無いところに制度を作った場合、その制度

          六将制度がすごいのではない。先にすごい将軍が6人いたのだ

          「新しい企画を考える」は誰にでもできる

          こんばんは。普通のシュークリームよりツインシュー派(ホイップとカスタードが入ってるやつ)の土井です。 今日は何かを企画しないといけないけど、企画とかどうすればいいのかわからん!って人向けに、私が普段新しい企画を出すときに使っている考え方を共有します。 事業を作る!とか、サービスを作る!など小難しいことだけで無く、会社の社内イベントだったり、遊びの企画でも使えるかも? それではいってみましょー 視点の持ち方3種の神器+考え方のフレームワーク2種まず、企画を考えるときのフ

          「新しい企画を考える」は誰にでもできる

          医師が競うべきは「手術の速さ」ではなく、「患者の回復の速さ」だ

          こんばんは。福山雅治(に憧れる人)です。果汁グミはブドウ派です。 ふと、以前にどこかで誰かが言っていた「医師が競うべきは手術の速さではなく、患者の回復の速さだ」という言葉を思い出しました。 世の中、医者以外にもそうつっこみたくなることって多いなーと思ったので、今日は自戒も込めて考えてみたいと思います。 ある整骨院の話みんな当たり前のように知っていて、考えている。でもなぜかできていない人や会社が多いもの。 それは「お客さんが求めているものを提供すること」 でも、お客さ

          医師が競うべきは「手術の速さ」ではなく、「患者の回復の速さ」だ

          セミナーを成功に導くのは話し手ではなく「事前準備」だよという話

          ここ数年でビジネス系イベントの形が大きく変わりましたね。 元々リアルで集まり、そこに集う人と発信者双方向かつ横方向の繋がりが持てることがセミナーやイベントの良さだと言われていました。 もちろんそのニーズは変わらないと思いつつ、WEBでのセミナーが主流となったいま、リアルでの実施以上に満足度が「コンテンツの質」に依存するようになったと感じています。 では、どうすればコンテンツの質を上げることができ、オーディエンスを満足させることができるのか。今日はそんなことを考えていきた

          セミナーを成功に導くのは話し手ではなく「事前準備」だよという話

          「スキルアップしたいから転職」は正しいのか

          「3ヶ月でWEBデザイナーに!」みたいな広告をよく見るようになりましたね。 こういったサービスが流行るということは、ビジネスマンのスキルアップ意識がいままで以上に高まっているんだと思います。 ここ最近面接でも「スキルアップしたいので転職を考えています」という方に出会うことが増えました。正確には前からいたんだけどその比率が上がった印象です。 なので今日は、「スキルアップしたいから転職」は正しいのかを考えてみます。 何のためにスキルアップしたいのかまず結論から言えば、転職

          「スキルアップしたいから転職」は正しいのか

          「余裕」のあるところを軸にしよう

          どうも、2日間更新をさぼっていた土井です。 ここ二日はスノーボードをしに行く為、更新をお休みしていました。今日は筋肉痛で身体が痛くて重いし、昼まで寝ているという体たらく。 でも、久々にアクティブな活動ができたのでリフレッシュできました。 そんなスノーボードをしに行って「昔と楽しみ方が変わったな」と感じるポイントがたくさんありました。 今日はその変化について「余裕」というキーワードで考えてみたいと思います。 お金の余裕が生み出す心理的変化私はスノーボードが大好きで、20

          「余裕」のあるところを軸にしよう

          漫画に学ぶ、新規事業での少数精鋭チームの戦い方

          なべはるさんが書いていた「歴代ジャンプ漫画の悪の組織 心理的安全性ランキング」という面白い記事をなるほどなーと思って読んでました。 この記事の中で、幻影旅団というハンターハンターの敵方の組織があるんですが、これが組織として素晴らしいという部分ですごく納得感がありました。(旅団大好き)そこでふと、「これって新規事業でも同じことが言えるな」と思ったので、今日は新規事業におけるリソース・組織の観点について漫画から学んでみようと思います。 新規事業は常に少数精鋭での戦い新規事業を

          漫画に学ぶ、新規事業での少数精鋭チームの戦い方

          テキストコミュニケーションにも温度がある

          今日はチームメンバーとオンラインランチをやったんですが、そこでの会話で「オンラインのテキストコミュニケーションで冷たく感じるのはなぜか」という話題になりました。 普段対面が会話していると「温かい人だ」とか「冷たい印象だ」など、相手の印象として感じる温度感があると思います。でも、在宅勤務が割と当たり前となったいま、テキストコミュニケーションにも温度がある、というのがみんなの気付きとなってきました。 そもそも、文字のやり取りに温かいとか冷たいという感覚を覚えることが不思議なこ

          テキストコミュニケーションにも温度がある

          毎日noteを1ヶ月続けてみて

          2月1日から毎日noteを書くチャレンジをはじめて早1ヶ月。 正直「今日はいいかな…」と思った日が2日に1回はありましたが、なんとか毎日書くことができました。 今日は1ヶ月やってみた結果と続けられた理由、今後どう改善していくかなどを振り返ってまとめてみます。 1ヶ月の結果まず、2月の結果が下記です。 ・記事数:28 ・PV:2,060(平均PV:74) ・スキ:179(平均スキ:6) ・コメント:4 メディアとしてもブログとしても大した結果ではないですねw 恐らくフ

          毎日noteを1ヶ月続けてみて

          「恋愛ドラマな恋がしたい」が面白かった

          今日はちょっといつもと趣向が違いますが、ABEMAの番組「恋愛ドラマな恋がしたい」略してドラ恋が面白かったので、なんで面白いのかな?という自分なりの解釈を深める意味でレビューを書いてみようと思います。 設定この番組の設定は男女4人ずつの計8人の若手俳優女優が集まり、毎回キスシーンを含んだドラマの撮影をすることで、当事者たちの間に恋心が芽生えるのか?というある種実験的な要素を含んだ恋愛リアリティーショーです。 毎回台本が用意され短編ドラマを撮る。毎回タッグを組む男女の組み合

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