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ダイレクト採用:効果的なスカウト文の作り方①

こんにちは。
最近きゅうりにハマってる小砂子こすなごです。
トマトと一緒に、ごま油と塩昆布で和えて食べています。
さっぱりしていて、食欲がなくても食べることができるのでおすすめです。
食欲ない時ほとんどないけど。

採用手法としてダイレクト採用を取り入れている企業が増えている中、
スカウト文の作り方に悩まれている採用担当の方を多くお見かけします。

そのため、2回に分けてスカウト文の作り方を解説していこうと思います。

ちなみに以下の資料をもとに綴っていくので、
「一気に読みたいんじゃ!」
という方はダウンロードしていただいた方が早いかもです。
私の読んで欲しいけど。


💡こんな人に役立つかも

  • ダイレクト採用がうまくいかない

  • スカウトを送っているが成果が出ない

  • 返信率を上げたい

  • ダイレクト採用の知見を深めたい

  • ダイレクト採用やってないけど小砂子の記事が読みたい

候補者の実情

そもそも転職候補者には、1日に100件以上の企業や転職メディアからのメッセージが届きます。
私は先週3回くらい平野紫耀からメールきました(ただの迷惑メール)
そのため、まず「スカウトメッセージを埋もれさせない」ことが重要なのです。

  1. いかにスカウトを開いてもらうか

  2. いかにスカウトを読んでもらうか

  3. いかに次のアクションに進んでもらうか

この3つのポイントを意識し、「返信率を高めるスカウト文」を作成していきましょう。
スカウトの返信率が高まる方程式は以下の通りです。

ここでは【ライティング】に穴が開くほど注目して解説していきます。

ライティング以外で悩まれている方は、無料で相談会を開催しているので、
以下のリンクからお気軽にご予約ください。

>>採用相談会の予約はこちら

効果的なスカウト文の構成とポイント

基本的なスカウト文のフレームワークは以下の通りです。
①〜⑥のポイントを分けて書いていくよーん

①件名

件名は、候補者がスカウトを開くかどうかの「キーポイント」です。
注目して欲しいのは文字数。
スカウトを開く前の画面上では、件名が途中で切れているため、伝えたいことは前半に記載しましょう。

「いい匂いがしますね。なのであなたが好きです。」
だと"好き"まで見てもらえない可能性があるので、
「好きです。なぜならいい匂いがするから。」
にするべきということです。
(絶対例えはもっといいのあったはず)

特に候補者の基本デバイスはスマホで、スマホはPCと比べて表示される文字数が少ないので注意です。be carefulです。
使用するスカウト媒体によって表示形式は異なるため、研究する必要もあります。

  • Goodな例

    • 【週3~4日のリモートワーク勤務可!】AIを活用した次世代配車システムの導入にチャレンジしませんか?
      →リモートワークという流行り言葉を入れることで、まずスカウト文 を読んでもらう土台に載せる。

    • 【会社名/ブランド名】最先端ロボティクス向けのクラウドシステム開発に興味ありませんか?
      →会社名/ブランド名の認知度が高ければ件名に持っていきましょう。ただしスカウト媒体によっては、会社名が件名以外の部分で最初から見えるものもあるため、使い分ける必要があります。

  • Badな例

    • あなたのプロフィールを拝見しました(株式会社✖️✖️✖️からのご連絡)
      →候補者に「テンプレ」だと感じさせてしまう、誰にでも当てはまりそうな件名はナンセンスです。

②本文(メール前半)

基本的に、候補者はすべてのスカウトの本文を最後まで読みません。
私の記事は最後まで読んでください(圧)
候補者がメッセージを開き、離脱判断をするまでの時間は【3秒】と言われています。
3秒という短い時間で「どこの会社」の「誰から」かを確認し、本文をサラッと見て、
「スカウトを最後まで読むか否か」を判断しています。
つまり、その3秒の間に候補者の心を鷲掴み、興味を持たせる必要があるのです。

  • Goodな例

    • なぜ「あなた」に声をかけたのかを冒頭で伝え、特別感を演出する。

  • Badな例

    • 挨拶と会社紹介だけで1ページが終了してしまい、それ以降わざわざスクロールしてまで読み進めたいと思わない文章構成。

③本文(中盤)

ポジションや仕事内容、求めるスキルについて記載する際は、いかに相手の欲求や働くイメージを駆り立てるかがポイントです。

パターン1:パーソナル情報に沿った情報でアピール
一般的な企業情報をアピールするより、候補者のプロフィールから読み取ったパーソナル情報の記載が効果的です。

<パーソナル情報:OKパターン>

  • どんな役割が期待されているのか

  • どんな待遇が得られるのか

  • メンバーがどんな取り組みをしているのか

<一般的な企業情報:NGパターン>

  • 企業、事業の紹介(調べれば分かってしまう内容)

  • 業績や今後の見通し

  • 企業のビジョン、ミッション

✅パターン2:ネットには公開されていない情報でアピール
ポジションを採用したい理由など、候補者のペルソナに合わせた、
「ネットには公開されていない」「あまり知られていない」
情報を伝えるのも効果的なアピールとなります。

<ポイント>

  • 「実は〜」から始められるような情報を伝える

  • 調べれば分かる、また幅広く知られている情報は控える

  • ギャップや意外性を感じられる情報を伝える

  • 求人票に載せている情報は控える

④本文(メール後半)

スカウト内容に興味を持った候補者は、自分でも情報収集に走ります。
候補者の行動を先回りし、読んで欲しい情報が掲載されたコンテンツへの動線を用意しましょう。

弊社の場合、そのポジションで実際に働いているメンバーのインタビュー記事や、動画のURLを記載しています。
私の顔ぱんぱん二重顎の動画なんかよく使われています。

⑤本文(クロージング)

クロージングは次のアクションの難易度をできる限りを低くしつつ、
そのアクションを促す非常に重要な箇所です。
ネクストステップを明確に示しましょう。

  • 行動に移しやすいGoodな例

    • 15分程度〇〇についてカジュアルにお話しませんか?

    • 以下のURLからカジュアルな面談をご予約いただければ幸いです

  • 行動に移しづらいBadな例

    • 面談の候補日をご返信ください

    • こちらのURLにアクセスしご応募ください

    • 職務経歴書をご送付ください

⑥文章量

候補者はスカウトをスマホで見ることが多いため、文章量や段落、見え方もスマホを意識する必要があります。
文章はスクロールしなくても全体像が見える、1ページに納めることが理想です。
最大でも2ページ程度に納めるようにスカウト文を設計しましょう。
文字数も多くしすぎず、400~500文字程度が最適と言われています。

スカウト文に関するおすすめブログ

物足りない方は読んでみてください。

スカウトメールの例文|返信をもらうコツや避けたい失敗も紹介

例文が載ってるので参考にしやすいと思います。

スカウトメールの返信率を上げる方法|平均値や下がる理由も紹介

返信率を上げるための方法は、こちらの方が具体的に紹介されています。

エンジニアのスカウトを成功に導く|主要なサイト6選とメールのコツ

エンジニア採用に特化!!!!!

まとめ

私もスカウトもらったり、作ったりしたことありますが、
やはり"テンプレ感のない特別感"は重要だなって寝ても覚めても思ってます。

スカウト文作った時の日記あるので、もしよければ読んでみてください。

ポジションごとにもスカウト文作成のコツがあるので、気になる方はぜひお話しましょう。
ご希望あれば、スカウト文の添削も無料で行なってます。

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ちなみに私が在籍している会社:株式会社ダイレクトソーシング

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