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1on1ミーティングの道具箱 - 第2回 プロのメンターが1on1のヒントとコツを紹介する新シリーズ 道具=意味 目的 ラポール 関わり方 テーマ 進め方 スキル
1on1 のヒントとコツをプロのメンターが1つひとつ紹介していく
「1on1 ミーティングの道具箱」 新シリーズ 第1章に入ります‼
「自分の思考やコミュニケーションのクセを理解する」
第2回のテーマは「自分の職場での日常を知る」前編
継続的に結果を出していくには、粘り強さが必要です。
この記事を読む「3分ルーティン」を
ご一緒に続けながら現場で実践していきましょう。
「1on1ミーティングの道具箱 」シリーズ 第2回
現在地
![](https://assets.st-note.com/img/1651063099197-6xhQnnEYLP.jpg?width=800)
はじめに
4/3/2022付「1on1ミーティングの道具箱」ご案内記事をまだ読まれてない方はご確認をお勧めします。理解が深まり、効果がより高まります。
・1on1の定義・目的・不可欠なこと ・このシリーズの目的・対象・効果 ⇓
4/24/2022付「1on1ミーティングの道具箱」シリーズ 第1回 序章は
これからいかに有効に進めていくか、使い方やスケジュールを含め
ターゲットに合わせた方針を示しています。より効率的、効果的に継続するためご確認をお勧めします。⇓
第1章
自分の思考やコミュニケーションのクセを理解する
1on1ミーティングの成功に不可欠な
・ラポール形成 (信頼関係)
・心理的安全性
その基礎、土台をつくるために
自分のコミュニケーションの傾向/クセを知る
前回の #1 "Quiz & FUN"
![](https://assets.st-note.com/img/1651145989424-ldIBMBuknD.png?width=800)
この問いを考えながら自身の態度や言動、
コミュニケーションの傾向をふり返る
自分の職場での日常を知る 前編
#1 Quiz & FUN 職場での自分を動物に例えると?で、
あなたはどの動物を選びましたか?
ゾウ?キリン?ワニ?サル?ライオン?…
会話/対話をする際にとりがちなコミュニケーションの傾向/クセ
どの面から、その動物に決めましたか?
1on1ミーティングでは、
相手との”対話”をうまく進めるために
まず自分自身をよく知り、理解していなければなりません。
自分を知ることから始めましょう。
人を引っ張っていくのが得意か?
謙虚に相手にコントロールを任せるか?
率直で自己主張がうまいか?
温かく気配りのある態度で接するか?
![](https://assets.st-note.com/img/1651590468176-uUV2P3T7Fu.jpg?width=800)
図「4つのコミュニケーション(会話/対話)の傾向」を参照しながら
読み進めてください。まず基本を理解しましょう。
コントロール
縦軸の線は「力」
もしあなたが相手に対して「力」を持ちたいなら、心理的に上位に立ちたいのなら、コントロールの傾向が高い。
フォロー
縦軸の線は「力」
相手に対して上位に立つより謙虚に後ろに控えているのを好む。
フォローの傾向が高い。
縦軸の線は「力」を示しているので、どちらが「力」をもちたいのか。
もしあなたが「コントロール」の傾向が高いのなら同じような傾向の人と
競うより「フォロー」の傾向が高い恭順な相手を好むでしょう。
もしあなたが「フォロー」の傾向が高いのなら「コントロール」の傾向が
高い決断力のある相手を頼もしいと感じるでしょう。
「力」の縦軸の関係では、お互いを求め合います。
コンフリクト
横軸の線は「感情、気持ち、意」
対立を恐れず率直に、直接的に発言する。
コンフリクトの傾向が高い。
サポート
横軸の線は「感情、気持ち、意」
温かく協力的。ときには相手との距離感をうまくとれない。
サポートの傾向が高い。
横軸の線は「感情、気持ち、意」を示しますので、
コンフリクト(攻撃)とサポート(協力)は対極にあたります。
縦軸の関係ではお互いに求め合うのに
横軸の関係ではお互いに反発し合います。敵意 vs. 好意
敵意はただ敵意を促すだけ。
![](https://assets.st-note.com/img/1651337792486-RdkuB8XAoA.png?width=800)
あなたは、どの傾向が高いでしょうか?
どの傾向にもそれぞれの良い面と悪い面があります。
お互いの関係を深め、コミュニケーションを快適に進める良い面もあれば
コミュニケーションを滞らせ、関係性まで壊してしまう悪い面もあります。
自分がコミュニケーションの良い面と悪い面をもつ傾向があるように
相手にも傾向があります。
人それぞれに傾向は違い、その時々の状況も違います。
重要なのは、適切なタイミングに、適切な傾向を使い分けることを
知っていること。
人は皆、この4つの基本的な傾向を生まれつきもっています。
それぞれの傾向を鍛える、修練する必要があります。
例えば、あなたはマネジャーならば、生まれつきの「サポート」
が高い傾向であっても、ときには、「コンフリクト」として、
相手をしっかり批判しなければなりません。
複雑な状況をうまく処理したり、
コミュニケーション(会話/対話)を円滑に進めたりするために
一本やりではない、成熟したコミュニケーションができる「道具」を
身につけた「フレキシブルなマネジャー」を目指しましょう。
1on1ミーティングの成功に向けて
あなたがいつもとりがちな傾向はどれか?
あなたがこれからもっとも取り組みたい傾向はどれか?
次回は、それぞれの傾向がどのように機能するかをご説明します。
次回のテーマ
柱 1
・自身の思考やコミュニケーションのクセを理解する
タイムライン
・1on1ミーティング開始前
・一人ひとりに合わせる
自分の職場での日常を知る 後編
![](https://assets.st-note.com/img/1651146461709-JTaFJy1Rur.jpg?width=800)
「あなたのコミュニケーションの傾向/クセで
うまくいかない面は何ですか?」
次回までに考えてみましょう!
with all of my thanks and friendship
※ # 1から# 5まで英語版記事を同時公開予定
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第3回「自分の職場での日常を知る」後編
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