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2018年7月の記事一覧

R.I.P.

R.I.P.

丁寧に折り重ねていく 日々失われる今という季節。

折り紙で作った風船
水溜りに浮かべた笹舟
縁側から見ていた雨の日の記憶

遠くにあるものはいつだって美しいけれど、
遠くに行ってしまう前にその多面性に気づけたら。

感情は生ものらしい。
後回しにすればするだけ、本当に見えていた色は掠れて消え失せてしまう。

全てをセピアで染め上げてしまうには、
まだ諦めきれないし納得もいっていない。

あな

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birth.

birth.

今日は大切に思っている人の誕生日でした。
元からそこまでイベントや記念日を重んじる方ではないのだけど、
大人になるにつれ日々の忙しなさに気づいたら時間や季節が通り過ぎていることが多い。

誰かの誕生日も自分の誕生日も、
四季折々の移ろいや付随する出来事も。

立ち止まるきっかけは急にやってきた。
身体や心を壊してしまうと、全てが保留状態のまま自分の時間だけが止まってしまう。

日常の音に、生活の色

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真夜中の缶コーヒー。

真夜中の缶コーヒー。

私的夏の風物詩、
真夜中に部屋着のまま自販機に買いに行く缶コーヒー(またはジュース)
これ美味しい。

缶ジュースや缶コーヒーは元々あまり飲まないけれど、夏だけ異様に飲みたくなる。

というかきっと、
真夜中の眠りの空気の中へ きっと誰にも会わないからってラフなまま過ごす一瞬の感覚が好きなのかも。
そして涼しい風と、冷たいジュース。

それだけで満たされる気がしている。
月の下で私はまだ起きている

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